親に話した
母親から「神様、仏様は乗り越えられる試練しか与えない」と言われ、私は「そもそも試練を与えないでほしい」「仏様信じてます」と答えました。
⑴この場合私はわがままだと仏様に思われるのでしょうか?
会話の続きで、最近は南無阿弥陀仏を1日一回、なるべく西の方を向いて唱えてることも初めて言いました。
その際に、なんでするの?と思ってるだろうなと伝わってきたので「仏様は私を救ってくださる」と言い、その後「仏様はみんなを救ってくださると書いてあったよ」と訂正しました。
(2)いきなり言っちゃったな、普段宗教の話をしないから母からみればやばいだろうな、自分の言葉選びがなんだか変だな、上手く言えてないななどと自分自身にクスッとしてしまったのですが、仏様は怒りますか?仏教に対して笑ったと思われてしまいますか?
⑶ただの一般人である私が先ほど親に言ったことは、仏教を語っていることになるでしょうか?また、一般人が仏教を語ることはよくないことという認識であっていますか?
もし仏様を怒らせてしまっていたらどうしよう、、と心が落ち着きません。
質問ばかりで申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ご質問ありがとうございます。
「神様は乗り越えられない試練を与えない」という有名な聖書の言葉がありますが、この「試練」というのは苦しい事ではなく「誘惑」の意味だそうです。
ですから誘惑に負けないように頑張りましょうということなんですね。なのでお母様に対しては「はい、試練(誘惑)に負けないようにがんばります!」と答えるのがいいと思いますよ。
①私たちはみんなわがままなのです。ですから自分がわがままだと思って心配しなくていいですよ。誰も皆自分が一番大事なのですから。ただ、自分を大事にするためには周りの人も大事にしましょうね。
②相手が仏教について詳しい方ならいきなり仏教的な話をしても大丈夫です。しかしそうではない方にいきなり仏教的な話をするとかえって心配されると思います。
なので、最初に「お坊さんが言ってたんだけど」または「ハスノハっていうお坊さんのサイトに書いてたんだけど」など付け加えて話す事で相手も話を安心して聞くことができると思いますよ。
③一般の方が仏教の話をするのは問題ありませんよ。ただ仏教の中にはいろいろな宗派や考え方があるので他人に対して何かを言うのは避けて、自分はこういう教えを信じていますくらいに抑えておいた方がいいと思いますよ。他人に対してお念仏を称えなさいと言うのは避けて、自分はお念仏を称えていますくらいの感じで。
なお仏様は怒りの煩悩がないので怒りませんから安心してくださいね。
安心なさって下さい
拝読させて頂きました。
あなたはご自分のおっしゃったことを仏様がお怒りになるのではないかと不安に思っておられるのですね。どうかご安心なさって下さいね。仏様は決してあなたのことをお怒りなさったりしません、あなたのことを全て受け止め受け入れて下さいます。あなたを必ずお救いなさって下さいますし、全ての人をお救いになって下さいます。
私達は生きている中で様々な辛いことや苦しいことにも直面します、なかなかその苦しみから乗り越えられないことも沢山あります。自分の思う通りにはなかなか生きれないですし、うまくいかないことも沢山あります。
その様な中でも仏様も神様も私達を決して見捨てることなく導いて下さいます。
ですからどうか安心なさってこれからも仏様を信じて「南無阿弥陀仏」とお念仏おとなえなさって下さいね。
あなたがこれからも仏様や神様に見守られて心健やかに毎日を生きることできます様に、そして仏様や神様に導かれ救われていくことできます様に切にお祈りさせて頂きます。至心合掌 南無阿弥陀仏
質問者からのお礼
Kousyo Kuuyo Azuma様
お返事いただきありがとうございます。
じっくり読ませていただきました。
仏様はお怒りになってない、私のことも受け入れてくださっていると教えていただき、心がとても軽くなりました。
仏様に感謝いたします。いつも見守っていただきありがとうございます。
一つ質問なのですが、仏教を語るのは僧侶以外はだめですか?
(仏様はいるよ、自分を救ってくれるんだよ等を言う)
お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
聖章様
お忙しいなか返信をくださりありがとうございます。
丁寧に書いてくださった文章、大切に読ませていただきました。
無知な私にたくさんことを教えていただきありがとうございます。
自分も周りの人も大切にできる人になれるように努めていきます。
そして、親に仏教の話をするときがあれば、次からはきちんと付け加えて聞き手側に安心してもらえるお話をできるように気をつけたいです。
私の間違った認識も優しく教えてくださり感謝しております。
どうしよう…と不安になっていましたが、心が穏やかになりました。