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今後の将来について

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質問、失礼します。

自分は長い事介護福祉業界で仕事をしてきましたが、昨今の介護福祉業界の状況に不安を感じております。

コロナ禍になり介護の仕事に対し以前よりシビアな仕事やプライベートでの生活を気にし、人員がいない中での職務をこなし、自分を含め他職員も心身共に余裕が無い状態が続いており、今の職場には労基から是正勧告を受けた事もあり職場自体の今後を不安視する声も聞こえています。

またニュース等では入居者の方の事故で施設が訴えられるニュース等もあり、介護職の賃金も未だに他業種より圧倒的に低いので、今後の介護福祉業界自体にも不安があり、自分も心身共に疲れてきたのを感じ、最近ではその事もあり体調を崩しがちになり時折仕事を休んでしまいその事に対しても自己嫌悪を感じてしまいます。

自分は30代後半ですが、今から都市部で全く別の職を探そうかと思っていますが、年齢や介護以外の仕事の経験も無いので今から他業種に移ろうと思うと、そちらに関しても不安があり二の足を踏んでいる状況で、また今後の事を考えると不安が押し寄せてきて、今まで興味があった事や趣味も心から楽しめず、生活自体が無味無臭な感じがし、時折無性に涙が出てきて自分が今生きている意味があるのかと考えてしまいます。

通院している心療内科の先生や付き合いの長い友人に今後の事を相談してますが、それでもなかなか心の霧が晴れない感じがします。

今後、自分はどの様な心構えで生活に取り組んでいったらよいかアドバイス頂けたらと思いますのでよろしくお願い致します。

2023年11月17日 20:18

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

共に小さなことからチャレンジしていきませんか

未来に不安を感じ、いま苦しいという感情はこれから成長していく証だと思います。崩壊するかもしれない今の環境に何も感じることなく、のほほんと生きているのと比べれば圧倒的優位と思います。

ここ数年、政府から介護職の賃金を上げると再三出てきますが、実際の現場では最低時給で何人もの利用者さんを同時にみる激務で且つ人手不足。不満に感じるのは当然ですよ。

実は私も初任者研修をとっていて、有料や看多機に手伝いに行くことがありますが、介護職というのは仕事自体は人の役に立つ、人のためにすることだから充実感があって素晴らしいと思うものの、賃金面では本当におかしいと思います。これでは優秀な人材はドンドン他に流れてしまう。

私は47歳です。19歳の頃から共に生活をしてきた妻が今年4月に癌闘病の末亡くなり、はじめての一人暮らしをスタートしました。小さなことからチャレンジしていくしかないのが人生だと思います。

K.Kさんは、30代後半ということですけど、そのぐらいの年齢での転職は珍しいことではないと思います。これまでの経験は他業種にいったからと言って全く役に立たないなんていうことはないはずです。むしろ人に接する仕事をしてきたわけですから、いろんな流用がきくものです。

ただし
自分を卑下したりモジモジしていたりでは、次の仕事がうまくいく可能性は一気に低くなります。

自信がない。不安が強い。人を羨む。
このような言葉は、その単語そのものに意味がないです。その奥にある本意を引き出す必要があります。

自信がない→なぜ自信がないのか?
背が低いから?お金持ちじゃないから?髪の毛が薄いから?太っているから?
例ですが、いろいろな原因があるはずです。

それを書き出して、ひとつひとつ潰していきましょう。

例えばもし。太っているせいで自信がないなら、痩せる努力をして、その努力に対して毎日自分を褒めてあげましょう。「よし!今日は30分ウォーキングしたぞ、えらいえらい!」という感じです。これを毎日、必ず。鏡を見ながら褒めるのです。

私は、自信を持って転職した方が良いと伝えたいのではありません。

◯◯ができないから仕方ないから▲▲にしよう。という人生の決め方ではなくて、これがしたいからこれをしよう!と決められる人になるために、自分を正当に評価=褒める必要があると思っています。

きっとがんばれる!

2023年11月18日 10:12
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鈴木貴雅(すずききが)
名古屋にあります曹洞宗千光寺にて、寺院内にリラクゼーション空間を作ってお客...
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質問者からのお礼

お返事、ありがとうございます。ここ数年の時勢の変化が大きく色々と考えこんでしまいましたが、貴雅和尚様のお言葉で少し前向きに慣れた気がします。まずは1つずつの原因を考えていき、新しくチャレンジをしていきたいと思います。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ