私のせいで母が亡くなってしまいました
母とは一卵性母娘と言われるような、いつも一緒の仲良し母娘でした。服やバッグも共有したり、色違いで持ったり、どこへ出掛けるにも二人で一緒でした。
そんな母が昨年9月に大動脈破裂で亡くなりました。
元々大動脈解離はありましたが、前月の検査でも変わりなく、また一年後と言われたばかりでした。
数年前に他の場所の解離性大動脈瘤の手術後、高次脳機能障害が出て物忘れ等あったものの、本人も長生きすると頑張っていましたが、最近尿漏れや便漏れで汚してしまったりすることがごくたまにありました。それ以外にもたいしたことではないのに、昔はしっかり者できれい好きな母だったと思うと、私はイライラした感情をぶつけ、怒鳴ったりきつく当たったりしてしまいました。
いい言葉に買い言葉で、母は私に迷惑を掛けているから殺してくれ、と言うこともありました。本心は私と同じで、二人でずっと一緒に居たいと思っていたのに。
私が酷く母を傷付けたせいで、悲しさ苦しさ辛さのストレスで母が亡くなってしまったのだと思います。
私にとって、母は大好きで一番大切な人、母が居るから頑張れる、母が健康で長生きしてくれることだけが願いだったのに、それが私の一番の幸せだったのに、神棚にも仏壇にも、願うのはそのことばかりだったのに。
母の人生も幸せも、自分の人生も幸せも、私のせいで全て失ってしまった。
今さら悔いても謝っても、もう取り戻せない、大好きな母は戻ってこない。
謝って許してくれたところで、自分だけが楽になるなんてずるい。
母の悲しみや苦しみを思えば、傷付けた私が苦しみながら過ごすことは当然の報いですが、でも生きていくのが辛いです。
父と母からもらった大切な命で、大切な身体なのは重々承知ですが、自分の愚かさに、大好きな母を失った現実に耐えられません。
親友が私を心配し、手を差し伸べてくれて感謝しかありませんが、母を傷付けた駄目な私に優しくしてくれることが苦しいです。
一人っ子独身の私は、父が亡くなってから20年以上母と二人で暮らしてきました。でももうひとり、自分のせいで一人になってしまいました。
友人は、寿命は誰にも決められない、母が亡くなったのは私のせいじゃないと言ってくれますが、私の自己中心的な振舞いのせいだと感じています。
自業自得ですが、もう生きていく気力がありません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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お母さまの分まで生きてください!
ご質問拝読しました。
最愛の御母堂さまの御逝去
謹んでお悔やみ申し上げます。
お母さまは御病気をえて、
天寿を全うされて、
天国に向かわれたのです。
最後まで、
最愛のお嬢様であるあなたと、
人生をともにされました。
お幸せな人生でした。
身内の介護は
難しいのですよ。
他人なら許せることが、
身内には許せないことが
ありますよ。
愚僧は、長年福祉関連の仕事に
関わってきました。
経験があり、
上手く対応できるものと、
思っていましたが、
甘かった。
実の両親の介護が始まると、
ついつい感情的に
なってしまうのです。
情けないですね。
当たり前にできたことが
できない。
何故できない?
親の贔屓目という言葉があります。
子の贔屓目もあるんですよ。
ケアマネさんから、
在宅での介護は
無理じゃないですか?
と言われて現実を直視しました。
あなたは
充分にお母様のお世話を
しましたよ!
精一杯介護されました。
お疲れ様でした。
お母様の思い出を大切にして、
お母様の分まで生きてください。
お母様のご供養
頼みますよ。
御命日には、
お好きだったものを
御供えしてくださいね。
お母様に対する最高のご供養
それはあなたが笑顔で、
楽しく明るく
充実した毎日をいきることです。
追伸
介護というのは、
身の回りの方のお世話を
することだけをいうのでは、
ありませんよ。
大好きなお嬢様である
あなたと最後まで
いられたこと。
お母さまは満足して
いらっしゃいますよ。
死んだらどこに行くのか?
愚僧にも分かりません。
まさに、天のみぞ知る。
阿弥陀さまの救いは
信じています。
親不孝かどうかは、
あなたがかんがえることでは
ないと思います。
天寿を全うされた
お母さまが思うことです。
お母さまからは、
気弱になっている娘に、
和尚さん気合いを
入れてくださいよ!
と聞こえたような気がします。
しっかりしなさい!
孤独なら
カルチャーセンターや
趣味のサークルを探して、
友だちを作ったらいい。
人生の楽しみは、
与えられれものではないです。
あなた自身で探すのです。
かならず見つかります。
これから、
一人で逞しく生きていきなさい!
これが母の祈りです。
質問者からのお礼
お返事ありがとうございます。
私の場合は介護と言うほどのものでは全くなく、ほんの少しサポートする程度で、何も大変なことは無かったのです。
それなのに、何かイライラすると全部母のせいにして、全て私自身の問題なのに、本当に最低な娘です。
ちょっと横になるつもりが、二人で朝までうたた寝してバタバタしてしまったり、その悪循環でイライラして、また母にあたってしまう、私がキチンとしていればこんなことにはならなかったのに、不摂生やストレスを与えて母の命を縮めてしまったのです。私のせいで死なせてしまったのです。
今更悔やんでも、住職様をはじめ周りの人に胸の内を打ち明けても、私に楽になる資格はないし、私の罪は許されません。
先に書いた通り、私はひとりっ子で独身のため、もう誰も居ません。父も居ない、大好きで大切な母を傷付けて失ってしまった、自業自得ですが耐えられません。
私が自ら死を選んだら、私は成仏出来ないのでしょうか。母と同じところへは行けないのでしょうか。同じところへ行って謝りたいです。
お礼のコメントを書かなければいけないのに、申し訳ございません。
三浦様
追伸のお返事、ありがとうございます。
両親の愛情を沢山もらった身体を粗末にしてはいけないですよね。
自分の愚かさに気付くことが出来ました。
大好きな母を想い、今もいつもそばに居ると願って頑張ってみます。
どうもありがとうございました。