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真言宗のお坊様

回答数回答 1
有り難し有り難し 7

不躾なお話になりますが、お許しください
私は単身者もうすぐ40になります。
福祉の仕事で、専門職として働いておりました。
10数年勤めておりました。やりがいはもちろんあるのですが、お役所仕事と言いますか、毎日の大人同士の人間関係を大切にしてその日を過ごす。そのような雰囲気があります。
ここ最近は無気力な気持ちに苛む事が多くなりました。これについては私生活における大きな悩みも要因でした。少しメンタルの不調が続いています。
今はまたチャンスを頂き、同業他社で働く予定で仕事開始を控えております。
経済的な事もあり、求人を読み漁ってました。その中でこれがやりたいという気持ちも一切湧かず、前職と比べたら給与も安く肉体労働系の仕事など今より条件が悪くなるものばかりです。
働く事は生活のためであるのだから自分の考えでは甘いと思います。
物事を思い詰めてしまうところがあり、何事も見通しが持てないと不安が強くなる特性もあります。
今までの仕事での充足感や必要とされていた感覚を捨てて、異業種に行く怖さがとても強くあります。
そんな中ここ数年、YouTubeなどでお坊さんの話を聴く機会を多く持ってました。
そして生まれ育った環境の影響もあり、真言宗僧侶に興味関心を持っております。
なぜ興味を持ったのかというのも正直なところ、仏教の先人達の教えを学び、自分の人生をより豊かにしていきたい。というのが大きな理由になります。僧侶になれば自分の精神的な弱さも含めて救われるのではないか?と考えました。人のために役立つ事は苦にならないのですが、反面人付き合いが得意ではありません。人間関係の疲れ、俗世から脱出したいというのもあります。
僧侶といっても宿坊へ就職する感じになります。
お坊様からこのような考えについて何かご意見頂きたかった事。
男性社会であるお寺(宿坊)での実際の業務や修行の話を伺いたく相談いたしました
私の勝手な想像ですが、お寺(宿坊)が僧侶としての道を支援して頂ける。これは一生仕える気持ちでそのお寺に就職という事を相手様も希望している。生半可な気持ちでは来て頂きたくない。というのが本音ではないかと思っております
次の内定が決まった福祉の仕事を長く続ける事が、今自分にとっての最適解と考えてはおりますが、この次はお寺で働きたい。とやはり考えてしまいます
何か方向性を示して頂けましたら幸いです

2023年4月27日 0:59

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

実際の宿坊に泊まってみては?

実際に宿坊に泊まってみてはどうでしょうか。
おそらく早朝からお勤めや法話、さらには瞑想体験などもできるお寺があるでしょう。
私は真言宗の僧侶ではないですが、昔、高野山の宿坊を訪ねたことがあります。
宿坊のお弟子さんが、ちょうどその日に泊まっておられた高齢のご婦人にお寺のことを説明されていました。
清々しい高野山の朝の空気。
世界遺産に相応しい聖地です。
現地のお坊さんに直接お話を聞いてみましょう。

2023年4月28日 0:16
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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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質問者からのお礼

ありがとうございます。
そのようにいたします

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