勇気をください
諦めたり、サボりそうになったり、逃げたりしそうになった時に、踏みとどまるための考え方はありますか。
辛いことを楽しむにはどうすればいいでしょう。
私は就活中です。色々追いつかないこともありますが、とりあえず1日ずつ延命しながら頑張っています。
今の自分は、以前の自分よりも成長できていると思います。
就活がどうなろうと自分に価値はある、と思えるようになってきました。
前より頑張りが効くようになりましたし、辛くてもとりあえず手をつけられるようになりました。
叶わないかもしれない夢にも、挑戦を決めました。
しかし、やはり心の弱さに溺れる時があります。
「今日はやめよう」「向いてない」「自分は無価値だ」「頭が働かない」と言い訳して、やるべきことができない。甘えだとわかっています。
それなのに、休ませたはずの頭はうまく働かない。
変に自己肯定感を上げて、自分に価値があるからやめても大丈夫。なんて思ってしまいます。
結果が伴わなくても、挑戦だけはしたい。就活を楽しみたい。もっと夢中になりたい。本心から前向きになろうと努力しているのに、楽しむことができません。
自分が分裂してどうすればいいのかわかりません。
このままだと、何もできずに終わる気がします。
私に勇気をください。狭い視野を広げて、見方を変えたいです。
お叱りでも何でも、自分の糧にしたいと思います。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
焦らず、慌てず、自分の心に正直に過ごしてみてください。
リルさん、拝読させていただきました。
逃げ出してしまいたい、目の前の問題から目を背けるなど、心の弱さと言われますが、心が強い人はごく稀ですし、ほとんどの方は弱いのではと思っています。
僕も、散々逃げまくって生きてきました。高校で入った部活も1年の途中で辞め(逃げて)、大学受験からも逃げ、推薦で入った大学も、二年で中退し、その後もいろいろなことから逃げてきました。
じゃあ、散々逃げてきたから不幸せかというと、友達もいるし、趣味もあるし、家族、子供もいますし、親も元気ですし、美味しいご飯も食べれるし、笑えるし、泣けるし、何一つ不満のない人生を送れており、本当に幸せです。
自分の本当の気持ちに嘘をついて無理に奮い立たせても、そう思い込もうとしても、これらはやっぱり無理が生じると思います。仮に一時的にできてもおそらく持続はしないでしょう。
別にそこまで欲張らなくても、普通に自分を客観的に見たとき、リルさんは十分すぎるくらい幸せではないでしょうか?
目が見えない人もいます。
口がきけない人もいます。
耳が聞こえない人もいます。
激しい運動ができない人もいます。
親がいない人もいます。
いじめを受けている人もいます。
虐待を受けている人もいます。
三食まともに食べることのできない人もいます。
学校に行きたくてもいけない人もいます。
ここに挙げたのはあくまで一部ですが、リルさんはこの人たちと比べてどうですか?すぐ逃げようが、心が弱かろうが、後ろ向きだろうが、甘え癖があろうが、全く持って大したことない悩みに過ぎません。
ひとつひとつわかる日が来ます、決して慌てなくていいですし、焦らなくていいですから、リルさんは自分の心に正直に、リラックスして、自分を追い込むことなく、毎日楽に過ごしてみてください。
必ずやすべて腑に落ちる日が来ます。応援しています。
合掌。
自分への思いやり
リル 様 相談ありがとうございます。
就活ご苦労様です。大変かと思いますが、挑戦するのは良いことだと思います。
成長できていることが実感できるのも素晴らしいですね。
その中で、やはりでてくる、「甘えだ」という自己否定的な言葉。
休みたい時・疲れた時は、本当に休みたいのです。その時に甘えだ、と否定してしまうと、休んでいても心が休まりません。ですので甘えとか自己否定をストップして、休む時はしっかり休みましょう。甘えではなく「癒す」ということ心がけてみては如何でしょうか?
もし、困難に遭遇した時に、自己否定などで自分を責めても上手くいかないし、同じ結果を繰り返すでしょう。
そんな時は自分への思いやりです。方法は色々ありますが、例えば自分の傍に最も信頼おける優しい人・大親友や恩師が居たとしたら、どんな言葉をかけてくれるでしょうか?とイメージしてみましょう。
「穏やかで、温かで、とても落ち着いていて、あなたがやがて難局を乗り越えることを心の底から応援し、あなたが勇気もって物事に取り組めるということを知っている人からの励ましの言葉」を受け取ってみましょう。繰り返し繰り返しイメージしてその言葉を受け取りましょう。
そして、しっかり受け取って自分の内側にある力を信頼し、自分自身から発揮できる勇気をもって、粘り強く挑戦することが出来るようになるでしょう。
私はそう思います。参考にしてください。
一礼
追伸:お礼メッセージありがとうございました。
自分に思いやりを向けて、自分を寛容に見て、勇気を発揮していく。是非ともそれらを育むことを心がけてください。応援いたします。
またどうぞご相談ください。再礼
質問者からのお礼
釋 孝修さま、釋 一之さま、お答えをいただきありがとうございます。
自分を思いやって、心に正直に過ごす、やってみようと思います。
自分にできるか不安ですが、心がけます。
ありがとうございました。