母親の存在が重い
こんにちは。以前にハスノハさんにはずいぶんお世話になりました。自分が過去にした相談内容を見て懐かしくもあり、恥ずかしくもなりましたよ笑。
前置きはここまでにして、久しぶりに相談させてください。
僕は現在実家の近くで一人暮らしをしています。
僕の母親は、統合失調症という精神病を患っています。人間関係がきっかけで、高校生の頃から病を発症し、30年ほど闘病しているようです。
現在49歳の主婦なのですが、ほぼほぼ引きこもり状態です。友達もおらず、日中はほとんどの時間を寝ていて、多少YouTubeなどは見ているようですが、これといった趣味もないみたいです。
話し相手は父と、遠くにいる祖母(電話通話)ですが、父は仕事であまり家にはいないので、実質祖母だけが話し相手のようです。僕も仕事が休みで暇な日に、月1ペースくらいで実家に帰っています。父が出張などで一週間程家を空けるときには、母から「一人で居れないから来てくれないか」と言われたら、一週間程実家で過ごしたりもしています。
今は祖母が電話で話し相手になってはいますが、現在75歳なので祖母が亡くなった後、母のことがすごい心配です。
何より心配なのが、父の仕事は10年に一度ほど転勤があり、おそらく来年あたりには県外に転勤になります。そうなると僕も近くには居ることができないので、母は父が仕事で居ない間はずっと一人で家に居なければいけません。
友達作りなどのきっかけになればと思い、スーパーなどで週に3日、一日4時間くらいでもいいから働いてみてはどうかと提案もしましたが、過去の人間関係などのトラウマや過去に患ったうつ病の再発の懸念などもあり難しいみたいです。
僕も母からの遺伝なのかは分かりませんが、メンタル面や気質が母と似ているので、母の精神病の症状は理解できますし、本人は強がってますが、母の今の状況がどれだけ孤独で寂しい状況なのかも痛いほど分かります。
日中にほとんどの時間を寝ているのは、寝てる間は思考停止するので、母なりの辛い現実から逃げる手段なんだと思います。そう考えるとすごい胸が傷むんです。
正直なところ、親不幸なことかもしれないですが、僕自身今の生活や仕事などで悩み事が尽きない中で、母のことが常に頭の片隅にあり荷が重いです。
母とどう向き合っていくべきでしょうか?
HSP気質で生きづらく、人目を気にするあまりすごく不器用な人間です。 しかしデメリットばかりではなく、生きづらいからこそ、生きづらさを解消するために色んな本に手を出しましたし、仏教に出会うことができました。 人生において様々な悩み事があり、お坊さんのご意見やアドバイスをいただきたいと思いました。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
様々なサポートや居場所、相談窓口がある。繋がってもらえたら。
お母さんのことを気にかけてくれて、ありがとうという想いです。あなたは優しいわね。
お母さんのことを考えると、人との関わりが、こちらが思う以上に、緊張したりドキドキ怖かったりもするのだろうと思います。だから、人間関係や交流を広げていくというのは、お母さんにはハードルが高いでしょうね。
ですが、これからを生きていくために、家族以外でも気持ちを許せる人の存在が必要です。市の電話相談やNPOなどの相談窓口、またハスノハのようにメールやネットでの相談など、匿名で気持ちを話せる先を持つことは、気持ちをラクにさせますよ。
いつまでも家族がずっとそばで、つきっきりで居てあげられるわけでもありませんし、適度な距離を保ちながら付き合っていかないと、疲弊してしまうこともあります。ですから家族だけでなく、外にも繋がりを持ってもらいましょう。
広報誌や行政のホームページにも、様々なサポートやサークル、居場所、相談窓口が掲載されています。
そういったところにもお母さんが繋がっていかれますように。
情報を、そっと机の上に置くなどして、お母さんに気づいていただくように動いてみませんか。
質問者からのお礼
中田三恵さん、ご回答ありがとうございます。そうなんですよ。祖母も父も、僕もですがいつどんなことが起こるか分からないのが世の中ですから、一人になった時にどう生きていくんだととても心配しています。家族以外の支えも必要だなと本当にそう思います。ハスノハのような相談場所など紹介していこうと思います。ありがとうございました。