人に頼るってどういうことか分かりません
大学生です。人に頼るということが分かりません。何を頼って良いのか悪いのかその基準が自分の中ではありません。
私は幼少期、複雑な家庭環境の中、誰にも相談せずに育ちました。人に頼っても誰も助けてくれないと思っていたからです。
友達に悩みを相談したり、ノートを貸してもらったりして頼るということは出来ているのですが、自分が失敗した時は誰にも言わず1人で何とかしようとしてしまいます。正直嘘言って誤魔化したこともあります。決して意図している訳ではなく咄嗟にそうなってしまいます。
どうせ助けてくれないという潜在意識が大人になっても抜けず、また、嫌われたくない・劣っていると思われたくないと思ってしまい、自分で解決しようと思ってしまいます。
恋人にも嘘をついてしまい、嘘をつかれたとは不信感を抱いたし頼って欲しかったと言われて振られてしまいました。
人間は完璧ではないことは分かっています。治したいですがそもそも、頼って良い事、悪い事の基準が分からず前に進めません。
何を基準に考えれば良いのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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質問読ませていただきました。
ご自身が育ってきた環境から、心を開くことを諦めてしまったんでしょうか・・
心中お察しいたします。
さて、実は私も同じ年頃に同じような思いを抱いていました。
私も複雑な家庭環境で育ち、中学生の頃から色々と思い悩みました。中学生の頃に友人に相談しても、あまりにも複雑で過酷な環境でしたので、誰も理解ができずにしっかりと私に向き合ってくれる人はいませんでした。
そんなことがあってから、「人に頼っても無駄なんだ・・」とどこか諦めてしまって、それ以降自分の話をすることはなくなりました。
しかし、13歳のときから出家して僧侶となっていましたので、周りの友人の話や悩み相談などにはよくのっていました。
大学生の頃に、仲の良い友人ができました。そのときに、その方に言われた言葉があります。「あなたは私の話を聞いて、いつも相談にのってくれる。だけど、あなた自身のことは何も話さないし、弱みも見せない。私だって、仲の良い人の力になりたいし、頼ってほしい!」とのことでした。
私は、「こんな考えの人もいるなら、少しずつ心を開けるようにがんばってみよう」と思えました。もちろん、いきなり自分を変えるなんて難しいことですし、今でも自分の感情を表に出すのは苦手です。
しかし、その言葉のおかげで、少しは良い方向に変わったのではないか、と思います。
そもそも、自分を出したり弱みを見せたり相手を頼るというのは、相手を信頼しているということです。逆に言えば、自分を見せないというのは、相手を信頼してないということでもあります。
ですので、「この人には自分を見せてみたい」と思える人がいれば、恐れることなく自分のことを少し話してみてはいかがでしょうか?その中で、相手との信頼関係が少しずつ築けます。
頼って良い事、悪い事の基準というのは、明確な基準など無く、相手との関係性によって様々です。信頼関係を築く中で、少しずつ見えてくるのではないでしょうか。
恐れたり諦めること無く、大切な人に自分を開く努力をしてみてくださいね。
はなさんのことをもっと知りたい、助けになりたい、と思っている人はきっといますよ!
何か参考にしてみてくださいね。
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質問者からのお礼
お礼のコメントが遅くなり申し訳ありません。
とても参考になりました。ご回答ありがとうございました。