たまに思い出す母の言葉がやっぱり辛い
数年前に健診で甲状腺の病気が分かり、それを何気なく母親に打ち明けた時に返された言葉をたまに思い出して辛くて泣けてきます。
今は実家を出て離れて暮らしていますが実家を出てから家庭環境がちょっとおかしいことに気付き、両親のことはもう諦めてそういう人(たち)なんだと思って割り切っていたつもりでした。
帰省したタイミングでこんな病気だった、緊急性はないけど一生付き合っていく病気なんだよね~と軽く報告程度にしたら、どうしてそんな風になるの?!自分は(母)何もないのに!と責められる言葉を掛けられました。同席していた兄弟もびっくりしていました。私もびっくりしました。
慰めてほしい訳でも寄り添ってほしい訳でも優しい言葉がほしかった訳でもないんです。だってそういうことを求めるような相手じゃないのは今までで理解していたから。
でもまさかこんな言葉をかけられるとは思っていませんでした。
数年経ちましたがたまーに思い出します。別にもう諦めているんです、子どもであろうと誰かに寄り添えるような人じゃないってことは。
でも娘にそんな風に言うんだ、期待してないし諦めていたけどこんなことを言えちゃうんだ。
そう思い返してやっぱり悲しくなります。
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慈悲深い人をイメージしてみましょう
くぅ 様 相談ありがとうございます。
そうですか、トラウマがフラッシュバックを起こしているような感じですね。
脳は感情を揺さぶられた時のことをよく記憶します。と同時に脅威を感じるように働き、何かがきっかけで思い出し、脅威感情を喚起させます。そして、身心に怒りや逃走や凍り付きのような反応が起きます。今辛いと感じてしまうのは、その脳のいたずらです。辛い感情はあなたのせいではないのです。あなたに責任はないのです。お母様に怒りや諦めを感じるかもしれません、当然のことかと思います。でもそれもあなたのせいではないのです。あなたは悪くありません。
そしてもし、あなたの傍に、今、大親友や恩師のようなとても慈悲深い人がいるとします。その人はあなたの悩み苦しみを全てわかっていて、その苦しみから解放させてあげたいと、あなたを優しさで包み込み、思いやりを向けて、あなたを寛容に観ています。勇気も与えてくれます。
あなたはその慈悲深い人に包まれた感じをイメージしてみてそれに浸った時、そして心の温かさが伝わってきた時、どんな感じがして、どんな言葉をかけてもらえるかを想像してください。ゆっくりとゆったりとした呼吸と共に身体をリラックスさせて感じて言葉を受け取ってみましょう。
「過去がフラッシュバックして悲しくなったけど、大丈夫、今の私はそれを乗り越えた」「辛い経験は、私をダメにしそうだったけど、自立できた」「病気もあるけど私は明るく生きていける」「私は私の人生、誰にも邪魔されない」「今の私は今に価値がある」などなど、イメージした慈悲深い人から受け取ってみましょう。
きっと役に立つと思います。
あなたの人生はあなたが主人公。宇宙がどんなに広くてもあなたはあなたしかいません。悲しい気持ちになってもいい。でも大丈夫。私の中に思いやりがあることを知っているから。
参考にしてください。一礼
追伸:お礼メッセージありがとうございました。フラッシュバックしても大丈夫と自分に声をかけ続けていれば気にならなくなると思います。もっと何か強い気持ちがまだ必要かも、と思う時はどうぞ遠慮なくご相談ください。この度のご縁に感謝申し上げます。再礼
質問者からのお礼
釋孝修様
有り難いお言葉ありがとうございました。
数日経ち、気持ちも落ち着きました。
時々思い出し辛くはなりますが一晩眠てしまえばとケロっとしている自分もいます。
いただいたお言葉を読みながら言葉や存在に囚われすぎす思うままに自分の人生を生きたいなと改めて思いました。
ありがとうございました。一礼