お礼の伝え方
今まで数え切れないくらい苦しいことがありました。職場での人間関係から親子関係、子どものこと、そして自分の身に降りかかった災難。何度も自分や自分に関わる人たちを恨みました。人との関わりを拒絶する毎日。いろんなものを失った自分はこれからどうしたらいいんだろうと。
でも最近ふと気付きました。追い詰められてどうしようもない時に、必ず誰かが助けてくれたことを。職場でありもしない噂を流されたとき、ほとんどの人が私を拒絶していたけどその中でも信じてくれた人がいたこと。親子関係、子どものことで悩み、誰にも相談できずにいた時、自分の体験を教えてくれ助言してくれた人。ケガをした時、大丈夫。絶対助けるから。力になるから相談してと声をかけてくれた人。もっともっとたくさんの人に助けてもらいました。たくさんの人に助けてもらったから今の自分がいる。そう思うと私も何かお返しがしたいと思うのですが、ありがとうの言葉しか思いつきません。感謝の気持ちの伝え方、お礼の仕方を教えてください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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お礼は「何も求めず、何も期待せず」
最近になりこれまでの関わった人々にお世話になられた事は貴方の持っている「徳」です。
お礼をしたいがお礼の形が分からないと言う事ですがお世話に成った方々は貴女が好きだから貴女の事は気になったんです。だから助けてくれたんです。貴女に期待したのは貴方が元気になる事幸せになる事だけを願って施されたのです。その後幸せに元気になりましたか!なったらそれが恩返しです。これ以上のお礼はないんです!助けて頂いた方々は貴女から何かを貰おうとしたわけではありません。
恩返しは今度は貴女が困っている方々にしてあげる番です!今までして頂いたように「何も求めず、何も期待せず」これを布施の行といいます。
何時までも「恩」は忘れない人になれたらもっと周りの方々が幸せに成れる事でしょう。
質問者からのお礼
山口秀徹様
回答ありがとうございます。お世話になった方々へお礼に贈り物をしたり食事に誘ったりしましたが、逆に贈り物のお礼です、と品物をいただいたり食事は行きたかったからと割り勘だったり。逆に気を遣わせてしまった、お礼の仕方を間違えたと思っていました。でも本当のお礼とは形あるものではないと山口様のお言葉の中で気付きました。人の役に立つことは本当に嬉しいです。いつまでも恩を忘れず、誰かの役に立てるよう小さなこと、身近なことから始めてみようと思います。
昨夜はなかなか寝付けず、夜遅く投稿をしてしまったのですが、回答がありびっくりしました!本当にありがとうございました。