罪を犯した過去の自分への嫌悪
過去の罪が頭から離れず苦しいです。
今現在わたしは、愛と思いやりに溢れた大切な人と結婚をし、お腹に初めての子も妊娠しています。
毎日幸せなのですが、その幸せを実感するたび、過去の罪を思い出し、こんな私が幸せになっていいはずがない、と思ってしまい苦しいです。
今までやってきたことといえば、
・お店でグラスを割ってしまったのに弁償もせずお店に申し出ずそのままにしてしまった
・服屋で試着をしている際に服に汚れをつけてしまったにも関わらずそのまま戻してしまった
・万引きと、無銭飲食をしようとする友人を止められなかった
・お給料を頂いているにも関わらずアルバイトを不真面目に行った
・私の悪い噂を流した友達を避けていたらその子が不登校になった
・知り合いが性的マイノリティであることを家族に話してしまった
・あまり関わりのない異性から告白され、共通の知り合いに相談すると、知り合いがそのことを周囲に広めてしまい、私に告白した異性が揶揄われるようになってしまった
など、キリがありません。大人になった今なら絶対しないであろうことですが、まだ未熟だったとはいえ犯した罪の多さが恐ろしいです。
私のせいで傷ついた人がいる、責任を負った人がいる、そのことを考えると、こんな私が幸せになってはいけない、自分が恥ずかしい、根っこはこんなに意地汚く思いやりのない人間なんだ、と思ってしまいます。
夫は私にはもったいないくらいの素敵な人なので、夫といると幸せを感じると同時に、夫に対して申し訳なさも感じます。
恥ずかしながら、過去の罪を忘れ暮らしていた時期もあったのですが、最近は毎晩過去の自分への嫌悪感や後悔で眠れません。
どのような心持ちで過去に向き合い、生きていけばいいのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
拝読させていただきました。
お坊さんをしているとお葬式に立ち会うことが多くあります。
告別式を終え、火葬場にてそのご家族のお父さんお母さんに最後のお別れをするときになると、今まで育ててくれてありがとうという気持ちと、いろいろと迷惑をかけてごめんなさいという気持ちなど、様々な感情が湧き出てくるようです。
今日1日を振り返っても、もっとあの時こうすれば良かったとか、なんであんなことを言ってしまったのだろうだとか、まったく後悔のない1日はなかなかないなと思います。
人は生きているだけで、場所も取るし、二酸化炭素も吐き出すし、生き物の命を奪って食べていかないといけないしで、まわりに迷惑をかける存在です。
もし後ろめたいことをしてしまったなら、今後はそういうことはしないと決断し、経験を後悔で終らせずに、自分の学びとしてこれから出会う人に接していくしか方法はないかと思います。
お釈迦様も最初は、王子として生まれ贅沢三昧の生活を反省したところから、仏道の歩みが始まり悟りに至りました。日本にはたくさんの神様がいてますが、その神様たちでさえ、いろんな失敗を経験して、結果衆生を救う存在になっています。
仏教では懺悔(さんげ)ということばがありますが、反省するからこそ気づきが生まれ、成長していくと教えてくれています。日々、反省や後悔で気がついた分だけ、他人の気持ちも理解できるようになるし、自分自身も成長していくことにつながります。これからもするであろう反省や後悔を、自分の成長の糧として、また他人を行動を許す器づくりにつなげていただければと思います。
それはそうとして、
愛と思いやりに溢れた素敵な旦那さんと結婚できておめでとうございます。そんな素敵な人と出会えたのは、紅茶さんも同じように素敵な方だからだと思います。
罪を反省するのも大事ですが、そういう足りないところ、欠けているところばかりに目を向けるのではなく、今まで20年以上一生懸命生きてきた、そういう自分の頑張ったところに気づいてあげて、きちんと褒めてあげることも大切です。紅茶さんご自身、旦那さん、これから生まれてくるお子さん、ご両親、命を繋いで来てくれたご先祖様、自分を支えてくれる多くの存在に感謝の気持ちを向けてあげてください。
心から懺悔なさって下さい
拝読させて頂きました。
あなたは今までしてしまった様々なあやまちや間違いや人を傷つけてしまったことを深く後悔なさっておられるのですね。詳細なその様な状況や経緯やあなたのお気持ちはわからないですけれど、あなたが深く後悔なさっておられることはわかります。あなたのお気持ち心よりお察しします。
あなたがその様に思うならば、あなたのそのお気持ちや今までのことを心から仏様や神様やあなたのご先祖様に手を合わせて告白なさって下さい、そして心から反省なさり懺悔なさって下さい。そしてあなたが傷つけてしまった方々や被害を与えてしまった方々に心の中からでも誠心誠意謝りましょう。そしてこれからその様なあやまちを犯さない様に仏様や神様やご先祖様にお誓いなさって下さい。
あなたがそのことを思い出すならばその度ごとに心から反省なさり懺悔なさって下さい。
あなたのそのお気持ちを仏様や神様やご先祖様は全て受け止めて下さいます。あなたに寄り添って下さいます。
どうか安心なさって下さい。
あなたがこれから様々な後悔や苦しみを仏様や神様やご先祖様に受け止めて頂き、毎日を心から穏やかに安心なさって生きていくことできます様に心から祈っております。そしてあなたを心より応援させて頂きます。
質問者からのお礼
ありがとうございます。お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。
前を向き、成長の糧にしていくことも大事ですね。
心が少し楽になり救われました。
本当にありがとうございました。