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人として母を許せない

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有り難し有り難し 28

父が一年弱入院し先日亡くなりました。母は色々な嘘や猿芝居をし、私が父に面会しないようにコントロールしていたことが、父の死後発覚しました。父は家族の中で私だけは心を許していて母も十分認識していました。
危篤も知らされず死亡の連絡のみ、通夜も来ないように仕向けられるなど尋常じゃない母の行動に急激に不信感がわき、自分なりに調べ母の本性を明らかにしました。
書ききれないので経緯は割愛しますが、母は父の貯蓄ほぼすべて自分名義にかえ、父が何か私に託さないように危篤の父に私が会わないように遠ざけていたのです。
かなり昔から母の手中に財産を集めていて気弱な父は母に歯向かう気は更々なくあきらめていました。父の死後わかったのですが、母は鉄壁と言えるくらい完璧に自分名義に財産移動していました。私を危篤の父から遠ざけなくても何も心配ないくらいなのに、とどめをさすように父と私を引き裂いていました。
父が入院してから最後まで会えず、感謝の気持ちを伝えることができなかったこと、父がどれほど私に会いたかったかと思うと、母が心底許せなく憎しみが押さえられません。
母がこれほどまでに守銭奴であったこと、父の最後をここまで冒涜する程ひどい人間であったことが見破れなかった自分への後悔など気持ちが渦巻きます。母の人間性への漠然とした不信感はあったものの、娘に父の危篤を知らせず大したことのない財産のためにここまでするなんて全く想像しておらず、短い間に急激に母の本性の卑劣さに気づかされた状態です。
母が唯一名義変更できなかった実家の半分の父名義分を、姉や母方の叔父までよってたかって、私に相続放棄を要求し姉に譲るように迫られました。
母や姉と心底縁を切りたいです。ちなみに家は古いマンションで並みの財産です。資産家とかそんなものではありません。母への恨み、父や自分への後悔、心の持ちようや心の整理に難しさを感じ質問させていただきました。どうかよきアドバイスをよろしくお願いいたします。

2023年9月4日 4:11

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あなたは、お父さんの子です。それを誇りに。

お父さまのご往生、謹んで哀悼の意を表します。
プロフィールも読ませてもらいました。
あなたが、真相を知ったとき、どれほど悔しく情けなかったことかと思います。残酷だわ…憎くて仕方がないですよね。

夫を邪険に扱う理由があったのかもしれませんが、お母さんの行為はあまりにも乱暴であり、お父さんと あなたの意思を無視した裏切りですね。こんな人が母親だなんて…。

大切な愛おしい人の弱っていかれる姿のそばにもいてやれず、触れることもできず、何の言葉も想いも伝えることが叶わなかった。大切な時間を、意図的に奪われた。こんな理不尽なことはありませんよね。あなたの悔しさ憎さは、いかばかりかと思います。

お母さんは、被害妄想もあるのかなと思ったりしましたが、計画性からしても、子(あなた)に対して歪んだ感情をもっておられます。相続放棄も脅迫してこられたようなものです。

あなたの安全と、お父さまの名誉を守るためにも、お母さんやご家族と距離を取りましょう。
今後、お父さまの供養も、なさらないような気がします。ですから、あなたが大切に手を合わせて参りましょう。お父さまを想い、出来ることがありますよ。別のお寺で構いませんので、お父さまを弔ってさしあげましょう。手を合わせて生きることで、何が大切で、どんな生き方をしたらいいのかが見えてきます。

恨むのは仕方がない。怒りが収まりませんよね。でもそれが生き方になってしまったら、お母さんと同じです。
あなたは、お父さんの子です。それを誇りに。

私もこちらから、お父さまを想い、手を合わせます。
合掌

2023年9月5日 0:42
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有り難し
おきもち

はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として...
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質問者からのお礼

丁寧なあたたかいお言葉をありがとうございます。

自分の心の持ち様とともに、第三者の方から見て、母のした事がどのように受け止められるのかも伺いたくて初めてこちらに相談をさせていただきました。

母のしたことがどれほどひどいのか言葉にならないくらい共感してくださっているのが伝わってきました。いま私が抱いている憎しみは当たり前に抱いていいんだと思えました。
読ませていただき、手を合わせて父を思い目を瞑ってみました。合掌すると父とまっすぐに繋がって、母の存在が徐々に小さくなるように思えました。
父は無念だったと思いますが、私に本当に大切なものを最後に教えてくれたと思っています。身近な人を大切に思う気持ちが心の底から沸いてきて、特に主人には今まで口にしたことのない感謝の気持ちを素直に伝えることができました。
いつまでも父を思う気持ちを持っていたいし、持っていれば自分は幸せになれる気がします。
父の遺骨を母にはまかせられないと一時はこちらでと思っていたのですが、母は納骨先は決めているようで、母の本心は信用していませんが、最後の最後はまともに行うと信じて様子を静観しようと思います。滞りなく納骨されたら私は私だけでお祈りに行くつもりです。
母への憎しみに辛くなった時は合掌して気持ちを整理したいと思います。

父の存在に向かい合うことの大切さを改めて教えてくださり、先へ進む道しるべとなりました。あたたかいお言葉を本当にありがとうございました。

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