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過去の後悔と将来への不安

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私は特に小学生の頃に悪いことをした後悔がたくさんあります。言い訳をすれば、当時は善悪の分別がつかず、悪への憧れ、友達のため、など小学生なりに自分の正義でやっていたと思います。大人になってみると、とんでもなくダメな子どもだったと思い、自分の過去を思い出しては反省し、苦しくなります。

特に思い出すと苦しいのは幼少期の思い出ですが、中学校以降は全く悪いことをしていないか、と問われれば、そんなこともなく、大人になった今も反省の毎日です。私はとても単純かつ頭が悪いので、誰かが冗談で言った悪い提案も、真剣に「そうすればいいのか。」と受け止めてしまいます。なのに、後になって「あれは悪いことだったのでは」と細かいことを思い出して苦しくなります。大人になってだいぶ分別がついてきましたが、「また悪いことをしてしまうかもしれない」と思ってしまいます。そしてどこかずるく、言い訳を考えて逃げようとする人間でもあるので、「悪いことをしないように」と考えると最近は外出も億劫ですし、仕事も迷惑をかけるのでは、と行きたくありません。でも、家にいても役立たずと思い苦しいという状況です。

私は家族や友人、運に本当に恵まれています。しかし、因果応報という言葉があるならば、私はもっと不幸にならないといけないと思います。例えば、素晴らしい人が病気や怪我で悩む姿を見たら、なんであんなに素晴らしい方が悩んでいるのに、こんな私が健康なんだろう、と自分責めてしまいます。

今後因果応報があるならば、今の私にとっての最大の不幸は、子どもや家族、友達など周りの人たちに悪いことが起こることです。自分が苦しむ分にはどんな罰も受けるつもりですが、私の過去の悪事によって、大切な周りの人たちに何か起こるのではないかと心配です。

今、素晴らしい夫や愛する子どももいますが、こんなダメな私を妻や母親としてもつ夫や子どもが可哀想にも思えます。完璧な妻・母になりたいです。

どうしてこんな私が恵まれてしまったのか、と幸せを素直に受け取れません。贅沢な悩みに聞こえるかもですが、ここ最近は本当に深く悩んでしまい、息を吸うのも苦しく、食欲がなく体重も減り、過去にばかり囚われて、目の前の幸せを幸せと思えません。

失礼を承知でのお願いですが、こんなダメな私に、お叱りやこれからの人生を前向きに考えられるよう説いていただけるとありがたいです。

2024年7月29日 21:11

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

今を大切に。

ぽん 様 相談ありがとうございます。

「過ぎ去った過去にとらわれ、まだ来ていない未来を憂う」
と人が苦しむさまを見た仏様は、
「過去にとらわれず、未来に不安を懐かず、心を調えて、いま、この瞬間を、大切に生きなさい」とお説きになられました。
この精神をもって、あなたも生きるべきです。
所詮因果応報は普通の人の智慧では、何が原因で何が報いになるかわからぬものです。考えても仕方ないのです。
日々起こる出来事を、過去や未来にとらわれることなく、今どうすればよいのかを考えていくべきです。
いま、ご主人もいて、お子様もいて、幸せを感じるなら、その幸せを自分の喜びとして、心地よく受け止め、そしてその心地よさを、ご主人にもお子様にもさらには、周りの方々にも、分け与えるとしたらあなたどのような行動をするのでしょうか?
過去に捕らわれた落ち込んだあなたを見るお子様と
幸せを分けあたえようとしているあなたを見るお子様は、
どちらが良いでしょうか?
答えは考える事もないでしょう。

さらに、子どもや家族、友達など周りの人たちに悪いことが起こらず、自分が苦しむ分にはどんな罰も受けるつもり・・・はあなたの勝手な考えでしかない。
人生、誰でも、良いこともあれば悪いこともある。思う通りにならないことの方が多いでしょう。でも、家族でそれを乗り越えようと、協力し合い、絆を深め合いながら、しっかりと今を生きていく。この態度で臨む必要があるのではないでしょうか?
今ここを生きるには、しっかり食べて健康体でいることも大切ですね。
どうか、今この瞬間を大切にする心構えで、自分の心身を調えて、ご家族皆様とともに、幸せ・喜びを分け与えるような家庭を築いていってください。
参考にしてください。一礼
追伸:お礼メッセージありがとうございました。心は揺れるものです。上手くいかない時は誰でもあります。そんな時、独りで抱え込むより、信頼できる人の協力を得るべきだと思います。悩みに独りで抗う必要はありません。ご支援いたしますので、辛い時は遠慮なくご相談ください。この度のご縁に感謝申し上げます。再礼

2024年7月29日 21:42
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有り難し
おきもち

お寺の法務(法事などのご先祖の供養)と 唱題行・写経・法話・カウンセリン...
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心から謝りましょう

拝読させて頂きました。
あなたが幼い頃からしてしまったあやまちや悪事を心から悔やんでいるのですね。そしてその報いが夫さんやお子さんや周りの人達にふりかかってしまうのではないかととても恐れているのですね。詳細なあなたのことはわからないですけれども、あなたのそのお気持ちはとてもわかる様に感じます。あなたのお気持ち心よりお察しします。
基本的にあなたが犯したあやまちや悪は他の方々にふりかかることはありません。本人に報いがくるのです、つまりあなたにです。
あなたがその様に思うならば、あなたが思いなさったこと全てを仏様や神様やご先祖様に手を合わせてありのまま告白なさって下さい、そして心から反省なさり懺悔して下さい。そしてあなたが傷つけてしまった方々や被害を与えてしまった方々に心の中からでも謝りましょう。
そしてこれからその様な悪しき考えや言葉や行いをなさらない様に、あやまちや罪を犯さない様に、善き考えや言葉や行いをする様にと仏様や神様やご先祖様にお誓いなさって下さいね。
あなたの思いや謝罪や誓いを仏様や神様やご先祖様は全て受け止めて下さいます、あなたを受け入れ寄り添いお許しなさって下さいます。
宜しければこれから思いついたら日々仏様や神様やご先祖様に手を合わせてお祈りなさって下さいね。
あなたのあやまちや罪が許されて、大切な方々と一緒にこれからも仲良く楽しく幸せに生きることできます様に切に仏様や神様やご先祖様にお祈りさせて頂きます。そしてあなたや皆様を心より応援させて頂きます。至心合掌

2024年7月30日 9:09
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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

釋 孝修様
早急かつご丁寧にお返事いただきありがとうございます。私の勝手な考え、、という言葉がグサっと刺さりました。また、おっしゃられる通り、今の私を家族が見てどう思うか、、、幸せを分け与えるどころか、苦しいがためにスマホで検索ばかりしているため、現実よりスマホと向き合っている人間に見えているように思います。変えることのできない過去にばかり囚われすぎず、今を大切にしながら前を向いて、2度と同じ過ちを繰り返さないように生きていきたいと思います。お忙しいところありがとうございます。

Kousyo Kuuyo Azuma様
ご丁寧にお返事いただきありがとうございます。「本人に報いがくる」と言うところに、ある意味で安心いたしました。日々過去を反省しながら、心の中でもご迷惑をかけた方たちに謝罪しようと思います。今後の人生でどんな報いがあるかわかりませんが、分からない未来を憂うのではなく、一瞬一瞬を大切に生きていこうと思います。ご先祖様、仏様のおかげで今があり、生かされていると分かっていても、つい日常の中で忘れてしまいがちです。反省・懺悔もしながら、日々の感謝の気持ちを込めて、改めて仏様を大切にしたいと思いました。気づかせていただきありがとうございます。

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