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義父の死

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11月11日に義父が亡くなりました。

神棚に半紙を貼りお供えを全て下げてしまうのは気が引けて水のみ毎日交換し塩、米、酒はそのままです。

12月23日に49日を終えた為、半紙をはがしお供えをまた新しいものにしてしまったんですが大丈夫でしょうか?

ネットで見ると亡くなってから50日は半紙ははがしてはダメと記載してあり失礼だったかと気になってます。

再度、お供えを下げ半紙を貼った方が良いでしょうか?

義父が生きてた時はお供えの置き場所などは教えてもらいましたが、ずっと義父がやっていたので亡くなった今、分からない事だらけです。

宜しくお願い致します。

2023年12月25日 2:46

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

仏教と神道では、微妙に異なるようです

 義父様が急逝され、葬儀後も慣れないこと、わからないことも多く、辛い胸中お察し申し上げます。

 四十九日と五十日、どっちが正しいのかわからないとですよね。私も正直答えに窮します。義父様のお葬式は仏教でなさいましたか?神道でなさいましたか?

 仏教では忌中は四十九日までとしております。義父様のお葬式を仏式でなさったなら、忌中は四十九日までと理解し、神棚の白紙も四十九日目に外して良いと思います。

 仏教伝来以前の葬儀は基本的に神道で行なわれていたと思われますが、現在行われている神葬祭とは全く別物であったようです。現在の神葬祭は江戸時代に整備成立された儀式です。仏式や民俗的な葬送儀礼を参考にしつつ、神道独自の形式を表現すべく制定されたものです。「同じ忌中なのに、一方は四十九日。一方は五十日。」という現象は、こういうことから起きてしまったのでしょう。

 神葬祭で葬儀した方は「忌中は50日まで」という教えに従えば良いと思います。仏式の方は「四十九日までが忌中である」と理解して、故人の供養を勤めて行けば良いと思います。

 

2023年12月25日 9:17
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質問者からのお礼

ご丁寧に教えて下さりありがとうございます。やり方があまり分かっていなかったので気持ちが楽になりました。

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