御経の事について。
おはようございます‼︎
何回か質問や相談をさせて頂いている者です。
仏教が好きで御経に興味がありまして、法華経や般若心経や真言の意味を知りたいと思っていてSNSとかで調べてみたりはしてますが、hasunohaというコミュニティ-で御住職様達と交流する機会を作って頂きましたので、御経の意味を知りたいと思って書き込みさせて頂きました。
普段からお付き合いがある菩提寺の御住職様に前々からお経の意味を知りたいから質問してみたいとは思ってましたが、法事でしかお会いする機会がなくてタイミングが合わないので、hasunohaの存在を知ったのでここに参加されている御住職様達に御経の意味を教えて頂きたく質問させて頂きましたので、お忙しいとは思いますが、よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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経とは
「四聖諦」から各お経の内容を理解していくことについて
SNOOPY♡LOVE様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
お経の内容は、お釈迦様の膨大な教えが表されたものとなりますが、それらの教えの数が、「八万四千(の法門)」と言われますように、「対機説法」・「方便」(その人それぞれの苦しみ、迷いに対して的確に応じて説かれた)によって、それだけお説きになられているものとなります。
その趣旨・目的は、もちろん、「悟り」・「涅槃」へと至らしめていくためとなります。
その対機説法・方便を理解する上で、最も大切となる基本的な教えが、何よりまず初転法輪の中においてお説きになられました、「四聖諦」という「苦諦・集諦・滅諦・道諦」の四つの聖なる真理になるのではないかと存じます。
「四聖諦」とは、私たちには、代表的に四苦八苦(生・老・病・死・愛別離苦・怨憎会苦・求不得苦・五蘊盛苦)する中にありますが、それらの苦しみには、その苦しみの結果へと至らしめている因縁(原因と条件)が必ずあって、苦しんでしまっているのであって、その苦しみをもたらしてしまっている因縁を何とか解決して、より良い結果へと向かわしめるための因縁へと変えていくことができれば、やがて、苦しみを無くすことができ、更に悟り・涅槃へと至るための因縁をしっかりと調えていくことで、いずれ、悟り・涅槃へと至れることになるものであるとして、そのための方法(仏道)を、お釈迦様は、「善巧方便」を駆使なさられて仏教をお説きになられた次第でございます。
ですので、全てのお経の内容も、それはまず、「四聖諦」ということを基本的な原理として説かれているものであるとして、ご理解を頂けましたらと存じます。
また、各個別のお経の内容、その一部等の内容につきまして、お聞きになられたいことがございましたら、どうぞお気軽にご質問下さいませ。
仏教の修習のための少しなりにもお役に立てれましたらと存じます。
川口英俊 合掌
質問者からのお礼
川口英俊様
はじめまして、凄く丁寧に御経について教えて頂きまして本当にありがとうございます‼︎
「四聖諦」という四つの聖なる真理から私達がいつもお仏壇やお墓に眠るご先祖様に供養の為に読経している御経が出来てるのを初めて知りました。
素人の私にも分かりやすく丁寧に説明して頂いただけではなくてありがたい説法も教えて頂きまして本当にありがとうございました。
やはり仏教の教えは奥が深いというか難しいですが、私達日本人に根付いた身近な出来事や悩みを活字にした教えが御経なんだなと私なりに理解しましたが、間違えていたらすみませんです。
こんな貴重な機会は普通は与えて貰えないので、ご多忙の中で返信して頂きまして本当に良い事を学ばせて頂きまして嬉しかったので、ありがとうございました。
また分からない部分は改めて質問させて頂きますので、よろしくお願いします。
常在様
前回に引き続いて返信して頂きまして本当にありがとうございます‼︎
御経は教えを束ねたものと分かりやすく丁寧に説明して頂きまして本当に分かりやすく教えて頂きまして勉強になりました。
ご多忙の中で丁寧に説明をして頂きまして本当にありがとうございました。