hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

自分の過去の行いとこれからの償いについて

回答数回答 1
有り難し有り難し 20

小学生の頃、私の友人たちがとある子を菌扱いした菌回しを数分の間していました。
その子はその菌回しの現場には居ませんでしたが、その子の心を傷つける行いであることには変わりなく、十分にいじめであると思っています。

当時の私はその友人たちと菌回しをしてはいなかったけれど、傍に居たので先生に説教して貰いました。

歳をとっていくにつれ、あの時友人と説教されたことで私自身も菌回しをしていたと事実を曲げたのではないか、もしも当事者の子がその様子を知っていたのなら加害者が増えただけでより深く心に傷をつけてしまったのではないか等と考えるようになりました。

そして、それは友人達と何も変わらない加害者ではないかと思うようになっていきました。

私はいじめをしてしまったのでしょうか。

もしそうならばこれからその子に対しどのような心構えで償っていけばよいのでしょうか。

その子にはもう会うことは出来ないので、謝罪は不可能です。

当時の詳細な内容はプロフィールに記載しておりますのでそちらの方もご確認いただけたら幸いです。
ご回答の程よろしくお願いいたします。

2024年4月1日 12:13

この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あなたの勇気と行動が、人の心を、いのちを、守っていけるのです

プロフィールも読ませてもらいました。
あなたの行動が、いじめの加害であったのかどうかは、私にはわかりません。ですが、こうしてあの頃を顧みて、誰であろうと人に対してあのような行為は暴力と同じなのだと、あなたが気づいてくださったことに意味があると思っています。

集団心理というものは、周りの力ある者に強く影響され、流されてしまうこともありますね。無知であるほど、過ちにも気づきにくい。それを体験されたのです。

どのような心構えで償っていくのかを考えるよりも、過ちをしっかりと認め 勇気ある行動をしていけるように。そして、目の前の人を大切に想える人であってほしい。

あなたの行動が、人の心を、いのちを、守っていけるのです。それは同時に、あなたが愛されていくことにも繋がるわ。

どうか、そんな生き方をなさってくださいね。
 

2024年4月2日 23:49
{{count}}
有り難し
おきもち

個別相談可能
はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として、慌ただしく過ごしております。 ◆ゲートキーパー ご相談 駆け込み寺 (訪問は要予約。まずはメールでお問い合わせください) ◆ビハーラ僧、終末期ターミナルケア、看取り、グリーフケア、希死念慮、自死、産前産後うつ、育児、DV、デートDV、トラウマ、PTSD、傾聴、手話、要約筆記、電話相談員、小学校支援員としても、サポートしています。 ◆一般社団法人『グリーフケアともしび』理事長 【ともしび遺族会】運営 毎月 第1金・昼夜2回開催(大阪駅前第3ビル) 14:00〜,18:00〜 お問い合わせ申込⬇️こちらから griefcare.tomoshibi@icloud.com *この活動は皆さまのご支援により支えられております。ご協力をよろしくお願いします。 ゆうちょ銀行 口座番号 普通408-6452769 一般社団法人グリーフケアともしび ◆『ビハーラサロン おしゃべりカフェひだまり』 ビハーラ和歌山代表 居場所運営 問い合わせ申込⬇️こちらから griefcare.tomoshibi@icloud.com ◆GEはしもとサピュイエ 所属 (Gender Equality 誰もが自分らしく生きることができる社会をめざして)DV・女性支援 ◆認定NPO京都自死自殺相談センターSotto 元グリーフサポート委員長(2018〜2024) ◆保育士.幼稚園教諭.小学校教諭. レクリエーションインストラクター 10年間 保育 教育の現場で 総主任として勤めた経験も生かしつつ、お話できることがあれば 幸いです。 いつも あなたとともに。南無阿弥陀仏 ここでは、宗旨を問いません。 まずは、ひとりで抱え込まないで。 来寺お問い合わせは⬇️こちらから miehimeyo@gmail.com ※時間を割いて、あなたに向き合っています。 ですので、過去の質問へのお返事がない方には、応えていません。お礼回答がある方を優先しています。 懇志応援も宜しくお願いします。 ※個別相談は、hasunohaオンライン相談より受け付けています。お寺への いきなりの電話相談は受け付けておりません。また夜中や早朝の電話もご遠慮ください。 法務を優先させてください。
午後から夜の時間帯は都合がつけやすいです。特に21:30以降は、たっぷりとした時間が取れます。 ◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。 言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。 ◆自死で大切な人を亡くされたり、死別により 死が受け入れられなかったり、心の整理がつかない方へ。30分ずつでも、オンラインで定期的に気持ちに向き合っていきませんか。吐露したり泣ける時間も、大事なグリーフケア 。 ◆個別電話ってドキドキして勇気のいることだけれど、声が届くから、聞こえてくるから、ちゃんと繋がっているようで、そばにいるように安心出来ることもあります。 ◆ 終末期ターミナルケア、看取り、希死念慮、自死、グリーフケア、トラウマ、PTSD、子育て、産前産後うつ、不妊、傾聴、手話、要約筆記者 としても、サポート ◆出来るだけ希望時間にお応えしたいと思いますが、午前中は毎日 法務があります。 (相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので) ◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )

質問者からのお礼

回答していただきありがとうございます。過去を省みることも大切だけれど、その経験を今後の行動に活かしていこうと思います。
そして、今まで集団心理に流されるままに生きる毎日でしたが、そんな日々から抜け出してみようとも思いました。
本当にありがとうございました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ