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遠慮がちな性格を直したい!!

回答数回答 2
有り難し有り難し 33

小さい頃から遠慮がちな性格が直そうとしてもなかなか直せません。
人にお願いをする事などスムーズに出来る時もありますが、躊躇してしまい裏目に出る時が多々あります。
特に仕事ではそうならない様に気を付けていてもやはり上手く出来なくて自分を責める事の繰返しだったりします。
仕事は楽しくがんばりたいですし、もっと自信を持って日々過ごしていくにはどうしたら良いでしょうか。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

人間の本性を知る

求められたいというのが人間の本性です。
あなたを手助けしたいという本性を引き出すのです。それには黙々と仕事を熟すあなたの姿があればよい。
周りの人はあなたに手を差しのべずにはいられなくなるようになります。そのとき素直に『有り難う』と言いましょう。

人間は世の中に迷惑をかけずには生きられません。
そんな人間同士が許し合い、認め合い、支え合って生きるからこの世は素晴らしいのです。

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有り難し
おきもち

「平等」という嘘を信じるな。 仏はこの世が不平等であり辛苦から絶対に逃れ...
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遠慮する以前の生き方

L&Dさま

とてもお優しいかたなのですね。
お気持ちよく分かります。遠慮することってなんだか日本の文化の中では大切にされているところありますよね。しかし、それを仕事やプライベートでも、やり過ぎてしまうと自分自身も含め、周りの方に嫌な思いをさせることになりますし、我慢になるわけですから辛いですよね。

「私は自分に自信がない。」「自分は人見知りだ。」
こうした考えは、自分で作り上げてしまった残念な嘘、妄想、暗示のようなものであります。
本当はそうではないのに、キャラを作り上げてしまうのです。
「私って〇〇系だからー」とか「私って〇〇なタイプなんだ」なんて口にしてしまうことってありませんか。

私自身も恥ずかしがり屋の人見知りだとずっと思っていました。
しかし、事実は違いました。人と出会っても目の前に人がいるだけです。その瞬間に頭の中で相手に対し「こう言ったら嫌だろうな。」「自分なんかが声をかけてはいけない」などと考えが浮かんできて、それを掴んでしまったせいで動きが出来なくなっていただけでした。

事実は事実のままでいいのに私は、自分で考えという無意味な妄想を事実と勘違いして握りしめていたのです。人にであってもそこに人がいるということだけ、話したければ声をかけたらいい。しれだけでした。

そこに計算はいらないのです。
あなたもきっと、物事に触れた直後、遠慮する直前に「考え」が浮かんでくると思います。「こう返事していいのかな?」「やりたいけどな」などと。しかし、それにとらわれず事実のまんまつまり、考えを付け足す以前、遠慮する以前でいたら、遠慮なく思ったことを口にすることができます。遠慮する以前には人や物事に出会ったという事実のみが存在し、そこに価値判断が生まれていません。つまりは救われているということです。そこに気づかずスルーして次にでてきた考えを掴んでしまうのです。本当は救われている事実があるということです。道元禅師はそうしたことに気づかれたのです。

お仕事もたくさん抱えてしまっているのではないですか?声にすることでみんなの問題となり、気持ちも軽くなります。仕事もお願いしていいのです。遠慮なんかする必要ないのです。考え、思いを優先する生き方より現実、事実、今を生きることを大切にしていく、そこに気づくことをお釈迦さまは解いていられるのです。

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有り難し
おきもち

禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す...
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