たびたび希死念慮に襲われます。
お世話になっております。
最近は生きていたいという気持ちがあるのに
たびたび自殺したいという気持ちに襲われて大変苦しくなります。
どうしたらいいでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「いのち」は尊いもの
はじめまして、ご質問読ませていただきました。また、過去の質問も読ませていただきました。希死念慮が止まらないのですね。でも最近は生きている気持ちがあるとお書きですね。以前より良い感じじゃないですか。あなたは、何故に希死念慮が出てしまうとお考えなのでしょう。最初は受験の悩みでしたよね。いまは何ですか。
なぜお伺いするかと言えば悩みや苦しみには原因、理由があるからだと思うからです。あなたの思いを具体的に伝えて欲しいと思います。仏教では、①苦しみの本質を見極める。②本質が判れば原因が判る。③原因が判れば解決方法が判る。④方法が判れば実践する。という考え方があります。これはお釈迦さまが説かれた方法です。2500年以上前に説かれたものですが現代でも通用します。
hasunohaでは単発的な質問と回答になってしまうので、もし継続的に希死念慮が収まらなのであれば「自死自殺に向き合う僧侶の会」と言うサイトで継続的な手紙相談も受け付けています。
あなたの質問を具体的にお聞きしたいです。
どうして生きていたいのにたびたび自殺したくなってしまうのでしょうか。
もちろんこのhasunohaでも良いのでもう少し詳しくお話ししてください、的確なアドバイスをするためにも必要かと思います。
あなたのお気持ちをを教えてください。
何故なら、あなたが楽になって欲しいと心から願うからです。
最後に「いのち」は尊いものです。会社の社長でなくても「偉い」人でなくても、存在するだけで尊いのです。
何故ならあなたの両親は2人ですよね、その両親は4人、更にその両親は16人、つまり1世代遡ると先祖は4倍になって行きます。10回遡るとあなたのご先祖は100万人超えです。その内の1人でも欠けたらあなたはこの世に生まれてません。数え切れない「いのち」にたった1人の「いのち」が支えられているのです。だからあなたの「いのち」はそのままで尊いのです。
あなたの思いを分かち合いましょう
拝読させて頂きました。
あなたは今生きていきたいという思いがある中でもたびたび自殺したいという気持ちにおそわれてくるのですね。詳細なあなたの心の中はわからないですが、あなたのその苦しい思いを受け止めさせて頂きます。
あなたがそう思ってしまうこともとてもあるでしょうし、私もそういう時がありました。日々その様な思いにおそわれてしまうことがありました。あなたは決して独りではありませんからね。
その思いはなかなか人には言えないでしょうから、ここであなたのその思いをおっしゃって下さいね。あなたが信頼できる方々にあなたのその思いをお話なさって下さい。そしてあなたの心の中からその思いを出していきましょう。
もし宜しければオンラインでもあなたの思いをお話下さい。
お話してみると少し気持ちが変わります、少し心が軽くなっていて少しスッキリします。そして生きる力が少しずつ湧いてきますし、周りの方々の存在が見えてきますからね。
あなたの思いをどうか多くの方々と共有していきましょう、私達と分かち合っていきましょう。全てのことはわからないですがそれぞれ部分部分はわかるでしょうし、あなたの気持ちに少しでも寄り添うことができると思います。
あなたを心よりお待ちしております。至心合掌