家族に悩みや愚痴を聞いてもらえない時
最も身近な存在である家族に、悩み事や愚痴を聞いてもらえないことに悩んでいます。
家族は皆優しく「無理しないで」「抱え込まないで」「頼って」と言ってくれますが、その割には「実は困ってることがあって」と話し始めると、別に強い言葉や汚い言葉を使っているわけでもないのに「フユの口からそういうの聞きたくない」と止められたり、間髪入れずに「じゃあ〇〇すれば?」「ここで色々言ってても解決しない」と切り捨てられたりしてしまいます。
その割には私相手には「職場に変な人がいて~」「またあのクソババアが話しかけてきて~」と愚痴をこぼしてきます。自分が言うのはいいけど私が言うのはダメみたいです(笑)
タイミングを見計らって声をかけ、1~2分くらいで内容を簡潔にまとめてもダメです。
アドバイス自体が悪いとは全く思いませんが、「それは辛いね」「やばいじゃん!」みたいなリアクションが一切無く、私がほんの少し愚痴っぽくなっただけでも止める・茶化す(「なんかフユが怒ってる~」と笑われる)・切り捨てる等話を聞こうとする姿勢を取ってもらえないので時折悲しくなります。
体調不良などの「現実」であればちゃんと話を聞いてくれるのですがそれ以外はダメです。実母・夫・義母など、身近にいる家族全員が同じタイプなので、家族に悩みを打ち明けたり愚痴ったりするのは極力しないようにしています。
ただ、夫に対しては一緒に暮らす相手ということもあり、ついついぼやいてしまい「しょうもないこと考えててもしょうがないよ」と正論パンチで撃沈……ということを何度か繰り返しているので、いい加減期待するのはやめなければと思っている次第です。
家族は私に笑っていてほしい、楽しい話題を提供して欲しい気持ちが強いようで、ネガティブなことは口に出してほしくないようです。(誰しもそうだとは思いますが……)
私は全く明るい性格ではないのですが、家庭内では楽しい話題、共通の話題を見つけ、極力楽しい時間を過ごせるよう努めていますが、内心ではたまには悲しいことや苦しいことだって本当は聞いてほしいんだけどなあと思っています。
皆に変わってもらうことは難しいと思うので、家族への相談以外で気を晴らす方法を見つけたいのですが、何か良い案はありますでしょうか……?
思いつくのは趣味に没頭する、ノートに気持ちを書きなぐる、通院先でだけ相談するぐらいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
みんな面倒くさがり
基本的に、家族にトラブルが起きて対応しないといけなくなると面倒くさいものです。
特に、体調不良なんかは突然起きることが多いので、家族は他の予定を差し置いて病院に付き添ったり、普段の家事とは別に手間がかかったりします。
なので、家族はあなたのトラブルが面倒くさいので、「無理をしないで」と言うのも優しさだけではなく、「体調不良を起こされたら面倒くさいから、安全運転で生活してくれよ。」という意味でしょうね。
家族のアドバイスも、あくまでトラブルを起こしてもらいたくないからアドバイスしているのであり、あなたの愚痴を聞いて一緒に一喜一憂することに時間を使いたくはない(面倒くさい)のでしょう。
それは仕方ないことです。
怠けの煩悩は誰にでもあるので、面倒くさいことに時間や体力や集中力を使いたくない、タイパ(タイムパフォーマンス)重視の世の中なのです。
あなたは家族に心配してもらいたい気持ちもあるかもしれませんが、家族にとっては、心配することは最大のストレスなので、心配させるような暗い話は聞きたくないのです。
不安や心配ごとがある場合は、家族には、具体的に何をして欲しいのか結論から言いましょう。
特にやってもらいたいことはないけと、一緒に悲しんだり心配してもらいたいという場合は、それは家族にストレスの苦しみを分け与えたいという意味になるので、面倒くさがられる可能性があると、理解しておきましょう。
あらかじめそのように理解しておけば、あなたはショックを受けたり傷ついたりしなくて済みます。
結論。誰にでも怠けの煩悩(面倒くさがる)があるから仕方ないなと、冷たい態度の家族を慈悲の眼差しで許してあげましょう。
なお、阿弥陀仏という仏様ははかりしれない寿命を持つ仏様であり、時間がたっぷりあるので、愚かな私達に寄り添い、見捨てずに極楽浄土に迎えてくれる温かい仏様です。
時間をかけてくれると暖かく感じ、時間をケチられると冷たく感じますね。
気が向いたら仏教について調べたり、瞑想をやってみたりしてください。
ストレス軽減のコツをつかめると思います。
質問者からのお礼
ありがとうございます。慈悲の眼差しで許すということ、全く考えつきませんでした。仏教についても調べてみます。