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宗教について

回答数回答 2
有り難し有り難し 22

私の母は変な宗教に入っています。人それぞれ信じるものが違うのはいいと思います。ですが、すごい勧誘してきます。その宗教のことで家庭は崩壊寸前です。いつも話を流しているのですが、そのことで不安があります。もし私が結婚した時、相手のほうに母が勧誘しにくるはずです。なので今も一度も母に会せたことはありません。もし相手がその宗教にそまってしまえば、相手の両親に迷惑をかけてしまいます。こういう時は結婚など考えるべきではないのでしょうか。母の影響で姉も悪影響を受けているので女性は信じやすいと思っています。こういう時はどのように伝えるべきでしょうか。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

早く信仰の寸心をあらためよ

お母様を云々いう前にあなたが正しい信仰心を持つことが大切です。
そのためには実際に身近なお寺に通うことです。そこで仏の教えを学んでください。

一本芯が通った自分を得て、自らの力で人生を切りひらくよう希望します。

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有り難し
おきもち

「平等」という嘘を信じるな。 仏はこの世が不平等であり辛苦から絶対に逃れることの出来ない世界であるという。絶対に逃れることが出来ないにも関わらず、「平等」によって或いは「楽」によって人間が救われるというのは矛盾である。 不平等で辛苦極まりないこの世をあきらめ死後に救いを求めるのも人間否定そのものでお話にならない。 平等というのは自分が助かりたいという思いから生まれた自己優先の魔界の教えである。仏教はそうではない。 人を助けることを優先にすれば自分も救われるという考えだ。 人のために活きることで不平等が不平等でなくなり、辛苦が辛苦とも感じなくなるのである。 世のため人のために働いてみる。 「有り難う」 その言葉で、人はそれまでの苦労が苦でなくなるのである。 これが仏教の真の教えである。 生温い癒やしなどまったく意味がない。 積極的に人生を切り開くための教えに耳を傾けるべきである。 お寺やこのようなサイトの利用は一回にとどめなければならない。何度も相談するということは、まったく良くない傾向である。 お坊さんから聴く「仏の教え」によって生きる力を得て、二度とお寺に相談する必要がない幸せな人生を手に入れて欲しい。 本来ならば実際にお寺に足を運び相談すべきである。ここでご縁のあったお寺さんに必ず足を運ぶべき。それが億劫ならばその程度の悩みだということ。本当に切羽詰まっている人は必ずお寺に足を運ぶ。 その観点からご自身の悩みがどの程度のものなのかを推し量ってみることも有効であろう。 それと仏の教えが必要のない質問は無視する。なんでも応えてくれると思ったら大間違いだ。

こんばんは。
決して軽くない悩みであること、文中からお察しします。

箇条書きにすると
・moon様は母の信じる宗教を変だと思う。
・お母様自身は変だと思っていない。
・moon様は、お母様の態度のせいで家庭が崩壊しそうと思っているが、お母様自身はそうは思っていない。
・moon様は人それぞれ信じるものが違ってもいいと思うが、母はそうではない。
・moon様からすると母の態度が常識の範囲を超えているように見える。
・母の行き過ぎたと思う態度が将来結婚を考える際、相手に迷惑にならないか心配になってしまう。

そんな印象を受けたのですが、いかがでしょうか。
実際にmoon様やお母様にお会いした印象ではなく、あくまで私の推察で書いた文章なので失礼があったらお詫びします。

ご質問について、ネットでお伝えできることは限られますが、
お母様の価値観、moon様の価値観は違うかもしれませんが、結婚できる可能性がゼロじゃないですよ。

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有り難し
おきもち

hasunohaに出会えた私は幸せ者。地方の町の小さなお寺に居ます。カニとおろし蕎麦と水ようかんが美味しいですよ。街のイルミネーションはまぶしく、人混みは得意じゃないけれど、ここでの対話があるから孤独じゃない。ありがとう。
一人だけで抱えられるほど軽くないのがイノチ。僧侶となって40年経ちました。 社会福祉士、公認心理師として社会では働いてます。事業や組織を背負うと言えないこともあるけど、仏教を背負うと語る内容も変わります。悩みなくても話してみたいときは相談ください

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