hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

夫は好きだが合わなくて苦しい

回答数回答 1
有り難し有り難し 23

こんにちは。35歳女性です。
3年前に夫(外国人)と結婚し日本で数年暮らし、現在夫の国に住んでいます。(子供なし)
結婚してから夫の金銭面の管理の下手さや今だけを楽しんで先を見ない、
屁理屈で子供っぽいなどの、
自分とは正反対の部分にストレスを感じてしまいます。


思ったことは全て話す文化の夫に全て話すように言われていることもあり、
都度、感じたことなど話をしていますが、夫の行動に変化が見られず、
毎回(私にとっては)屁理屈に思えることを言われて終わるので
最近は話すことに意味を感じず疲れてきている自分がいます。


私自身、HSPなので色々なことに敏感で気にしすぎたり、
先を予測して心配しすぎてしまったり、
完璧主義で人に自分と同じ完璧さを求めてしまうような部分があります。
そんな私に対して、気にしすぎない夫の性格に助けられているとも思っています。


これから家族を作るにあたって金銭面の不安が消えないのも事実、
話しても全く変わらない夫に対して、
年月が経つごとに更に疲れていくのではないかという不安、
このままずっと理解できないままイライラし続けるのであれば、
早めに別れるべきなのかという考えすら浮かびます。


正反対の性格なので、良い時はとても良く、
お互いの存在をありがたく感じるのですが、
基本的な不満(金銭面・屁理屈など)はどんなに話しても消えません。


夫のことは好きです。
私にない部分を持っているので一緒に居れば学ぶこともあり、
私の足りない部分を教えて助けてくれる存在と感じます。
ですが、正直結婚してから今まで自分自身の負担やストレスが増えただけで、
1人の方が楽だったなぁと思ってしまっている部分もあります。


夫を嫌いになったわけではないので、
なるべく長く一緒にいたいとは思うのですが、
どうしても理解のできない部分が多くストレスに感じ、
夫のダメな部分を受け入れられない自分にも自身の小ささを感じます。


好きでもずっと理解できず交わらない平行線のような状態を
どのようにすれば改善できるのでしょうか。
またはもう別れてしまう方が心が解放されるのでしょうか。
アドバイスを頂けますと幸いです。

2023年11月4日 10:56

この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あなたの大切にしたいことを、あなたの範囲で大切にしたらいい。

育った環境も性格も違うのだから、良さもあれば、合わない部分もありますよね。

夫婦になれば、何でも理解して、認め合って、受け入れて、というものでもありません。合わなければ合わないままでもいいし、わかろうとは思うけれど受け入れられないってこともありますよ。

折り合いをつけたり、歩み寄ったり、妥協したりというのも、よく言われることですが。無理をしなくても、合わなければ合わないままでもいいじゃない〜って考える方が、ラクですよ。

じゃ、何のために夫婦でいるのと思われるかもしれませんが、夫婦でも、なんでも共有して、同じ方向を見なくても、いいんじゃないかなと、私は思っています。気の合う心地良さだけを大切にすればいいんじゃないかしら。

うちの夫婦はそんな感じです。互いがそれぞれに大事に思うことを大切に。相手に無理に合わせたり、自分に合わせてもらおうともしません。自分がやりたいことは自分でして、相手がやりたいことは干渉をしません。ただ、相手の嫌がることは出来るだけしないように。そんな緩く、自由な関係です。だから、目につく嫌な部分も、見逃して放っておきます。ま、いいっか、と。

ただ、夫さんはお金の管理がルーズなら、あなたが管理をする方が安心よね。
夫さんの、屁理屈で子供っぽいところも、放っておいたらいいんじゃないかな。変えようとしても、変わらないと思いますしね。
あなたは、あなたの大切にしたいことを、あなたの範囲で大切にしたらいい。相手にまで求めないことです。
そんなにこだわる事でもなかったな〜ということも、実はたくさんあるんじゃないかしら。

2023年11月5日 0:44
{{count}}
有り難し
おきもち

はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

中田さま
回答ありがとうございます。
夫婦は同じ方向を見て、お互いを理解して受け入れなければ、、、と自分の中での理想が「義務」のように感じてしまっていたなと気づくことが出来ました。
自分の大切なことを自分の範囲で大切に、知らないうちに頑張りすぎていたことに気付き、とても心が救われました。
ありがとうございます。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ