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辞めるか、辞めないか

回答数回答 2
有り難し有り難し 25

至急!!明日までに決断しなくてはなりません。
休職中で、現在勤めている会社を辞めるか辞めないかを迷っています。

勤めている会社は、ドラッグストアです。
辞めたい理由…
◉拘束時間が長い。11時間〜15時間。休憩は1.5時間シフト上は取られているが実質的には20分ほどしか取れていない。
◉朝が早い。6:30出勤。
◉休日を潰されて社内セミナーがある。無給である。よって、実質的な月の休みが5日ほど。連休はない。長期休暇も取れない。年末年始でさえ2連休。有給は実質的には使えない。
◉一日中動き回っている。体力がもたない。
◉こんな勤務体制なため、休日が休養のための休日になってしまっている。最近は寝ても疲れが取れない。というか、1時間ごとに目が覚めてしまう。
◉休日が不規則。
◉サービス残業だらけ。
◉全国転勤であり、ひどい人だと1年のうちに5〜6回転勤させられている。私も入社して1年経たないうちに転勤させられた。また、異動命令もいきなり告知で違法である。
◉今は一人暮らしだが、全額自腹である。

踏みとどまっている理由…
◉去年の6月入社で、完全に入社して1年が経ったわけではないため、転職活動に不利な気がする。
◉何度も体を壊しているが、まだやれそうな気がする。しかし、いつかは辞めたい。この辞める期限を決めれずにいる。
◉ここで復帰してしまうと、次こそ辞めたいと言いづらい。
◉7月のボーナスを目の前にして辞めるのももったいない。しかし、お金にしがみつきたくもない。このようにして得たお金はすぐ消えてしまいそう。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

籤(くじ)

迷っていますね。黒か白の選択ですよね。

どうですか、いっそのこと籤をつくってその結果で決めてしまえば。籤は元々神様のご意向を伺う立派な神託行為です。近くの神社かお寺に行き、神様か仏様を拝んで、願意を言って、紙で作った籤をそこで引いて、その結果で決めるというのは。とても丁寧な決め方ですよ。非常にお急ぎなら、鉛筆ころがしかサイコロで、偶数なら辞める(割り切れる)、奇数なら留まる(割り切れない)で決めてしまえば。

但し一回だけ。しかも絶対にその結果で行くというのが大事です。でなければ決まるものも決まりません。

追記:私の住む地域では、僧侶の学問を研鑽する行事で、問講という、現代で言えばディベートのようなものがあります。その対戦を決める儀式で籤があります、神様の御前で籤作法をして、それで選出されることは光栄であり、絶対です。

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有り難し
おきもち

ご自身の心の中

らん様
読ませて頂きました。コメントを拝見して私が感じた事です。 一つの参考意見と捉えていただければと思います。

続ける理由・辞める理由をそれぞれ読ませて頂きましたが・・・ ご自身の中では遅かれ早かれ、やめられることを決意されているのではないでしょうか?

残られる理由も、今在籍されている会社で、これからが先明るい未来を想像することが出来るでしょうか?

未来の事は分かりません。ただ・・らん様が悩み抜いた末に、ご自分が後悔しない選択をされるのが1番大切な事だと思います‼︎ 大きな選択となるとは思いますが、らん様の人生がよりよい方向にすすむ事をご祈念致します(o^^o)

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有り難し
おきもち

小黒澤 和常
大本山總持寺安居ののち、松岩寺副住職となる。テレビ朝日系お坊さんバラエティ...
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質問者からのお礼

お二方からの貴重なご意見、ありがとうございます。

心療内科の先生、両親、友人への相談、そして自分自身への問いを続けた結果、辞意を会社へ伝えました。
ただ、いきなり辞めることは双方にとって不利益があるため、雇用形態を変えて、次の職場が見つかるまで勤務しようかという方向で話を進めていくつもりです。

実は、大学ではリハビリ職の国家資格取得のための勉強をしていました。その後その資格を取得し就職しましたが、仕事自体へのストレスと人間関係で悩み、半年ほどで短期離職してしまった経歴があります。
ドラッグストアという一般職に就いてみて、最初は考えることが少ない業務内容が楽に感じ楽しくやっていましたが、心のどこかで、リハビリ職を諦めた悔しさのようなものがのこっていました。もちろん、こんな肉体労働は続けられないというのが一番ですが。

くじや暦など、神託行為も考えましたが、私の性格上、そこで割り切れないだろう、むしろ思い悩むだろうと思い、敢えて外しました。しかし、本当に最後はそれしか方法がない!というところまで悩み続けたことも事実です。

そして、いつかは辞める、ということだけは決めれていたことなので、おっしゃる通り、この会社で明るい未来は今の所描けそうにない(生き生きと働く上司は誰一人としていませんでしたしね。みんな疲労困憊で、鬱っぽい人だらけでした。)という考えに至り、同じ自分の人生の時間を仕事に充てるなら、進みたいと思う道に時間を割きたいという考えにも至り、退職という決断に至りました。

今は実家で休養中で、だいぶ回復したとともに、今しかない二度と同じ瞬間はない家族との時間の大切さにも気づくことができました。
今後は、カウンセリングを受けながら、自分の考え方の癖を治していき、復職に向けて進んでいきたいです。

ありがとうございました。

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