母の葬儀を神式でやりたい父を理解出来ない
2月5日に、母がガンで他界しました。まだ60代の若さでした。今、悲しみと喪失感に暮れて居ます。
そんな中でも、葬儀の準備を進めなければなりません。我が家は、代々仏教式での葬儀を行なって来ました。
しかし、何故か父が神道式にしたいと言い出したのです。
ちなみに、父は特別神道を崇拝している訳でも無く知識もほとんどありません。
神式では、代々のお墓に遺骨を入れられません。魂も輪廻転生の輪に入れず、神棚に奉られる状態になると聴きました。
私は、生前散々苦労して来た母を、極楽浄土に送りたかったのです。
生まれ変わって、来世こそは、苦労無く、幸せな人生を送って欲しい。
しかし、神式では嫌な思い出ばかりが残る我が家に、魂を縛りつける事になるのでは無いかと心配しています。
父が私に相談も無しに依頼した葬儀屋さんも、神式葬儀の事例はほとんど無く、儀式なども曖昧に形だけやっている状態です。
母の亡骸は、まだ自宅に安置されています。枕直しの儀に必要な小刀などを担当の方が置いてくれました。
しかし、刀の置く向きが違います。葬儀屋さんのスタッフさん側に、神式の知識が無いのです。
用意出来る祭壇も小さく質素で、どうにも必要な用具が足りていません。これでは、あまりにも可哀想です。
まさか、お葬式の件で父とケンカをするとは思いませんでした。
どうしても神式で葬儀を行いたいのであれば、そこは仕方がありません。
ですが、せめて今の葬儀屋さんをキャンセルして、神式の儀式に詳しい、専門の葬儀屋さんに変えて貰いたいのです。
枕直しの儀を取り行ってしまった後のキャンセルは、失礼に当たるので出来ないのでしょうか…。
逆に、儀式をしたにも関わらず、別の葬儀屋さんで2度目の儀式を取り行う事は、
母の魂が迷ってしまったりなどの影響があるのでしょうか…。
葬儀業者をキャンセルして切り替えた経験のある方。
そして、数多くの魂を送って来られた、お坊様。
もう時間がありません。何卒、救いの手を差し伸べて戴けます様、お願い申し上げます。
大切な母親が人生の最後に、主役になれる日が葬儀だと考えています。
とびきり美しく、良いお式だったと言って戴ける様なものにしたい。私が出来る、最後の親孝行です。
今年、母をガンで亡くしました。悲しみが消えません。 早々に家を出て行った弟とは不仲。父は、こだわりが強く、発達障害を持っています。長女である私は、実家に残り、仕事も辞めて、親の介護を続けて来ました。 母だけは、いつも私の味方で居てくれたのに、母はもう居ません。父は、会話をするのにとても気を使うので、一緒に居る事に疲れてしまいました。 私に、心の拠り所があったら、どんなに救われた事でしょう。 今は、友人も居らず一人ぼっちです。
介護から逃げた弟を許せない。楽しそうに恋人と同居して好きな仕事をする幸せな毎日を過ごしている。弟が幸せである事は嬉しい。でも、相談も無く全てを私に押し付けて出て行った行為は許せない。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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神職の助言を
葬儀をお願いする神職(神主さん)が決まっているなら、葬儀屋の知識不足を神主さんの助言で補うことも可能ではないでしょうか?
神道式でやるなら、神主さんを頼ってはいかがでしょうか。
仏教では、慣習や儀式、迷信への執着も煩悩(悩み苦しみの原因)だと考えます。
葬儀といえど、所詮は人が創り出した儀礼にすぎません。
もちろん、儀礼に込められた人々の願いや思想哲学があるのは事実ですが、儀礼の形に執着してしまうと不幸の原因になります。
葬儀がどんな形式だって構わないと思いましょう。
ただ、お墓の問題など、物理的な課題が付いてくる場合には、専門家に相談することが大切です。
神職の方や菩提寺の住職に、儀式は神式でやるけど先祖と同じお墓に納骨しても良いか、尋ねてみてはどうでしょうか。