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上司について。どうすれば良いのでしようか

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社会人2年目です。
昨年7月から部署に配属され、メンターさんが付きました。配属前から一番苦手だと思っていた人で、隣の席に座っています…

細かい抜け漏れにも気づくなど凄いなと思うところもある一方で、威圧的、注意する時に鼻で笑いながら話す、突き放すような言い方をするなど、苦手だと感じる場面が多いです。隣の席ということもあり、距離が取れず、逃げ場がなく、常に緊張しています。

その結果、去年の7月から今日に至るまで出勤前は涙が止まらず、毎朝お腹を下しています。もうすでに2回、会社に行けない日があります。生理も遅れ気味です。

半年に一回ある部長との面談で、気分が落ち込んだり、体調にも変化があってこれ以上メンターさんと一緒にやっていける自信がないと伝えたら

色々な不安や失敗を全て「メンターさん怖い」に転換して、自分を保っているのではないか。メンターさんは扉を開いているけど、私が心の扉を開こうとしていないように見える。自分のことばかりに矢印が向いている。メンターさんと向き合う努力がまだまだ足りないのようなことを言われました。

また、部署異動をするという選択肢もありますが、より専門的になってくるので、環境も変わり、今以上に厳しくなる可能性が高いとも言われました。

部長からの言葉を母に伝えたら、乗り越えるというよりも自分自身の成長の為にも向き合うべき課題だと思うよとのことでした。

これを聞いて、色々なことを考えました。私が悪いのか。私が変われば上手くいくのか。努力すれば良いのか。石の上にも3年と言うので、この辛さも今我慢すれば多少は少なくなるのか。
だけど、約1年間、毎日のように気分の浮き沈みがあって、お腹が痛いという状態が続いているのに、これ以上に頑張らないといけないのか。このまま続けても、また会社に行けない日が来るのではないか。どうして、同じ同期や先輩たちはできていて、私はこんなにも苦しんでいるのか。

と頑張りたい気持ちはあり、今の部署でしっかりと一人立ちすればどの会社でも通用するくらいの仕事のスキルが身につくことも分かっています。成長できることも分かっています。
ただ、それを拒否している自分もいます。

このように堂々巡りで悩んでいます。
長くなり申し訳ございません。
どうか、これを読んで思うことを教えていただきたいです。よろしくお願いします。

2023年5月2日 20:58

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

速やかに相談して対応を求めましょう

拝読させて頂きました。あなたの辛いお気持ちがとても伝わってくる様に感じます。あなたのその思いを心よりお察しします。

正直あなたがどの様な状況の中でその上司のもとで勤務なさっておられるのか、あなたやその上司の方がどの様な性格でコミュニケーションを取られているのかわからないですけれども、あなたがその上司からのプレッシャーで大変辛い状況におちいり精神的にも限界に達しておられるのではないかと思います。
できれば速やかに人事部や管理部門の責任者にあなたのその辛いお気持ちや今置かれている状況や上司の方のあなたへの態度や言動をお伝えなさって対応を求めましょう。
詳細はわからないですが、今の状況であなたの心身が回復なさり安心して勤務なさることは無理だと思います。あなたにとっても会社にとってもマイナスでしかありません。単なる上司の自己満足やいじめや嫌がらせ行為の様にも感じますからね。
できるだけ早くに人事や管理者に通報なさり速やかに対応を求めましょう、そしてあなた自身の心身を先ずは休めていたわってあげて下さいね。

あなたは会社にとっても貴重な人材ですし、それ以前にあなたがその様なひどい状況で働くことを強要される必要ありませんし、あなたは先ず安心してお仕事に向き合う権利があるのですからね。

あなたがその様なひどい状況から脱却なさり安心なさってお勤めなさることできます様に、あなたが心穏やかに毎日を充実して生きていくことができます様にと切に祈っております。そしてあなたを心より応援させて頂きます。

どうか先ずあなた自身を大切になさって下さいね。

2023年5月2日 21:59
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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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心の健康も能力(才能)の一つ

たとえば、仕事ができなくて叱られてばかりでも、めげずに耐え続け、いつの間にか仕事に慣れてスキルアップできてしまう人もいます。
反対に、元々の能力は高いのに、何度か叱られたことをきっかけにメンタルヘルス不調になって、仕事の能力も低下して悪循環に陥る人もいます。
つまりは、心の健康も能力(才能)の一つなのです。
警察官や消防士の採用試験では、ペーパーテストだけでなく体力テストもあります。
職種によっては、頭の良さよりも心と身体の丈夫さが重要な場合もあります。
さて、あなたの今の状況を警察官に喩えるなら、犯人を捜し出す頭脳はあるが、犯人に襲われたときに制圧する技術や体力が足りない状況かもしれません。
心身の健康を含めたトータルの能力において、今の部署はあなたにとってキャパオーバーなのかもしれません。
まずは心療内科やカウンセリングを受診し、必要なら休むか、負担の少ない部署に異動させてもらうしかありません。
でなければいつか、警察官の比喩なら犯人に襲われて大ケガをします。
基本的に、仕事よりも健康や安全が大事ではないでしょうか。
追記
 上司に対しては、「嫌い・苦手」の色眼鏡で見てしまうと余計に嫌な部分ばかり気になります。
 「こんな上司にも可愛いところがある」という視点を意識した方が、心が和みます。

2023年5月2日 23:04
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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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