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この世界に一切の希望も持てない

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有り難し有り難し 22

戦争、災害、温暖化による気候変動で近々地球は人間の住めない星になります。
少子化対策予算がサッカーの試合観戦の優先権に使われるなど、見当違いな政策ばかりが乱立し、生活は苦しくなります。
普通に働くより生活保護を受けたほうがマシな時代です。誰もが嫌々働いているから、誰かをいじめないと社会が成立しなくなっています。みんな、自分の不幸を誰かのせいにしたいとしか思えなくなっています。
貧困に対する意見が「ウインナーより普通の肉の方が安いのに」とか「節約レシピ!」とか、この国には困窮者を助けようとする気持ちが一切ありはしません。
人間が動物であるという事実に嫌気が募る日々です。どれだけ自分を削って世界に合わせても、まだ足りないと言われるだけの人生。世界は私のことを考えてなんてくれないのに、どうして私は世界のことを考えなくてはならないの?我慢しなさいと言うだけなのに、どうして私の話を聞く我慢はしないの?帰ってくる答えはいつも「お前が悪い」「お前の考え方に問題がある」なるほど私が全部悪くて世界が全部正しい。じゃあなんでこの世界はこんなに不幸なんですか?
機械的に振る舞って社会的な動物を演じて、でも世界はそんなの関係ないとばかりに破滅への道を転がり落ちてゆくばかり。誰にもこれを止められない。人類をまとめて抹殺するしかもう道はない。地球のためには一刻も早く人間は死滅するべきなのに、のうのうと生きていていいのか不安になります。
自分の人生があまりにも辛いから未来への希望を持たないように生きていたら、本当にそんな世界になってしまいました。こんなこと言ったって仕方ないのに、自分一人で抱えるには辛すぎました。解決策なんてないから黙っていたほうがいいことなのに。
「自分以外の人間が幸福で、自分が不幸を見て見ぬふりすれば、この世界から不幸はなくなる」今までの人生の中で、世の中から求められているのはこういうことだと学びました。お前の不幸なんて知ったこっちゃない、お前の心なんて知ったこっちゃない、ただ世界のための奴隷になれ。そう求められてきました。
まあ、それでも生きていられることに感謝すべきなのでしょうね。誰も私が生きていることに感謝してくれないのに。「ありがとうございます」「申し訳ございません」しか言えない機械にならなきゃ生きられないんです。だから生きているのが嫌いです。

2023年7月20日 17:27

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

足元を見ましょう

世の中の問題や世界の問題、自分や身近な人に降りかかってくる不都合に気を取られていると、目の前の幸せを見落とします。

暑い日中ですが日陰に入りそよ風が吹くと、涼しさが全身に満ちてきます。麦茶でも飲めば幸せ倍増です。
育てていた朝顔の花が咲く。
隣の家のカレーの香りがする。
どうでも良いと思っていることが実は幸せなんです。
いま、身体のあるここ、で起きていること、事実が幸せだということに目を向けないと、足元が疎かになったまま、不安という妄想に振り回されることになります。

1人の人間ができることには限りがありますが、身近な人に影響を与える活動をすることもできます。身近な人のために、笑顔を振り撒くことも慈悲の行いです。

2023年7月20日 18:46
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有り難し
おきもち

禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺副住職。 悩みを吐き出す事で、ちょ...
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一匹一匹の細胞は不幸か

単細胞生物も立派な生物ですよね。
だとしたら、私たちの身体の組織を構成する細胞一つ一つも、人間の身体という組織に属してはいるものの、一匹ずつの生物と言えるかもしれません。
「私」は貧乏でも、私の皮膚の細胞には今日を生きる栄養が足りている(細胞基準では満腹で幸せ)かもしれません。
つまり、細胞一匹一匹は意外に幸せかもしれない。
細胞一つ一つの寿命は短い。
ということは、私が貧乏でも、私の細胞のほとんどは見事に無事に天寿を全うしている。
同じ考え方で、この国や地球がいずれ滅びるとしても、「今・ここ」に生きている私たちは、意外と幸せかもしれません。
ということで、単細胞生物の集合体としてこの肉体を見てみましょう。

2023年7月20日 22:26
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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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質問者からのお礼

ありがとうございます。
少しだけ落ち着きました。

今日は気温こそ高かったもののここ数日と比較すると湿度は低く、まだ過ごしやすさのある気候でした。
まだ生きています。
現実を見なければならない、社会のことを知らなければならないと暗いニュースばかりが目に入り、すぐにこの世界を変えなければならないという焦燥感と、明日生きていられるかわからない不安、絶望感に満たされすぎていたような気がします。
安心して眠ることはまだ難しいと思いますし社会への不信感は消えることはありませんが、とりあえずは美味しいものを食べることがまだ許されていると思ってよいのですね。

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6470613

やっぱりこの世界はもう棺桶でしたね。

「自分・人生に絶望しています」問答一覧

楽しかった過去を思い出してしまい苦しい

初めて相談させて頂きます。 文章の構成などめちゃくちゃだと思いますがご容赦ください。 私は20代、社会人の男です。 タイトルにある通り、楽しかった過去を定期的に思い出してしまいその度に苦しくなってしまいます。 きっかけはいろいろあるのですが、昔の友人から連絡があった時や、ふと過去の写真を見つけた時、はたまた仕事で辛いことや受け止め切れないことが起きた時などにそうなることが多いです。 前者であればまだ「あの時はいろんなことがあったなぁ」とポジティブに懐かしむことができるのですが、後者の場合(仕事で辛いことがあった時など)が非常に厄介です。 もともと私は要領が良い方ではなく0から物事を考えることも苦手なのですが、今の仕事では覚えることや考えることが非常に多く、いつも上司に怒られてしまいます。 いつも迷惑をかけてしまっているな、と落ち込む毎日です。 普段はなんとか自分なりに前向きに取り組み心もリカバリーできるのですが、 自分の中で限界になると「昔は楽しかったなあ」などと現実逃避してしまいます。 それがタイトルにも書かせていただいた状態であり、今まさに陥っている状況です。 こうなると目の前の物事に向き合う事も難しく、具体的には過去のメッセージのやりとりや写真などいろいろ漁ることに夢中になってしまいます。 しまいには、「なんとかあの頃にもう一度戻れないだろうか」と本気で考えてしまいます。それは絶対に無理だとわかっているからこそ、とても苦しくなるのです。 結婚しており趣味も楽しめているため、プライベートは充実していないわけでは決してないと思うのですが、どうしても仕事で辛い状態が続くとそういったドツボにハマってしまいます。 こういったときに私はどう向き合うべきなのでしょうか? 人間誰しも過去を懐かしむことはあると思うのですが、皆様はどう向き合っているのでしょうか? 今は将来どころか目の前も見えず、ただ過去に固執してしまっている状況です。

有り難し有り難し 4
回答数回答 2

普通の家庭への羨望、前向きにがんばれない

あまり一般的とは言えない家庭で育ちました。 親は共働きですが父親が働いたお金をすべてギャンブルに注ぎ込むため、生活費や学費がなくなり子どもの私や姉が高校に入学すると同時にバイトを始め母と一緒に生活費を工面する生活でした。高校卒業時に全部自分で責任を背負うことを決め家を出て、大学に進学しました。そして海外の大学院に進学し今に至ります。 現在私は30歳になり、海外で自分がずっとやりたかった仕事ができています。 それは子どもの頃からの地獄のようなアルバイトの生活とこれからの奨学金の返済義務を犠牲にやっとこの場所に立てているのです。なのにただ何もかも用意された環境で育ち、困ったことがあればすぐに頼れる実家や家族がいて、お金の心配をする必要なく日々を前向きに過ごせている周りの友だちが羨ましくて仕方ありません。 その上「逆境こそがんばらなきゃ!貧困を努力で乗り越えた人たちはたくさんいるよ!」「もっと賢い方法でお金を稼ぎなよ」と子どもの頃から何不自由なく育った人たちに言われても、素直に受け取れません。 周りからがんばれと言われても、そもそも子どもの頃から全部自分で稼いできた人が存在すること、親に頼れない家庭が存在することを知らない人ばかりで実際私の立場は誰にもわかってもらえないことと、周りとのスタート地点の大きな差をただただ思い知らされて心が折れそうです。 「確かにあの時もっとかんばれたんじゃないか?あの時少し怠けていたんじゃないか?」など自分の技量不足や努力不足も疑い始めました。でもこれでも立ち止まらず、立ち止まれずに心と体をぐちゃぐちゃに壊しながらも今まで一生懸命やってきました。 これからももっともっと前向きにがんばってお金を稼がなければなりません。それなのに私は今も周りの生まれた環境を羨み、比較して、なぜ私は今までもこれからもこんなに苦しまなければならないのかと絶望してしまいこれ以上がんばれないままでいます。 周りとの生まれの違いを気にせずに、どうやったら前向きにがんばれるでしょうか?

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回答数回答 1

習い事を辞めるか悩んでます

10年以上同じ習い事をしています。 ですが4年前不登校になったことにより途中行けなくなり、ここ数年いやいや行ってはいますが毎回のように親ともめてしまいます。 行く日が不定期なので日にちが覚えられず、言われてもメモすることを忘れる事もありそれで"行きたくない""行きなさい"の口論を毎回してしまいます。 でも、なんだかんだ行きたくなく泣いても行ってました それはだいたい行かなかったら何千円払えよと言われてたからです。 そのような言葉が出るのは払ってもらってる以上当たり前ですし行かない・覚えられない私が悪いので仕方ないことなのですが、毎回このくだりをやっていると疲れてきちゃってほんとに体調悪くていけない時もあるのに行かされてどんどん完璧を求められてるんじゃないかと感じ始めちゃって、なんで完璧な人間じゃなきゃ続けちゃいけないの?なんで完璧な人間じゃなきゃ挑戦しちゃいけないの?と悲しくなっちゃって… 今日その習い事ホントに無理で休んじゃって… 家族も怒っちゃって謝っても話しかけないでも言われてしまって… もうこの感情どうしようもなくて、悪いのは私だけど話を聞いてもらえないし私の頑張ってる(行ってる時)は見てくれないと感じてしまっています… だからこんな数年完璧を求められて泣くなら辞めようかなって思っちゃって… でも、いやいや行ってると行ったのですが行くのが嫌なだけで習い事自体は好きで10年以上も同じ先生に習っていることもあり辞めにくく…一時な気持ちの悩みもあると思いますし、やっぱこんなに引きずるならパって辞めたほうが良いものなのですかね…親には申し訳ないんですけどこんな私でもやっぱ続けててもいいのですかね…

有り難し有り難し 2
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どこで働いてもうまくいかないです

福祉施設で働いていましたが責任の重圧から辞めてしまい、今はまったく違うアルバイトをしていますが、要領が悪くバカにされているように感じます。 うわべだけはうまく行くのですが、深く人と関わることになると避けてしまいます。 以前の職場では雑談が苦手で人の顔色ばかり気にして自分の意見がないイエスマンでした。 福祉の相談員をしていたときも資格をいくつか取り自分なりに頑張ったのですが、仕事を一生懸命しても人とフランクに関わらず、ういてしまっていた気がします。 なのに相談員の仕事をしていたのは向いていなかったのかな、とも感じています。「ありがとう」と言われることはありましたが… その反面、私はできるはず、人に尊重されるはず、という身勝手な思いもあって自分にダメ出しをしてしまいます。 まず他の人のことを思いやれる人に幸運はやってくると思うのですが、自分の利ばかり考えてしまい、汚い人間だなとも思います。 この生きづらさは私の生育歴によるものだと思い、アダルトチルドレン のセミナーやカウンセリングも受け、変わりたいと切望しています。 後輩や孫がいるような年齢でそんなことを言っている自分が情けないです。 経済的な面からも次の仕事をきちんと探さなければならないのですが、今の自分ではどこに行ってもうまくいかないだろうと思い、不安でしかたありません。 年齢を重ねてしまった焦りもあるし、私の人生は失敗だった、と情けなく感じています。 家もわけあって叔父叔母などの親族といろいろあり心安らげません。 交際中の彼がおり、叱咤激励してくれますし、ありがたいとも思っています。けれども迷惑をかけそうですし、こんな自分では見合わないとも感じています。 わたしの生きている意味もわからず、いなくなってもいいかな…とさえ思います。 けれども生きなくてはいけない。 どうしたら明るくのびのびと人と関わり、仕事や人間関係がうまくいき、晴れやかに生きることができるのでしょうか。

有り難し有り難し 6
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絶望から立ち直る術を知りたい

昨年10年以上付かず離れずお付き合いしていた方とお互い再婚同士で結婚しました。 子供も成人し、これから一緒に住む家を購入しようとした矢先、夫が突然行方不明になりました。お互いの夢を詰め込んだ家は住宅ローンが中途半端なまま連帯保証人の私に請求がきています。1人でローンを組み直すにも収入が足りず弁護士さんに売却の方向で話を進めて頂いている状態です。 行方不明のまま数ヶ月経っており、安否も分かりません。 結婚を熱望していた彼が何故いなくなったのか。いなくなってから分かったのは私にたくさんの嘘をついていた事。変わっている人だとは認識していましたが、個性だと思い納得するようにしていました。優しく良いところもあったからこそ長く続いていたと思いますが、10年近く自宅アパートに入れてもらえなかった事や、引越し予定だった自室には鍵を付けたいなど理解できない事も多く、最後にこのような多くの人を巻き込んだ裏切りをされ、再婚を心から喜んでくれていた両親を傷つけ、恨みや怒りというよりただただ困惑して心の整理がつかず鬱状態から抜け出せません。 自宅が思うように売却出来ない場合には自己破産することになります。これまで結婚後や老後の為に貯めていた貯金はほとんどなくなり、社会的信用も失います。年齢的にも若い訳ではないので、絶望感に苛まれており毎日何のために働いているのか、何のために生きているのか分かりません。 心配してくれる周りからは、好きな事や趣味で気晴ししたらとも言われますが、インテリアに関する事が趣味だった為、虚しくて苦しくなります。 老後1人で生きていくのが不安だったから決断した再婚が、自分を窮地に陥れる事になってしまった私の間違った判断力、スピリチュアルな事に傾倒してしまいそうなこころの弱さ、ただでさえ精神的に繊細でストレスを抱えやすい私が今後女1人で強く生きていく為に、どういった心待ちでいれば良いかお教えください。

有り難し有り難し 3
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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ