hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

他人から注意されることが苦手です

回答数回答 2
有り難し有り難し 31

20代前半の会社員です。
私は他人から注意されることがとにかく苦手です。

以前職場で私が5分前ギリギリに出社することで呼び出しをくらい、注意をされました。

しかし、内心その状況が怖くなってしまった私は「なんでそんなことで怒られなきゃいけないんですか?!」と逆ギレしてしまい、担当者の方を困らせてしまいました。

実際にはアルバイトの端くれなんだからそこまで本気で怒っていると言うよりは、注意程度だと思います。

ただ、どうしても注意の裏側に「だからやっぱりお前はダメなんだ、さっさと仕事辞めろ」というニュアンスがあるのではと脳が勘違いしてしまっているような気がするのです。

すると上記のようにその場でキレて場を収めようとしてしまうことが多いです。

自分的には、他人から怒られることに対する防衛反応みたいなものだと思っています。
人の注意を聞けないので、職場に限らずこれまで恋人や家族と何回か関係が崩壊してます。

アンガーマネジメントなども取り入れては見るのですが、本当にカッとなってる時は通用しません。

普段は出来るだけ大人しく過ごしています。

あとそもそも注意されるようなことを辞めたらいい話ではあります。ですが、診断済の発達障害で、意識していても人から不注意を指摘される事態が多いのです。

その度にイライラや恐怖を感じてパニックになる自分がひたすら気持ち悪いなと思ってはいます。

このように、他人からの注意を受ける時に極端な考えになってしまうことを辞めたいのですが、どうすれば克服できますでしょうか。

2024年3月5日 13:35

この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

誰かに愚痴るのも有り。感情のコントロールをしていけたらね。

注意されるのって、やっぱり内心は嫌な気持ちになりますよね。自分に非があれば仕方がないと思えても、(こんなことで?)と思うと やはり納得がいかないですよね。

この世の中って、理不尽なこともたくさんありますから、なんだかな〜とモヤモヤしながらも、やり過ごしているということは、皆 誰でも経験しているのだろうと思います。

どうやり過ごすのかも、大切です。その場でカッとなると、相手との関係性も悪くなりますし、人の話が聞けない人だと思われてしまいますので、なんとか気持ちを鎮めたいものですね。

私は「注意」の中に、相手が何を言おうとしているのか、私が改善できる点があるか、などを考えながら「注意」を聞いていますよ。

理不尽な内容なら、それは注意ではなく、ただ感情をぶつけられているだけなので、受け止めながらも話を聞き流しますし、あまり失礼なことを言われた場合は、反論します。ですが、今後の関係性があるなら、そこは上手く付き合っていくしかないので、今後は関わらないようにしたり、工夫も必要ですよね。

ですが、私への注意・指摘も、大事なことを教えてくださっていることもあるので、まずは上記のことを考えしっかり考えながら、話に耳を傾けています。

あなたの場合、注意を受けることが多いと、しんどくなりますし、イライラもしてしまうと思います。ある程度、聞ける人になること。また、その後やはり腹が立つ場合は、誰かに愚痴るのも有りです。ハスノハのこの場のように、誰かが聞いてくれますから、吐き出していきましょう。そうやって、自分の感情コントロールをしていけたらと思いますよ。

2024年3月6日 9:44
{{count}}
有り難し
おきもち

個別相談可能
はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として、慌ただしく過ごしております。 ◆ゲートキーパー ご相談 駆け込み寺 (訪問は要予約。まずはメールでお問い合わせください) ◆ビハーラ僧、終末期ターミナルケア、看取り、グリーフケア、希死念慮、自死、産前産後うつ、育児、DV、デートDV、トラウマ、PTSD、傾聴、手話、要約筆記、電話相談員、小学校支援員としても、サポートしています。 ◆一般社団法人『グリーフケアともしび』理事長 【ともしび遺族会】運営 毎月 第1金・昼夜2回開催(大阪駅前第3ビル) 14:00〜,18:00〜 お問い合わせ申込⬇️こちらから griefcare.tomoshibi@icloud.com *この活動は皆さまのご支援により支えられております。ご協力をよろしくお願いします。 ゆうちょ銀行 口座番号 普通408-6452769 一般社団法人グリーフケアともしび ◆『ビハーラサロン おしゃべりカフェひだまり』 ビハーラ和歌山代表 居場所運営 問い合わせ申込⬇️こちらから griefcare.tomoshibi@icloud.com ◆GEはしもとサピュイエ 所属 (Gender Equality 誰もが自分らしく生きることができる社会をめざして)DV・女性支援 ◆認定NPO京都自死自殺相談センターSotto 元グリーフサポート委員長(2018〜2024) ◆保育士.幼稚園教諭.小学校教諭. レクリエーションインストラクター 10年間 保育 教育の現場で 総主任として勤めた経験も生かしつつ、お話できることがあれば 幸いです。 いつも あなたとともに。南無阿弥陀仏 ここでは、宗旨を問いません。 まずは、ひとりで抱え込まないで。 来寺お問い合わせは⬇️こちらから miehimeyo@gmail.com ※時間を割いて、あなたに向き合っています。 ですので、過去の質問へのお返事がない方には、応えていません。お礼回答がある方を優先しています。 懇志応援も宜しくお願いします。 ※個別相談は、hasunohaオンライン相談より受け付けています。お寺への いきなりの電話相談は受け付けておりません。また夜中や早朝の電話もご遠慮ください。 法務を優先させてください。
午後から夜の時間帯は都合がつけやすいです。特に21:30以降は、たっぷりとした時間が取れます。 ◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。 言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。 ◆自死で大切な人を亡くされたり、死別により 死が受け入れられなかったり、心の整理がつかない方へ。30分ずつでも、オンラインで定期的に気持ちに向き合っていきませんか。吐露したり泣ける時間も、大事なグリーフケア 。 ◆個別電話ってドキドキして勇気のいることだけれど、声が届くから、聞こえてくるから、ちゃんと繋がっているようで、そばにいるように安心出来ることもあります。 ◆ 終末期ターミナルケア、看取り、希死念慮、自死、グリーフケア、トラウマ、PTSD、子育て、産前産後うつ、不妊、傾聴、手話、要約筆記者 としても、サポート ◆出来るだけ希望時間にお応えしたいと思いますが、午前中は毎日 法務があります。 (相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので) ◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )

人間誰しも不完全

確かに注意されると否定された気持ちになりますよね

人は誰しもいつなん時でもだれにでも肯定されたい
愛して欲しい
この渇愛という乾きに苦しむ

アンガーマネジメントを勉強されているとの事
とても有効だと思います
間違えてはいないので勉強続けてください
ご存知のように怒りとは衝動的なものです
対して認める話し合うということは理性的な行動です

衝動と言うのは動物的で表層意識から生まれます
犬が思わず大好きな飼い主を噛んでしまうことと同じことです
そして事が起きた後に申し訳なさそうな顔をして傷を舐めたり戸惑った様子を見せます

それに対し人は理性と論理を友とする事ができます
それには、あなたの理性と論理を磨く努力が必要です

私が思うに、あなたの高めの承認欲求やプライドは
私が昔経験したものと同じです
自分が認めていない先生や上司に何か言われるとずっと気になってて思い出しては自分の正当性を持ち出して腹が立つのです
ところがこれを繰り返していると
人間の脳は衝動の奴隷になり
怒りがいつでも発動する様になってしまいます

理性の訓練をするか
怒りの訓練をするかの違い
日々の脳機能訓練次第で出てくる行動や言葉は変わるのです

人は動物だから誰しも未熟
あなたと同じように、私も未熟。上司も未熟、家族も未熟

相手の5分前の注意は論理的には間違えていない
しかし相手の育った環境や意識で5分前では色んな事に気を配ったり余裕を持って仕事するには充分ではないと思ったのかもしれません

こうやって物事を相手の立場になって
時に相手の育った環境を考慮し
正しいか正しくないか以外の価値観で見つめる必要があります

ファーストステップとしては感情的になったときに無口になることです
何日かかってでも理性と論理が優先になるまで言葉や行動にしない事で
ほとんどの事は大した事ではなくなります

それとは別に、自分の承認欲求やプライドを満たしたいならば
仕事に遊びに自分なりの挑戦を止めないことです

合掌

2024年3月6日 9:56
{{count}}
有り難し
おきもち

個別相談可能
山形のそれは小さなお寺の住職です。 私は子供の頃いじめられ、社会からドロップアウトするなど金銭的にも苦しみ多面的な貧困を経験。 それらを乗り越えた事は、今では自身を照らす灯り。 色んな社会的活動をしてますが、 自然の中で遊ぶことが大好きで、子供達に体験活動やイベント、木工教室などを催しております。 お寺では草花葬墓地などの永代供養も宗派問わずお迎えしております。

質問者からのお礼

おふたりともありがとうございました。
自分にも他人にも寛容になることがアンガーマネジメントの第1歩だと学びました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ