私の誕生日前に義弟が自殺してしまった
はじめまして。よろしくお願いいたします。
先日、私の誕生日の4日前に、主人の弟が自殺で亡くなりました。
私はいわゆる機能不全の家庭で育っていて、自分の家族とは絶縁しております。私の誕生日は10歳でなくなりました。母親と同じ誕生日で、母親がそれを嫌がった為です。
そんな境遇を知っている主人は、出会ってからずっと私の誕生日を大事にしてきてくれました。今回のことがあって、この先私の誕生日が主人にとって辛いものになるのではないか、という不安があります。
義弟の葬儀は家族葬で、お義母様のご意向で他の兄弟の配偶者達も参列せずに行われました。ですが、これからの法事には長男の嫁である私は参加しないわけにもいかないと思います。するとどうしても誕生日前後に法事がはいることになるかと思います。
私は祝われないことは慣れていますので問題ありません。ですが主人は昔から私が自分の誕生日を何とも思っていないことを悲しんで、特別な日だよ、君が生まれた大切な日だよ、と毎年少しでも私を喜ばせようとしてくれていました。
なのでこれから毎年、主人が弟を思い出し悲しむ気持ちと、私への申し訳なさの板挟みになるのではないか、と不安に思っています。
そして、そう不安に思うのに、自分の誕生日になど何の意味もないと思ってきたはずなのに、ここにきて少し寂しいと思ってしまっている自分がいます。
2人で笑い合って楽しい1日を毎年過ごさせてもらっているうちに、いつのまにか楽しみになっていたのだな、と気付かされました。
祝ってほしいとかではなく、あの楽しい日がなくなってしまう、ということに心がついていかない、というような感覚です。
言葉を選ばずに言いますと、期待しなければ傷付かずに済む、と凍らせた心を、何年もかけて温めてもらい、やっと楽しみに思えるようになったのに、また心を殺さなくてはならないのか、というような…。
義弟が亡くなったことは心から悲しく思いますし、恨むであるとかそんな気持ちは微塵もありません。
主人に大切にしてもらっているうちに私は相当な甘ったれになったようです。もう一度心を殺せる自信が今の私にはありません…。
でもこんな私を愛して大切にしてくれる主人の気持ちに寄り添い、私になど気を遣わせず、この先ずっと共に義弟を偲んでいきたいのです。
私の性根を叩き直すようなお言葉をいただけませんでしょうか。お願いいたします。
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あなたは優しい
先ずは義弟様には哀悼の意を示します。
あよさん、あなたは優しい方ですね。私はそれがあなたの長所であり、短所だと思います。あなたの連れ合いさんはそれでもあなたの誕生日を祝うと思います。大切な家族だからです。あなたの義弟さんはお気の毒様でした。涅槃された方は回忌の法事とお彼岸、お盆の供養、お墓参りをする事になります。逆を言えば、それだけしか方法が無いのです。
生きている人にはそうはいきません。記念日だけでなく、日常から心や身体の変化を、観なければなりません。義弟様が自死した理由は私には分かりません。しかし、普段から心身の変化に周りが気付いていればと思います。今回のことを反省し、あなたも追い込まれないように今のあなたの気持ちを話しましょう。四十九日忌が終わり、落ち着いたら、夫婦2人で話してみて下さい。先ずは妄想しないでお互いの心情を知ることから初めて下さい。辛くなったらまた、ハスノハをご利用下さい。ハスノハの僧侶はあなたの話を傾聴致します。