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旦那さんと一緒にいることが限界です

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有り難し有り難し 12

結婚して間もなく2年になりますが、旦那さんと一緒にいたくありません。

旦那さんが言っていることが正しくて、それを聞きたくないと思ったり、旦那さんが言ったことができない自分がわるいのかもしれませんが、よく言われることとして

「俺の周りにはそんな人いないよ」
「どうしてお前にだけは伝わらないんだろうなあ。ほかの人にはみんな伝わるよ」
「どうしても自分を通す。俺が言ったことに対して「そうだね」っていって俺の意見を受け入れることがない」
「どうして周りを見て行動できないの。周りを見て、自分自分にならないで、周りのことを考えながら行動しないと」
などと言われます。

私の言ったことを旦那さんは全部覚えていて

「こないだそういったのはお前じゃないか。自分の言動には責任持たないと」
などともいわれます。

私はこれまで、親が私に対していったことが気に入らないと
「もういいよ。聴きたくない」と言って聞く耳を持たない感じで過ごしてきたので、旦那に対して同じようにしたり、旦那が言ったことに対して
「うまくできるか自信ない」とか「自信はないけど頑張ってみる」と言ったりしても、
「自信がないとかの問題じゃないの。」
「頑張ってすることじゃないの」
「そういう風に言うのは逃げだよ。自分に逃げ道を作ってるからいつまでたってもできない」
と言われてしまいます。

よし!って思いきったり、常日頃からそれができるように心がけてないと私はたぶんできないのでそういうのですが、それはダメみたいです。

離婚したりしたら私も旦那さんも会社にいられなくなるとずっと言われ続けているので離婚はできません。

わたしは過去にパニック障害といわれて医者に通っていたことがあるのですが、同じ病気で、詳しい事情は分かりませんが、旦那さんととてもいられる状態じゃないのか、旦那さんのもとには週末のみ帰って普段は妹さんのところに住んでいる人もいます。
その人は家の手伝いをしていて、仕事をしているわけではないようなので、それができるのかもしれませんが、私もそうしたいと何度も言ったこともあります。
でも、やっぱりそれもダメみたいです。

長くなってしまってすみません。この先、私はどうしたらいいのでしょうか?気持ちが限界なのですが、この先旦那さんと一緒にいてうまくやっていけるのでしょうか?(やらないといけないみたいですけど)

2024年6月20日 22:28

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

仏教では無我「自分は」は自ら不幸を誘導している。

拝読させていただきました。

一般的にひとはよくこのようにいいます。

「自分がされて嫌なことは相手にもしない。」

よく耳にするコトバですが、これはワガママ思考の発言なのです。
「?」と思う方が多いかも知れません。
それは相手を尊重でもなく、忖度していないからです。

「自分がされて・・・」
では自分中心に考えている思考性であり、
"自分ではなく、相手がされたら嫌な気持ちとは?"
と考えることが大切な時期かも知れません。

わたしたち人は「基準」や「普通」という認識がどこかしらにありますが、それは自身の経験にともなった認識作用から形成された性質であり、人それぞれの「基準」や「普通」はことなるのもまた普通なのです。

夫婦や同じ環境など、新しい生活をしていくこと、すでに共同で生活をしている方など、『自分』の"基準(普通)"をリカバリーしなくてはなりません。
以前の当たり前という認識をもって元々他人との人生を歩んでいくには、二人の基準を二人の経験をもって作っていくことが大切です。
※話し合いを重ねることは解決となりません。

どこかしら自分の在り方や遣り方などを押し通そうとしているのは相手にわたしの基準に合わせろといっているようなものであり、短期間で人ひとりを変えることは難題であり、おそらく無理なことです。
時間をかけてゆっくりと互いの価値観を合わせていくことが、自他ともに変わっていく方向へと変換されていきます。

相手の思考性を変えるのではなく、自身の思考性を変えていくことのほうが人ははやいのです。

わたしに合わしてくれない相手との生活が嫌になったと考えるのではなく、相手にも心があり互いが共に生活・人生を歩んでいく上で、相手の気持ちによりそう努力を多少なりともしていくことが肝要となります。

世間では大人と判断される夫婦では、過去の自分や、子ども心を押し通す思考から脱却しなければ、どの時代、どの環境、どの境遇においても同じ心境(苦悩)と遭遇することになります。

「質問に対し、何を言っている返答なのか理解できない」
と思うかも知れませんが、真理は奥深くに隠されており、幸せの分かれ道とは同じことが起きたとしても
▪️当たり前と思うのか。
▪️有り難いと思うのか。
私たちは不幸になるためにこの世に生まれてきたのではなく、幸せになるためにこの世に生まれてきているのです。

2024年6月21日 7:40
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質問者からのお礼

法源様

早速ご回答いただきありがとうございました。

相手は結構私に合わせようとしてくれているのに、私はなかなか相手に沿うことができていないので、まずは法源様がおっしゃってくださったように、相手の気持ちに寄り添えるように努力していくことから始めてみようかと思います。

なかなか変わるのは難しいかもしれませんが、自分にできると思ったことから始めて、少しずつでも変わっていけたらいいなと思っています。

気持ちが楽になりました。
本当にありがとうございました。

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