嫉妬心への対処法
僕は嫉妬心を感じ易い人間です。
嫉妬心から一度、いじめをしてしまったり、嫉妬心から時々心が張り裂けそうになることがあります。
努力もしない癖に、「あいつはなんでみんなに好かれるんだろう」とか「あいつはなんで有名なんだろう」とか「あいつはなんで頭がいいんだ」「あいつはなんて罪のない善良な人なんだろう」など考えてもどうしようもないことを考えてしまいます。
はっきり言って私の性根は腐りきっていると思います。
今後嫉妬心を感じないためにはどう生きていけば良いのでしょうか。また、嫉妬心が湧いてしまった時はどう対処すれば良いのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分を大切にすること
お気持ちをお察しします。嫉妬心や比較によって自己の心を傷つけることは、とても辛い体験です。自己嫌悪に陥り、他者に対して否定的な感情が湧き上がることは、精神的な負担となります。しかし、そのような感情を感じること自体は、人間らしい側面でもあります。
嫉妬心を克服するための第一歩は、自己を大切にすることです。自己肯定感を高め、他者との比較ではなく、自己の成長や幸せに焦点を当てることが重要です。他者との差異を受け入れることや、他者の成功や善意を祝福できる余裕を持つことが、心の平安を取り戻す手助けとなります。
嫉妬心が湧いてしまった時には、まず落ち着いて深呼吸をすること、自分の感情を客観的に観察し、その背後にある自分の不安や欠如を理解する努力をしてみてください。その後、その感情が過剰にならないように、ポジティブな思考や感謝の気持ちを意識的に取り入れることで、感情のコントロールを試みることが大切です。
また、自己成長や自分の興味や才能に集中し、自分自身の内面的な豊かさを重視することも、嫉妬心に対処する上で有効です。他者を尊重し、協力し合うことで共に成長し合うことができる姿勢が、より健全な人間関係を築く手助けとなるでしょう。
最後に、前向きな取り組みや自己成長に焦点を当てることで、嫉妬心を和らげ、心の平穏を取り戻すことができると思います。自分を許し、他者と違いを受け入れることができる心の柔軟性と思いやりを大切にし、自分自身と向き合うことで、嫉妬心と向き合い成長できるかもしれません。どうか、自分自身を大切にし、前向きな方向に歩み続けてください。応援します。合掌
嫉妬心は自分を知るチャンス
ジャーマンポテトさん
お悩み拝見させていただきました。
嫉妬心を感じやすい人間だということを悩まれているのですね。
もちろん嫉妬心を感じている時は苦しみを感じますが、
嫉妬心も意外と悪いものではないのです!
(まずは嫉妬心はダメなものだ!という思い込みを外してみてください。)
嫉妬心は自分を知るチャンスです。
自分がどう生きていきたいのか?どう在りたいのか?それを教えてくれます。
嫉妬を感じるということは「自分もそうしたい!」という裏がえしなのです。
例えば、
努力もしない癖に、「あいつはなんでみんなに好かれるんだろう」
だと、「みんなに好かれたい!」となりますし、「あいつはなんで有名なんだろう」だと「有名になりたい!」になります。
人は自分と関係ないと思っている事では嫉妬は起きないのです。
「なんであいつは宇宙飛行士なんだ!」とか「何であいつが大統領になってるんだ!」とか自分には関係ない事では嫉妬は起きません。
嫉妬が起きるということは自分にもそれが出来ると思っているからなのです。
最初はなかなかこれを認めるのは、負けたような気分になり難しいかもしれませんが、
「そうか自分はそうなりたいんだな。」と認めてしまえばとても楽になります。
あとは、みんなに好かれる。有名になる。など、自分もそれを体験してしまえば良いのです。
沢山の事に嫉妬してしまうというのは、言い換えれば沢山の可能性を持っているという事。とても素晴らしいことだと思いますよ。
ジャーマンポテトさんの心が少しでも軽くなり温かい光に包まれるようお祈りしております。
南無阿弥陀仏。合掌。
質問者からのお礼
本当に、ありがとうございます
これからは他人とではなく、過去の自分と現在の自分を比較して生きていきたいと思います!
頑張ります