同期との付き合い方
私には、好きなのか嫌いなのか分からない会社の同期(同性の女の子)がいます。
その子とは、入社当初から今でもプライベートで仲良くしています。
一緒に遊んでいる時は楽しいですし、2人で旅行に行ったこともあります。
ただ頻繁に会話の中で、私が傷つくような発言が何度もあり、その度にモヤモヤしています。
例えば、私の父が他界してあるのを知っておきながら「うちの父も老けてさ〜」など人の気持ちを考慮しない空気の読めない発言が多いです。本人に悪気がないのか、故意に言っているのかは分かりませんが、私にとっては傷つく発言です。
しかし、傷つく発言をされても、遊んでいる時は楽しいし、悪い人じゃないからと付き合いを続けていました。しかしここ数年は、私は相手に悪気がないとしても、"許せない"と感じるようになりました。
そしてその同期が数週間前に私の部署に配属になりました。
部署といっても規模は小さく6人しかいません。毎日顔を合わせ、一緒に昼食を取る日々が続いています。
配属が決まった時は、一緒の部署になる嫌悪感がありました。しかしこれは仕事を奪われてしまうかもという嫉妬もあると思います。
数週間たった今は、顔も見たくない、話しをしたくないなどの感情が毎日続いています。
今までの心地良い環境が壊れてしまい、今まで仲の良い同僚が自分から離れてしまう…とすら感じます。
今まで私が積み上げてきたものを、土足で踏みにじられているような気分です。
社会人として、表面上うまくやればいい、と思いますが、フツフツと湧き出す感情が収まりません。
こんな情けない自分がとても嫌です。
今後、どんな心の持ち方をして接していったら良いでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
心の中で優位に立てると楽になるかも。
ご相談内容を拝読いたしました。人間関係の悩みはおそらく生きている限りはずっとつきまとう問題だと私は感じています。私は在家出身の僧侶ですので、若い頃から現在まで仕事での人間関係、友人との人間関係、先輩、後輩との人間関係などたくさん経験してきたつもりです。特にゆりさんのお悩みのように仕事での人間関係は大変ですよね。朝から晩まで、なんなら家族よりも長い時間一緒にいるのが仕事の仲間ですから、それを解決するには退職する、転勤するしかない、なんて言葉を耳にします。
でも、ゆりさんのように何一つ悪いことをしたわけでもない人が退職するとかは、違いますし、そう思っていらっしゃらないのは文面を見てもわかるので安心しています。
ゆりさんとその同期の子ですが、以前はプライベートで仲良くされていたとのことですから、その子といて楽しかった日々があった時の感情を思い出してみて下さい。その子の良い部分もたくさん見えていたと思います。
たしかに空気を読めないなどの部分はあるのでしょうが、そんな人はどこにでもいるので、傷つく気持ちはわかりますが、傷つく前にうまく流せるようになれると今後もそういう人が現れても、傷つかずにおれるかもしれません。
徐々にですが、自分なりの流せるテクニックを身につけられたら無敵です!みんなそんなに強くないので人それそれいろいろな方法で乗り越えているのだと思います。
ゆりさんは全く情けなくもないですし、一緒に昼食をとったり、少ない部署の中で波風を立てないように頑張っているのはとても立派で頭が下がります。今までの心地よい環境だって、自分で築かれたものであり、その同期の子が同じ部署に来たとしても、同じように心地よい環境にゆりさんは変えていける方だと思います。表面上うまくやるのは大切かもしれませんが、とてもストレスが溜まってしまうので、できれば根本から改善したいものです。
そもそも空気を読めないような人で賢い方は少ないように感じます。賢い方ならそんな空気を読めないような言動や行動をしないですからね、つまりそうなるとゆりさんはその賢くない同期の子を上手に自分が働きやすい環境を築くのに利用すればいいのでは。具体的にどうこうの前に心の中で常に優位に立つようにして考えてみてはいかがでしょうか。その早期の子がいてくれるからゆりさんが輝ける、そんな日が来るのも遅くはないと信じています。
合掌
それ、ちょっとキツイなぁ。
こんばんは。同僚の方との色んな感情でモヤモヤ、ということですね。
人と付き合うには、どこまでいっても他人なのですから、あなたの感情を全て汲んでくれる、というのは幻想です。何となれば、あなたも彼女の何か地雷を踏んでいることもあり得るのですよ。
そんなつもりはない、と仰るでしょう。でもそれ、相手も同じでは?
大概は、そんなつもり無く傷つけ、傷つけたことにも気づかないと想像します。ですから、あなたの悲しみを、少し表現されたら如何ですか。
例えば私も父を送りましたが、今誰かに「うちの父も老けて」と言われたら、「そうか。みんなそうだよね」と受け止めるでしょうけれど、それで傷ついたりはしません。でも貴女はそうじゃない。お父様への特別な想いが、特別な感情を呼び起こすのですね。
だから、言ってあげては如何ですか?「そう。私はもう父を送ったから、そのことを思い出して少し辛いわ」と。
それで彼女が理解し、その話題を避けてくれるようになるかは分かりません。避けて欲しいなら、「私、辛くなるからお父さんの話題はやめてね」と言うべきかも知れません。
彼女を全否定しているのではありません。一部セーブして欲しいだけ。お互い様になっていけば、「ただ楽しいだけの付き合い」より一歩深みのあるお友達になれそうに思います。
これは平成の初めに発見された「バカの壁」です。これをうまく乗り越えると、バカからも脱却です。
質問者からのお礼
釋 一之様
貴重なアドバイスありがとうございます!
たしかに良い面もたくさんありますし、もう少し目を向くていこうと思います。
心の強さですが、たしかにナイーブな面があるので、うまく流せるように人生経験を積みながら頑張っていきます!
ただ、今の環境は自分で作り上げたもので、これからも良い環境にしていただけると言ったお言葉すごく励みになりました。本当にありがとうございます!