転職2年目、うまくいかない日々回答受付中
おはようございます。
私は今の職場で働くのが2年目になります。
今年も折り返し地点を過ぎ、後半になってから徐々にうまくいかない日々が続くようになっています。
外部の方からの要望やクレームを一人で受けたり、悪循環を生み出してしまい同じミスをしてしまったり、怒られたりでもう、しんどいなーと感じます。
でも職場の人で、私よりしんどい思いしている人がいるから頑張ろうとは思うのですが。
だんだん心の余裕もなくなり切ないです。
自分の気持ちはなるべく自分で癒そうとはしていますし、ミスを防ぐ工夫もしています。
ただ、一人になったり暇になったりすると、また同じミスをしてしまうのではないかと不安で押しつぶされそうです。
同じところにずっと足踏みをしている状態になってしまいここにきました。
何か助言をいただきたいです。
よろしくお願いします。
お坊さんからの回答 2件
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職場での苦しさと不安を抱えたときの心の整え方
ご相談ありがとうございます。職場でのミスやクレーム対応はとても消耗するもので、同じ失敗を繰り返してしまうと「またやってしまうのでは」と不安が膨らみ、さらに心を圧迫してしまいます。その状態で「他の人も頑張っているから」と自分を奮い立たせても、心が追いつかないことがありますね。ここでは仏教的な視点を交えて、いくつか助言をお伝えします。
1. 「同じミス」をどう捉えるか
仏教では「同じ川の水に二度足を踏み入れることはできない」と言います。たとえ同じようなミスでも、まったく同じ状況は二度とありません。過去の失敗は今の学びであり、未来に役立つ種です。失敗そのものを「悪」と捉えるのではなく、「経験を積む場」として受け止めると少し心が軽くなります。
2. 不安を「呼吸」で手放す
不安は未来を過剰に予想するときに強まります。「またやってしまうのでは」と思ったら、まず深く息を吸って吐き、いま目の前の一呼吸に心を置いてみてください。仏教の瞑想では「今ここ」に戻ることで、不安に飲み込まれにくくなります。
3. 「自分だけで抱えない」勇気
外部対応やクレーム処理を一人で背負うと、心が摩耗してしまいます。可能であれば、信頼できる上司や同僚に「事後報告でも共有する」習慣を持ってください。すべてを一人で解決しなくてもよいのです。苦しみを分け合うことも、職場という縁の中での大切な実践です。
4. 自分を癒す工夫を続ける
すでに「気持ちを癒そう」「工夫をしよう」と取り組まれているのは素晴らしいことです。そこにさらに「自分を責めすぎない」工夫を加えてみてください。
日々の小さな成功をノートに書く(「今日はミスせずに電話を終えた」など)。
仕事以外の場で「自分は役立っている」と感じられる活動を持つ(家事、趣味、挨拶でもよい)。
5. まとめ
「足踏みしている」と思うときも、それは実は「地固めの時期」でもあります。土を固めることで、次に芽が出やすくなる。仏教の教えに照らすと、苦しみや不安はあなたを鍛える師でもあります。どうか「私はダメだ」と責めず、「いま私は学びの只中にいる」と心に語りかけてみてください。
合掌
拝読させて頂きました。
あなたが転職なさり2年目となりなかなかうまくいかないのですね。仕事でミスしてしまってとてもしんどく不安になってしまうのですね。詳細なあなたやお仕事のことはわからないですけれども、あなたの辛いお気持ち心よりお察しします。
あなたがそう思い悩んで自分を追い詰めてしまうのもわかるように感じます。おそらくあなた以外の人もそう思ってしまうのではないでしょうか。誰しも自分一人で考えて抱えてしまうとなかなかそこから抜け出すことできず、気持ちを切り替えていくことは難しいですからね。
もしできるならば周りの人達とも様々な思いやミスも含めて話し合ってみて分かち合ってみてはいかがでしょう。
自分一人で考えるよりも身近にいる方々と話しながら気持ちや、考えも分かち合い切り替えていくこともできるのではないかと思います。
そうしていく中でミスも気がついて少なくしていくことにもつながっていきますからね。
誰でも一気に全てうまくいくことはありませんし、色々な方々と交流しながら助け合っていくこともできると思います。
後悔することもありますし、ついつい愚痴を言ってしまうこともあるでしょうし、どうすればいいかわからなくなってしまうこともありますからね。それを少しずつでも皆さんと一緒に分かち合いながら一つ一つ見つけて解消していくことはできるでしょう。
またここでも辛いことや苦しいことや愚痴もおっしゃって下さいね。あなたを心よりお待ちしております。
あなたがこれからも沢山の経験を積まれ沢山の方々と一緒に分かち合いながら、健やかにご成長なさっていくことできますように、充実した毎日を生きることできますように切に祈っております。
そしてあなたを心より応援させて頂きます。至心合掌