加害者であることを忘れないようにしたい
こんばんは、今回私が相談したいことはわたしがまだ楽になろうと考えていることです。
前回私はハスノハに「許されたい気持ちを消したい」ということを相談させていただき、お坊さんたちのアドバイスを受けせめて同じことを二度とせず、よいことをしようと考え生きてきました。けれど自分が良いことをしたと感じたのと同時に「私は加害者でありながらこんな良いことをしている」と考えていることに気付きました。
結局自分大好き人間にかわりなかったんです。許されたい気持ちを消したいって言いながら許される行動を探しているし、この質問も反省し罪悪感を抱え苦しみながら生きている自分に酔いたいだけだと思います。
自殺して逃げたくありません。素直に自分の罪を認め、自分は加害者と自覚しながら生きるにはどうすれば良いでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたの心の中に様々なことがあります
拝読させて頂きました。
あなたは過去自分がしてしまった罪をとても後悔なさり反省なさっておられるのですね、そのことを許されたいと思ってしまう自分がいるのですね。そんな自分から決して逃げずに素直に罪を認めて加害者として自覚なさっていきたいと思っておられるのですね。あなたのそのお気持ちはとても尊いものです。あなたのそのお気持ち心よりお察しします。
今私は東京都内の地下鉄に乗ってお盆のお参りをしております。私の座っている向かい側ではある若い女性がとても厳しい顔で睨んでいます。おそらくその人の心の中では様々なことが思い出されている様です。その思いの中には怒りや憎しみやうらみや殺意が渦巻いているかもしれません、そして深い罪や心の傷が刻まれているのかもしれません。
そしてその後しばらくするとその人のお隣に座っているお友達とニコニコしながら和やかに会話なさっています。先程なさっていた罪深い表情などなかったかの様な変貌ぶりです。
おそらくその人は私が見ていたことなど全く意識していないでしょうし、全く気づいてはいないでしょう。
ほんの一瞬の刹那の中で私達の心とは移り変わりゆくのです。
その人の心のあり様は私自身の心のあり様でもあるのです。
あなたが自らの罪を認めて深く懺悔して心から謝罪し、悪しき行いをなさらない様に心がけ、善きことをすると心がけていくことはあなたの人生そのものです。
どうかその様な自分を大切になさって下さいね。
あなたはこれからも様々な出会いや経験を積んでいかれ様々な思いを積み重ねながら人として成長なさっていくのです。
あなたがこれからの未来をあまた素晴らしい出会いに恵まれながら人として健やかにご成長なさっていかれます様に、善きこと行いを心がけながら心から豊かに充実した人生を歩んでいかれます様に切に祈っております。そしてあなたを心より応援させて頂きます。至心合掌
質問者からのお礼
回答していただきありがとうございます。私は悪いことをしたことに気づくのが遅く謝罪するにも今更だし自分のエゴしか詰まってないしで葛藤しています。でもそれを自分の意思でしたのだし苦しむのも当たり前なので楽になる考えを探さないように頑張りたいと思います。本当にありがとうございました。