人の気持ちを無下にして傷つけてしまいます
初めてご相談させていただきます。
職場や友人などの人間関係についてです▼
近頃長く進めていたお仕事の企画が流れることになりました。取引先の担当者様から持ちかけられたものでしたが、上長との度重なる行き違いや衝突がありあえなく没となりました。
担当者様とは約10年来の付き合いで互いに贈り物や頼みごとをし合い、出かけたりする仲でした。優しく厳しく接してくださり上長からの難しいご要望、意見や決定の覆しなどの不誠実な対応にもともに真っ向から戦ってくださいました。
そんな担当者様に甘えていたのだと思います。やり取りの中で業務における不満や不安をずかずかと伝え、相手のご意向を度々確認するなどしていると担当者様の企画への態度が変わった気がしました。ご多忙でありましたし、嫌になってしまったのかなと心配になり、無理に付き合わせるのがしのびなく私から企画の中止を提案いたしました。新たな企画を立ち上げる予定でしたが気持ちがもやもやし続け、引きずったままで次へ行く気概がなく思いきって腹を割って話そうとしました。必要だと言われながらの不遇な扱いに耐え1年半ともに進めてきたものがたった一言でわきへ捨てられてしまったこと、担当者様の態度が変わったことへの正直な気持ちを伝えると「私がこの企画のために戦ってきたことを話してきたはずなのに簡単に捨てられたなどと言わないで。そんなことを言う人とはもうさすがに無理」と返され連絡が途絶えました。
当然です。思えばこれまで私への不満や不安は聞いたことがありません。何度も成果を評価して励ましていただき、その都度言葉や行動で感謝を示していたつもりでしたが自信がない、そちらの勘違いです、自分の実力ではありませんと付け加えてばかりでした。その気遣いを忘れ自己満足で気持ちをぶつけてしまったことをとても悔やんでいます。
長くなってしまい申し訳ございません。このようにいつまでも自信を持てず人との距離感を誤り、相手の気持ちを無下にしてしまう自分を変えたいです。どのように意識を変えたらいいでしょうか。ご教示いただけましたら幸いです。よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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常に敬意と感謝を込めて接する。伝えるべきことを間違えないよう
長い付き合いの中でも、分かり合える部分と、胸に納めてくださっていた部分もあったのでしょうね…。
親しき仲にもと言いますが、言ってはいけない一言で、全てを白紙に戻してしまうこともあるのでしょう。
仕事は、譲れないこだわりも大事ですが、共に取り組むチームワークが要ですものね。
今回のことで、大切な気づきをいただいたのではないでしょうか。
私はいろんな立場の人とお付き合いをさせていただいています。年齢も人生経験も、ましてや価値観も違う方々とお話をさせていただくわけですから、とても緊張しますし、どのように見られているのだろうと不安にもなりますが、常に敬意と感謝を込めて接するようにしています。それでも、いろいろ言われることがあったら、そのときは、自分が大事にしてきたものに自信を持って誇ればいい。
ハッキリ伝えるべきことを、間違えないように。
質問者からのお礼
中田様
お忙しい中ご返答いただきましてありがとうございます。とても耳に痛いお言葉ですが痛いということは私にとって足りないものなのだと感じております。いつか図星を指摘されて怒ってしまった時となんだか重なります。正しく厳しいお言葉をかけてくださりありがとうございます。
お言葉をむねに少しでも実行できるよう精進して参ります。重ね重ねになりますが、この度はご相談に乗っていただき本当にありがとうございました。