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どうしても他人にイライラしてしまいます

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いい歳して幼稚なままで本当に恥ずかしいのですが…他人が自分の思い通りに動かないとイライラして「死ね」と思ってしまう癖が治りません。

頭では、自分だって他人に迷惑をかけているのは分かっているし、「他人なんだから腹が立つことがあっても当たり前だ」「これも修行だ」と考えていますが、どんなに頭で考えようとも心では「死ね」と思います。
アンガーマネージメントの勉強をしたり、瞑想や写経などももう1年以上続けているのですが、全く効果なしです。

お坊さんは、どうしようもなく腹が立ったり、幼稚な考えに囚われてしまうとき、どう対処されているのですか?
個人的に「自分にはこの方法がよく効くよ」というものがあれば教えて頂きたいです。

2024年4月13日 13:27

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

ご相談読ませていただきました。
自分の感情や思考がコントロールできない時、特に"死ね"という言葉が頭をよぎることで自己を責める気持ちが辛く感じるのですね。おっしゃるように、頭で分かっていることと心の感情が合致しない状況は、多くの人が経験するものです。アンガーマネジメントや瞑想、写経などの方法を試みてもまだ効果を感じられないとの事ですがなかなか時間がかかるものだと思います。継続は力と思って続けてみることをおすすめします。

僧侶や宗教家は、自らの感情や幼稚な考えに対処するためにも日々修行を続け、自己観察や自己管理の重要性を感じています。その中で、気持ちを整えるためには自己受容や他者への思いやりを大切にし、状況や感情に対して冷静に向き合う訓練が必要です。
具体的な方法としては、自分を受け入れることから始めることが大切です。感情や思考が湧き上がってきたとき、自分自身を責めずに受け入れ、その感情を客観的に見つめることで、それをコントロールする余地を生むことができます。
他にも、感情が高ぶった状況ではその場を離れる、自分にとってリラックスできる活動や趣味に没頭する、日記をつけるなど、自らの感情を理解し整理する方法を見つけてみることも有効かもしれません。
最終的に、自己成長や修行は短期間で劇的な変化をもたらすものではなく、継続と忍耐が必要です。自らの努力と向き合い、適切な支援やツールを駆使しながら、自己管理や感情のコントロールを徐々に向上させていくことが重要です。焦らず、地道に取り組んでいくことが成長に繋がると信じています。頑張ってください。合掌

2024年4月13日 18:10
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有り難し
おきもち

個別相談可能
仏教の目的は、抜苦与楽と成仏です。 生きている人の苦しみをどうしたら癒せるのかを常に考えます。 資格:日本メンタル協会認定メンタルスペシャリスト。JADP認定心理カウンセラー
平日19:00から21:00に受付ます。

イライラも含めて丸ごと受け入れる

基本的に大切なことは、自分の都合をたてないことです。
物事に触れる時、土台に自分の都合、エゴを置かないこと。土台は事実にする。事実ファーストにすることでイライラはかなり減るはずです。
言葉はただの音。他人は景色と同じ。目の働きは物を他人とか自分とか景色とか物とか差別せずに受け入れます。耳も同じ、声でも音楽でも鳥の囀りでも同じように受け入れています。

お坊さんもイライラするときはあります。
落ち着かない時は迷惑をかけるので一人になること。坐禅をすること。人の少ない公園などを散歩すること。

イライラの炎が燃え尽きるまで静かにすることが大切です。

2024年4月14日 7:18
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有り難し
おきもち

個別相談可能
禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す事で、ちょっと楽になれます。悩みの根本に気づき、明るく爽やかに生きていきたいですよね。 私自身、禅との出会いにより救われた一人です。皆様に少しでもお伝え出来たらと思います。 人は自分の都合を立てて物事に向き合うところがあります。私の回答も期待していたものと違うことがあるかもしれません。その時に素直に聞けるか、回答の内容を否定的に聞くかで救われるかどうかが変わります。疑問は出てくると思います。その時はご相談ください。
ご相談時間は不定期なので、いくつかご都合を教えてください。 ◆小学校教員もしています。子供、家族、ご自身のことお話をお聞きします。 ◆禅のおかげで私も救われました。禅の教えを基に「思い通りにしたい」という自分の都合や価値観から生まれた思い込みをほぐしていくお手伝いをします。 ◆仏教は人生を豊かにしてくれることを感じてくだされば嬉しく思います。

質問者からのお礼

宮本龍太さま、邦元さま

ご回答いただき、ありがとうございました。
お二方に共通しているのは、自分自身であれ外のものであれ「受け入れる」ということかな、と思いました。マインドフルネスのような考え方でしょうか。
良いも悪いも解釈を与えず、ただそこにあるものとして受け入れる…それができれば生きるのが随分楽になるのでしょうね。
(そう言いながら、今マンション上階の大きな足音に「静かに歩けないなら死ねよ」と思っています…)

そして、確かに修行に身を置かれる方々は一生をかけてそれを続けていかれるわけで、1年やそこらで結果を求める姿勢は甘いのだろうな、とも思いました。
1年で変わらなくても当たり前と思うと、少し楽になった気がします。
今のまま瞑想や写経を続けつつ、腹が立ったときは落ち着くまでその場を離れる、という方法で気長に取り組んでみたいと思います。
ありがとうございました。

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