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生きるのがつらい、未来への不安。

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34歳ですが子供を欲しくなければ、今のところ結婚願望がありません。しかし、祖母にしつこく言い寄られ喧嘩する日々です。

なにかにつけて、「結婚したらそんな事やっていてはいけない」とうるさいのです。
祖母にとって、結婚しないのは恩を仇で返すようなものらしいです。その為結婚願望が無いことはまだ伝えていません。

今祖母と同居していますが出て行きたいと思うようになりました。しかし、一人暮らしとなると諸事情で転職しなければなりません。こんな年齢ではもう手遅れではないかと意気消沈しています。

いろんな環境が変わることへの恐怖、重圧で怯えてしまいます。

苦しい過去があり、ここまで生きてはきましたが、もっと上手く生きたかったと悲しい気持ちでいます。普通の人生を歩みたかったです。酷い時にはさっさと消えてしまえと思ってしまいます。

生きるのが辛いです。怖いです。
未来が明るく見えません。

2023年9月7日 17:50

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

よくサバイブしてきましたね。

にん 様 相談ありがとうございます。

苦しい過去に耐えてあなたはここまで来ましたね。よくサバイブしてきましたね。
あなたが生き辛く、もっと上手くいきたいとか、悲しいとか思うのは、あなたのせいではありませんね。自分を傷つけることも、自分で選んでいるわけではないのです。あなたに責任はありません。あなたが悪くないのです。
そして、ご祖母様の言動も、あなたにとっては負担になっていて、自分の行動を制限されているようですね。それもあなたのせいではありませんね。そう思っていいのです。

そして、もし、自分に思いやりをもって、自分を見つめて、勇気をもって行動できるとして、何の制限もなかったとしたら、あなたはどんな人生を歩みたいのですか?
この問いを考えて、はっきりとしていなくても、何となくでも、こんな感じで歩んでみたいと、思うようになって、実際に行動するとしたら、それはあなたの責任ですが、自分で決めた自分の人生は辛いことがあっても、むしろそれは糧となって、
自分の人生を歩んでいると自信を持てることになるでしょう。
そこにはご祖母様もご両親も関係がないことになるでしょう。

でもその思いを持つことに難しさを感じるとしたら、自分に思いやりを向けることが難しいと言えるでしょう。自分に思いやりを向ける、自分を優しさや温かさで包み込む、そして心の平穏を感じてみる。そんな体験を重ねてみることが、段々と自分の勇気を育てて、自分の人生を歩むことに目的が行くようになるでしょう。

つまり、自分に思いやりを向ける。心の温かさを感じてみる。心の落ち着きを体験してみるそんなことを考えてみてください。きっと役に立つと思います。
参考にしてください。一礼

2023年9月7日 21:38
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