自分にある足枷を取りたい
20代の女です。私は昔から楽しいことが大好きで、遊びや旅行が好きでした。
ですが、4年ほど前に満員電車の中で貧血になり、降りられない恐怖から電車が苦手になりました。恐らく原因は睡眠不足からくる自律神経の乱れです。
自分で自由に降りられない公共交通だけでなく、「またしんどくなる」という考えから車も怖かったです。人の目が多い人混みも苦手になりました。
運良くコロナ禍で通学がなくなり電車や人混みと離れる時間があったため今はだいぶ改善されています。ですが、長距離のバスや飛行機はまだ1度も挑戦していません。
何より、そのトラウマ時期に無理をして、こびり付いた考え方が離れません。
何をするにも不安で、楽しみたいのに不安や緊張が押し寄せます。そのせいで遊びも旅行もそんなに魅力を感じなくなっていました。遊ぶ体力も減って昔より疲れを感じますし、"早く寝ないとまた体調崩すかもしれない"と思い帰りの時間が気になる時もあります。
ですが、やっぱり人生を自由に楽しみたいと今でも思っています。自由に海外旅行にも行きたい。どこを行くにも怖さや不安、緊張を感じずに楽しみたいと思っています。
意識的にフットワークを軽くするようにしたりしていますが、やはりどこか自分の殻が破れず、足枷がついている感じがします。
考えすぎて疲れる今の人生より、ただ楽しみたいです。
せっかくの20代、このままでは何の色も無いまま終えてしまう気がしています。
昔みたいに純粋な「楽しい!」という気持ちで旅行や遊びに行きたいです。
どうすればこの足枷は取れるのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
対処法をためしてみましょう。
モリー 様 相談ありがとうございます。
相談内容からだと、その足枷は、パニック症状的なものが、自律神経の乱れにより一時的に起きたものなのでしょう。
もしそうなら、パニックの対処法を知って実践しておくと、もしもの時に役に立ちます。パニック的に混乱を起こすときは、相談内容にある通り貧血気味になります。
血の循環が悪くなるのです。そして呼吸がしづらくなります。
そんな時は、いったんどこかに座り、まずは深呼吸を繰り返すことです。ひたすらスー・ハーとゆっくり呼吸をしていきましょう。そして手足など末端が冷えますので、摩ったりして温めてください。血の流れを良くしたら、とりえずのパニック症状は抑えられると思います。
そして、トラウマとなった恐怖からの対処法ですが、トラウマとなる最初の出来事の自分を客観的に思い出し、その自分をなだめる、癒すということが、心の落ち着き、安心安全を感じることとなります。これには少しセラピストなどの力を借りると良いかもしれません。
また、自分に思いやりをもって、自分の中になる心の優しい部分に注意をむけて、心の温かさを感じるようにして、穏やかになった自分に「私はもう大丈夫」と語り掛けてみましょう。これを繰り返すことで、自分を思いやる強さを引き出し、勇気をもって「楽しいことを楽しむ」ことを意識していけば、明るい色に染まっていくようになると私は思います。参考にしてください。また難しいことがあれば遠慮なくご相談ください。一礼
追伸:お礼メッセージありがとうございました。困っている時はまたどうぞご相談ください。一人で抗うより、誰かの助けをかりていいのですから。自分は自分。マイペースがいいと思って自分に思いやりを向けていきましょう。この度のご縁に感謝申し上げます。再礼
瞑想してみる
ヴィパッサナー瞑想やマインドフルネスという瞑想をやってみてはどうでしょうか。
思い込みや思考の癖に気付くきっかけになったり、嫌な気分を切り替えるコツをつかめる可能性もあると思います。
質問者からのお礼
対処法を知った上で、瞑想をしてみたり、自分を見つめて自分を信じることにも目を向けようと思いました。
「私はもう大丈夫」そう心から自信を持って言える日が近いことを願って、少しずつ自分のペースで楽しいことにも挑戦してみようと思います。
ありがとうございました。