信用を失いました。
旦那に浮気をされました。怪しいと疑い始めた頃、相手に気持ちを伝えていた文章を見てしまいました。
それに対して、自分は区切りをつけたと言われて、私を選んだと言ってくれました。しかし、隠れてやり取りは続いており、それを開示して欲しいと言い過ぎて関係にヒビが入ってしまいました。
探るようなこともしてしまいました。
それはすごく反省しています。もう2度としないと、心に誓いました。
しかしやはり文章など勝手に見てしまった事で、旦那からの信用を失いました。きっと信頼してもらえておらず心も離れた事だろうと思います。
辛く悲しいことが続き、苦しいです。
この先、その相手と主人は仕事ではありますが2人で海外へ行く予定は決まっています。辛く、苦しいです。
これ以上関係を崩したくないと思っておりますが、どうしても気になってしまいます。
前向きになりたいのに、幾度も責めるようなことを言ってしまいます。その度に詮索するなと叱咤を受けます。
これ以上関係を悪くしたくはないです。気持ちを落ち着かせる方法を相談したいです。
浮気は悲しく辛いですが、主人のことを愛しておりますので、離婚は考えておりません。
前向きになりたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
夫は所有物ではない(孫悟空は忠犬ではない)
残念ながら、サルは特定の相手と一生添い遂げる動物ではないでしょう。
鳥の中には同じ相手と毎回つがいになるものもいるらしいですが。
ということで、浮気する人間はけっこうな確率でいますね。
結婚という制度は人間が勝手に作った文化的な制度であり、
また、仏教では、自分という存在は概念上の幻であり、自分のものという概念も幻、当然、夫や我が子も自分のものではない(思いどおりコントロールできないのが普通)だと考えます。
もちろん不倫しない人もいますが、たまたま夫は不倫するタイプの人だったのです。
たまたま気に入ったペットが忠犬ハチ公ではなく飛び回る猿だった。
それは仕方ないので、メリットとデメリットを比較して、そのペットを飼い続けるかとうかを決断するしかない。
そして、猿を飼うと決めたら、猿の性質に腹を立てても疲れるだけだとある程度あきらめてはどうでしょうか。
まぁ、どんなに素敵な夫であってもいずれは死別するときが来ます。
いつか終わる旅の、一時的な仲間。
孫悟空は三蔵法師の不出来な弟子ですが、旅のお供としては役立つ場面も多い憎めない猿です。
居心地の良い家を作りましょう。
そうでしたか。外に出ていると心配で仕方ないでしょうね。そして、不安から色々と問い糺したくなる気持ちも分かります。
そして、そもそも旦那さんがそのような行為に走ったのは、単に相手からの引きが強かったのでしょうか。あなたへの不満はなかったのでしょうか。その辺りの経緯をお互い認識しているのかが、今後にとって大切ではないかと思います。つまり根本的な原因は何だったのか。あなたと一緒にいる、その居心地の悪さはどこにあったのか。
文中からそれを察することは私にはできませんが、あなたが「我ながら一点の曇りもない」のであればこんなに卑下する必要はないと思いますが、あなたの過去の何かが関わっているなら、その是正は努力しましょう。
一般には「旦那にとって居心地がいい」家庭になっているかがポイントであると感じます。ただ、次にそれをあなたが許容できるか。「家でスパスパとタバコを吸えなきゃ嫌だ」というのを、そのまま許容するわけにもいきませんからね。
夫婦は、結婚してから距離をチューニングしていくものです。お互い何も言わずとも安心していられる、そんな昔話に出てくる老夫婦になるまでは、せめぎ合いが続くのは自然なことです。そのお互い様、ができる相手だと思うからこそ、愛情も感じるのではないでしょうか。
追記
「お礼」欄の書き込みありがとうございます。自宅の一番のポイントって、「自分もそれを作っている主体だ」という事です。あなたが作って彼がお客さん、ではない。そこは勘違いさせないでね。
質問者からのお礼
まとまりのない文章を読み解き、回答をいただきありがとうございます
はい、居心地の良い家を目指そうと思います。話し合う事で彼の気持ちも少し見えました。彼にとって、居心地がいいけれど、落ち着きすぎてしまう事に不満があるようでした。私に求めるものと外に求めるものでは全く違うのだと。何もかも妻として自分を優先して欲しいという欲望が過ぎたせいでした
お互い様を意識して、居心地がいいと感じてもらえる家を、家庭を作っていこうと思います
この度はありがとうございました
願誉浄史 様
ありがとうございます
夫は所有物ではない。本当にその通りだと思いました。
私の中の「夫」に対する傲慢さと固定概念が状況をさらに悪化させているのだなと感じました。性質として諦める、これがすごくしっくり来ました。
その上でこれから先、彼の素敵な部分をたくさん見つけて行きたいと思います。
親身なお言葉や気づきをありがとうございます