がんになった父親
父親が腎臓、膀胱がんにかかりこれから透析生活になります。
関係が良好であれば面倒をみたり、心配する気持ちもあったのかもしれませんが、休日は自分の部屋にこもって競馬や映画を見たり、ゴミはださない、母と自分が風邪で動けなくなっても助けてくれないなどなど普段の行いが悪いせいで母からも早く死んでほしいと言われている状況です。
子供の頃は遊んだり卒業式にも来てくれたりしましたが、今はもう家族に関心が無くなったように見えます。こんな父に自分はどう接すればいいのか分からなくなってきました。自分も父の行いには怒りを感じています。これを正直にぶつけるのがいいのか、無理に話してストレスが溜まるのなら普段通りに過ごすか気持ちの整理上手くできていません。
何かアドバイスがあれば是非よろしくお願いします。
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気持ちが少しわかる気がするのです。
まぐろさん
お悩み拝見させていただきました。
私も20代の時に母ががんになり、そのまま亡くなりました。
似たような経験なので、その経験から思うことをお伝えさせてください。
あくまで私の経験なので、一つの参考にしてもらえたらと思います(^^)
今は医療も発展していますので、がん=死というわけではありません。がんになった方でも治療して元気に暮らしてらっしゃる方も沢山います。
でもやっぱり人生は諸行無常。
例えがんじゃなくても、明日の我が身は誰にもわかりません。
人はいつ死ぬか誰にもわからないのです。
私も、両親との確執があり良好な関係ではありませんでした。
なので母ががんになった時も正直複雑な気持ちで、素直に悲しめない自分を責めたこともありました。
なので、まぐろさんの気持ちが少しわかる気がするのです。
それでも、母が亡くなってから父としっかり向き合う機会がありました。
それがなければ私はいまだに両親とは不仲な関係だったと思います。
もし今、お父さんとお話が出来るなら、自分の気持ちを一度お伝えしても良いと思いますよ。
私の場合、
なんで愛してくれなかったのか?
なんで出て行けと言ったのか?
お父さんは私のこと好きなのか?
等々、ずっとずっと思っていたことを伝えました。
不満がいっぱいだったので、怒り爆発で感情的になるかと思ったのですが、涙が止まらずずっと号泣してしまいました。
でも、その時初めて自分の思いを父に伝えたのです。
子供の頃からずっとずっと自分の中にあったシコリです。
父は不器用な人なので、多くは語りませんでしたが、「子供を愛していない親はいない。」と言葉にしてくれました。
その時間を過ごしてから、確実に父との関係が変わりました。
今では程よい距離感で良好な関係を築いています。
今になって思うのは、母ともちゃんと向き合っていれば良かった。でもその母はもう居ません。
もしかしたら思い通りの結果にはならないかもしれないけど、自分の中の確執の行き場がないのなら、ご自身のためにも、しっかりご両親と向き合われても良いかもしれません。
それをするかしないかで、今後の人生の生きやすさが本当に変わってくると思います。心から応援していますね。
まぐろさんの心が少しでも軽くなり温かい光に包まれるようお祈りしております。
南無阿弥陀仏。合掌。
質問者からのお礼
回答ありがとうございます。
今朝ちょうど父から話しかけられ会話するタイミングがありました。その時はいつも自分が見てる動画の詳細について少し話すだけでしたが、普通に会話できてちょっとだけ安心しました。この回答を参考にしつつ父への接し方を考えてみようと思いました。
話を聞いていただきありがとうございました。心が軽くなりました。