外向的な人たちとの付き合い方
私はいわゆる根暗な人間です。
子供の頃から人と話すことがあまり得意ではないですし、気を遣いすぎてしまって疲れてしまうので自宅で一人で本を読んだり、ラジオを聴いていることが好きです。
そんな私でもありがたいことに仲良くしてくれる友人がいますが、友人たちはみんな明るくて大勢で集まるのが好きなタイプの人ばかりです。
彼女たちは自分にはない考えを持っていたり、刺激をもらえてとても楽しい反面、少し疲れてしまっている自分がいます。
友人たちも私が一人で過ごすことが好きなタイプということは分かってくれていますが、突然「今夜飲みに行こう!」と誘われるとなかなか心の準備ができません。
知り合ったばかりの頃は少し無理をしてでもなるべく断らないようにしていましたが、最近は心身ともに疲れてしまい仕事などを理由に断ってしまうことが増えてきました。
こんな自分を誘ってくれることはとても嬉しいのに断ってしまう申し訳なさや、付き合いが悪くなったと思われていないかという不安が強くなり、どうして自分なんかと仲良くしてくれるのだろうか、相手の貴重な時間を奪っていて申し訳ないと思うようになってしまいました。
今の自分の状況や気持ちを伝えればいいのかもしれませんが、うまく伝えられる自信もなく、どうすればいいのかわかりません。
もうすぐ29歳になるのにこんなことで悩んでいる自分も嫌です。人との距離をうまく保っていく方法をアドバイスしていただけますと幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
いつもありがとうと感謝を伝えるほうが、関係はもっと良くなる
ずっとあなたと付き合ってきた友人たちなら、きっとわかってくれていると思いますよ。
私もね、誘ってくれる友とのお付き合いに、なかなか都合が合わず、断る時があるのです。仕事だからという理由もあれば、最近疲れが溜まっていて、次の仕事の準備もしたいし、今回はせっかくの時間を自分の休息のために使いたいってね。
友達は「わかった〜またね〜」って、それ以上のことは聞かないし、いつものように接してくれるのが有難いです。
気を遣わないのが友達だからね。申し訳ないと思ってしまうのなら、ごめんねよりも、いつも仲良くしてくれてありがとうねって、感謝を伝えるほうが、関係はもっと良くなると思うわよ。
自分の気持ちに正直でいいですよ
拝読させていただきました。
29年間生きてこられた性格は変わることはなかなかないと思います。
やはり、かにさんのお気持ちは同じ境遇で育ち、同じ感覚を持ち、同じ性格、人格でないと100%理解されることは難しいですよね。
それを踏まえて、かにさんのお気持ちを無視した勝手なことを言うつもりはありません。
今のお友達は優しいし、できる限り大切にしていっていくといいと思います。お友達ができないで悩んでいる人もたくさんいますからね。幸せ者だと思ってください。
ただ、だからといってその人とずっとつるんだり、合わせて遊びに行ったり、自分の心を押さえ込んで付き合うのは違います。
友達と遊んでストレスになってしまっては、友達の良さも半減してしまいます。
焦らないで、ご自分のお気持ちに素直に従ってみてください、必ずかにさんに合うお友達もできると思いますし、今のお友達との上手な付き合い方もできてくるかもしれません。
かにさんの素直な気持ちをどこかのタイミングで伝えてもいいかもしれないですね、もちろん相手のことを尊重し、感謝の気持ちをしっかりと伝えながらです。
一緒に悩み、考えてくれるのも友達です。友達だって、相手の気持ちを全部わかることなんてまずないですし、なんなら話してくれなければわからないことだらけです、お互いにね。
友達といて楽しい時もあるわけですし、友達もかにさんが好きだから誘ってくれるわけです。そこに嘘はないと思います。
自分の人生ですから、かにさん自身が有意義であるように、自分に正直に生きたほうがきっと後悔しない人生を送れる気がします。
あまり深く悩まないで、楽しい日々を過ごせるように、上手に付き合っていきましょう。
相手に合わせて自分を変えるのも大切ですが、何でもほどほどにしないと、疲れちゃいますからね。
それでもまだまだ悩んでしまうようであれば、いつでも、どんな些細なことでもお気軽にご相談くださいね、かにさんが早く悩みがなくなることを切に願っています。
合掌
質問者からのお礼
やさしいお言葉をありがとうございました。一人で考えているとついネガティブになり、卑屈になってしまいがちなので嬉しかったです。
自分から友人に相談したり悩みを打ち明けることが今までほとんどなかったので、これも人生経験の一つかな?と思い少しずつ自分について開示していけたらと思います。
そして、こんな自分と仲良くしてくれることに感謝しながらほどよい距離感を見つけていきたいです。ありがとうございました。