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思春期に入ってから心が冷たくなった回答受付中

回答数回答 3
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こんなこと打ち明けて相談するのも恥ずかしいんですが、思春期になって心が冷たくなった気がします。
昔より自分のことばかり気にして、自然と外に目を向けられなくなって純粋に人のことを思いやって接することが出来なくなりました。
気にすることばかりで楽しみたいことも全く楽しめないです。元々マイペースな性格でもあって周りに誤解されることが多くて現在学校にも通えておらず不登校です。
どうすれば昔の自然体な自分のように戻れますか?

2025年6月11日 19:02

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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

思いを分かち合いましょう

拝読させて頂きました。
あなたが思春期に入り最近冷たくなってしまったり昔のように楽しめなくなってしまったのですね。詳細なあなたのことはわからないですけれど、あなたがとてもお悩みなさっておられることは伝わってきます。あなたのお気持ち心よりお察しします。
あなたが今そのような気持ちになったのは様々なことが変化したからでしょうし、あなた自身も変わりつつあるからかもしれませんね。成長していく中でどうしても周りの人達やことが気になってしまうでしょうし、感情的にも不安になってしまうことが多いのではないでしょうか。
宜しければあなたの思いやお気持ちをここでもおっしゃって下さいね、あなたが思いつくことを可能な範囲で一つ一つお話しなさって下さい。またあなたが信頼できる人にもゆっくりとお話しなさってみてあなたのお気持ちを受け止めて頂きましょう。
あなたは決して一人きりではありません、ここでも繋がっていますし、沢山の方々とご縁があるのです。ですからあなたが冷たくなってしまったこと等もゆっくりとお話ししてみましょう。
不安な気持ちや心配は誰の心の中にもあるのです。それを信頼できる人と分かち合っていきましょう。
あなたがこれからも沢山の方々とつながりながら思いを受け止めて頂きわかりあり、毎日を穏やかに安心して生きることできます様に、皆さんと楽しみながら健やかにご成長なさっていくことできますように切に祈っております。そしてあなたを心よりお待ちしております。

2025年6月12日 10:10
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個別相談可能
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラーメンが有名な処です。)これからも皆様のご質問に対して誠心誠意回答させて頂きたいと存じます。まだまだ修行中の身ですので至らぬ点あろうかとは存じますが共に精進して参りましょうね。お寺にもお気軽に遊びに来てください。
ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。 人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。 仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。

いかに生きることが出来るか?大切な問いを発信し続けて!

ハスのハに相談していただき ありがとうございました。「恥ずかしいこと」ではなく、とても大切な問いをいただきました。ああさんには、いろんな発見があったのですね。まさに、現実とありたい自分のギャップに気づき、そのジレンマ・葛藤が今日の相談のきっかけになっていると、私は受けとめました。これらのジレンマが自分に対する自信をゆさぶり、友人など身近な関係性にも不安・不信を感じていることが、もしかしたら学校に行くのをためらっている背景になっているかも知れないと思いました。

ああさんは、今とても大切な成長の途上にあると思いました。私は、これらのギャップやジレンマが、あなたの人間としての成長には必要不可欠だと思っています。いうならば、このジレンマや葛藤は、人間としての成長において「心の筋トレ」だと受けとめることが出来ます。ああさんは、今まで筋トレをしたことがありますか。筋トレで、なぜ筋力がつくかご存じですね。筋トレは筋繊維をわずかながら損傷させる行為です。損傷した筋繊維は、自ら修復しようとします。その結果、筋トレ前よりも筋繊維が増えて筋力がつくという仕組みだそうです。

このような問いを持つことは、恥ずかしいことではありません。ギャップを感じることを恐れる必要はありません。ああさんが、さらに広く大きくしかも深い視野を持つ自分に成長するきっかけとなります。時には、人の醜さや社会の矛盾・理不尽に出会うこともあるでしょう。それは、ああさんに深い視野を与える反面教師だと言えるのです。

現代は、様々な情報が自動的に与えられる世の中です。だから、何も考えずに受動的に生きる方が楽だと考える人は多いです。その中で、ああさんは、自分や周囲の変化に気づき、考え、悩み、その中でこれからの自分を模索する勇気があります。私は、受動的な人よりも、ああさんのように考え、悩み、模索する人を応援したいのです。
今はしんどいと感じるかも知れませんが、その1日1日がああさんが生きてる証です。数年後、がんばって生きていた頃を褒めてあげられるああさんになっていると思います。これらの青春の問いを自分の中で完結せず、何かに表現すること、誰かに発信することは、これからも続けてください。環境が許せば、オンライン相談も利用できますよ。同世代の子どもを持つお坊さんとして、これからのああさんを応援しています。

2025年6月12日 9:23
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おきもち

個別相談可能
1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。実家の西福寺で中高生を主体とする「るんびに太鼓」に所属、演奏・指導経験を通して、「人は、支えられてこそたくましく生きてゆける」と体感。青少年よみがえりの場「短期るんびに苑」にも関わる。   平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。ご法話や講演などをご希望の方は、遠慮無くお声かけください。  グリーフケアアドバイザー1級 発達障害コミュニ ケーション初級指導者 つどい・さんあい運営委員
ご相談時間はご希望をいくつかお知らせくださいね。 ◆「絵本のお坊さん」として、絵本を通じて人生を見つめ直す活動を行っています。◆死別、離婚、退職、不安など、様々な喪失を抱える方のお話に寄り添い、仏道の教えを分かち合いながら心を癒すお手伝いをしています。◆資格:グリーフケアアドバイザー1級、発達障害コミュニケーション初級指導者。

大丈夫。冷たくないよ。

ハスノハへの相談ありがとうございます。
地球は温暖化と言われてますが、心の冷たさが気になったんですね。

ご相談文拝見しましたが、
『昔より自分のことばかり気にして、自然と外に目を向けられなくなって純粋に人のことを思いやって接することが出来なくなりました』というところは、悪いことでは全くないですよ。
思春期の成長と発達において当たり前の傾向です。
これまで外に目を向けていた時にはお留守になってた自分の中身について自覚するようになるのが思春期。
自分自身や自己の中身に目を向けて自我を形成する。
自分に目を向けるのは順当な生育の証です。

不登校に負い目を感じるかもしれませんがダメな事ではないです。
自分の良さ、悪さ、得意、苦手、美しさ、醜さ、など、これまで深く考えてこなかった自分のいろいろな面に気づき、全部ひっくるめて自分が何者かを考える時期が思春期です。

自分の自分らしさを知ることにより、他者の他者らしさがわかるようになり、一段階上のコミュニケーションスキルが育ちます。

そんな感じ。 
ただ、孤独になる必要もないので、孤立が心配なら個別相談で話を聴かせてくださいね。

2025年6月11日 21:43
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おきもち

hasunohaに出会えた私は幸せ者です。カニとおろし蕎麦と水ようかんが美味しい地方の町のお寺にいます。人混みは苦手、都会のイルミネーションやサイネージはまぶしすぎる。だけど、ここhasunohaでの対話があるから孤独じゃない。ありがとう。
社会福祉士、公認心理師として社会では働いてます。7月14日東京港区で7月盆法要。7月12日は東京森下駅近くのお店で鶏カニ法要と棺桶体験行います。

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