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ひとりぼっちだと感じます

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有り難し有り難し 13

優しい親や兄がいて、多くはないですが友達もいて、職場の人もとてもいい人たちばかりです。でもなぜか自分はひとりぼっちだと感じます。悲しくて寂しくて涙が出てきます。この気持ちを和らげるにはどうしたらよいのでしょうか。

2023年10月15日 18:44

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

突き抜けた「ぼっち」になる

(*'▽')人間はいつでも一人で呼吸してますよ?
人間はいつでも自分の景色だけ見ています。
人間はいつも自分の聞こえる音だけ聞いています。
人間は24時間いつでもおひとりさまです。
誰といても高貴なお独り様なのです。
それが天上天下唯我独尊というお独り様なのです。
さぁ、お独り様ライフを満喫しましょう。
集団同調性バイアスの暗示にかかって誰かといることが大事なのだという錯覚から脱却しましょう。
そうか、別に一人でいいのか。一人ではいけないんじゃないかなという心理に追い込まれていただけかもしれないという考察を深めてみてください。
まずは、お祝いでランチで牛丼屋、ラーメン屋、焼き肉屋、コーヒー店にお独り様してきてください。

対策其の二
あるいは、仏道を求める。
仏道とはこの世の真実、真理、本当のことを求める道。
自己の真実を明らかにする道です。
人間はちょっとやそっとのそこそこの程度の知れた内容の薄いものでは心底心のおなかがおなか一杯にはなりません。
仏教、仏道を求めるという事は、サブカルチャー仏教の方を求めることではなく、仏の教え、仏の教えのその内容に触れることです。
私も、仏教を学んでいろいろな人の話を聞きましたが、自分が心底納得できる人の話に出会えた時、初めてそこで学び、手ごたえ、満足がありました。
人は、情報やみせかけ、メイク、加工、作り事、偽物では真の安心は得られません。
本物を求める旅をしましょう。
この世の中には聡明な方もいます、病んだ方もいます。
どんな方でもガツンと来る真実の法味というものはちゃんとあります。
そういう教えを求めれば求めるセンサーが起動するのでそういうもの以外はどうでもよくなります。

今日も世界はその通りのことがたまたまそういう形であらわれています。
願っても願わなくてもそういうことがそこにたまたまちゃんとある。
元々何の問題もない。
問題を起こす人というのも、そのことに抗ったり、問題視をする、問題化させるものが内側にあるからともいえましょう。
本当に静かな人というものは、わたしというおしゃべりな意識を放っておける力を持った人なのです。
心底安心したければ、仏道、仏法を求めることです。

2023年10月17日 9:07
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有り難し
おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

ぼっちではないですよ。

よるさん

拝読しました。
よるさんが書き込んだ時間帯。
私は草刈りをしていましたよ。

目の前に人が居るか、居ないか?
リアルでなくても、オンラインでも、バーチャルでも、実在でなくても空想の中でもたくさんの人、物が世界で動いています。

あるお子さんのお話。
小学生の男のですが、夜が怖い。
音が無くなり、静かになると、怪獣が地球に攻めてくると怖がっていました。
それは男の子の頭の中にある「世界」が、住まい周辺(広がっても日本)だったから。
そんな子に私が見せたのは、地球儀。

ライトを当てて、「今、日本は昼間」、回して回して、彼の怖がる夜になりました。でも、そのころに日が当たっているのはヨーロッパやアメリカ。
〇〇君が寝ている間に、アメリカではメジャーリーグで大谷翔平がホームランを打ってるよ。「カッキーン!」と。
○〇君だけの世界だったら、怪獣も攻めてくるけど、お友達や〇〇君の知らない人たちも、世の中にはたくさんいるから、心配することないんだよ。みんな地球のために社会活動をしているんだよ。

いつか大谷翔平の試合を生で見れたらいいね。
と野球の練習にまた力が入ったようでした。

みんな自分の時間を確保して、自分のことをやって、誰かに会うための準備をしています。よるさんも一人の時間は、誰かと会うための、自分のために自分しかできないことをする貴重な時間として〇〇活なさってはいかがですか?

一緒に腸活しましょう。
私はこの秋は、サツマイモをいただきます。
hasunoha の多くの方が、秋の味覚を、よるさんといただきます。

合掌

2023年10月15日 20:10
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有り難し
おきもち

個別相談可能
勤め人時代はマスコミ、医療、コンサル(経営・アセット)。都内の大学で週1コマ担当。
医業経営コンサルタント、宅地建物取引士、大学講師 お急ぎの方はお電話も可能です。

質問者からのお礼

ありがとうございます。
なかなか1人を楽しむって難しいです。

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