私の我儘で手紙を出していいか悩んでます。
父が自死して20年が過ぎました。
父が最期に私へ遺した言葉と真実が知りたくて叔父へ連絡をしたいのですが不安と迷いがあります。
当時私は小学生でした。父が亡くなるまで母と父は母の借金と男性関係でよく喧嘩をしていました。父の選択もこれが原因だと思っていました。しかし葬儀後のある日、母は私の目を見てはっきりと 言いました。
「お父さんが死んだのはアンタのせい」と。思いっきり殴られたようなショックを感じました。
父が失踪した日、私は校外学習がありました。父が「見に行ってやろうか?」と冗談で私に声をかけた事に恥ずかしさと反抗心で「うるさいよ」と父に言い家を出てしまいました。父はその日のうちに家出をし生きて帰ってくることはありませんでした。母は「だから私が父に冷たくしたせいで寂しくて家出した」と言いました。子供の私は母の言葉が全てでした。母がそう言うならそうなんだと父を死に追いやったという十字架を背負って今までも、今も、生きてきました。本当に後悔しています。だけど私も大人になり親となってわかったこと、例え原因が私でも父をそうさせた引き金は、私の言葉一つでは無いような気がしたからです。父のような人ならば子供を悪者に仕立てあげることはしないと思いました。そして葬儀の時に私宛の遺書を叔父は私が大人になったら見せてあげると言い今も見たことがありません。父の言葉を知りたかったので実家で暮らしの頃、隠れて何度か探しましたが見つけられませんでした。遺書は叔父が持っているのか、母が保管しているのか不明です。今知らないと真実を知る人が、いなくなったら二度と知らないままになると思い、叔父へ手紙を送ろうと考えました。母に聞くことができたら一番良いのですが、長年母から毒親行為で支配され、私から父について話すことはタブーであり、今までも真実を伏せられているので遺書を読みたいなんて絶対に言えません。こんな母なので親戚の連絡を無視し音信不通に。その後遠方だったこともあり連絡先もわからない状態でしたが、父の戸籍を調べることができたので私の昔の記憶を合わせて叔父へたどり着けそうでした。しかしあともう少しでという所で連絡して良いのかと迷いが出てしまいました。私の我儘で今更連絡を取り叔父に辛い記憶を戻してしまうことになります。
今まで音信不通の叔父へ突然手紙を送っても良いのか…。客観的な意見を頂戴したいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
縁が熟した
お父様の件について、長年抱えてきた思いを抱えていることに、まずは心からお察しいたします。
そして、その記憶や後悔、さらには真実を知りたいという強い思いは、とても理解できるものです。
say16さんが今、その真実を追い求めようとしていることは、決してわがままではなく自分自身と向き合い、心の整理をつけるための大切な過程です。
お父様の最期の言葉や真実を知りたいと感じるのは、ごく自然なことですし、
お母様の言葉があなたに与えた影響は非常に大きく、長年心に重くのしかかってきたことだと思います。
その重さから少しでも解放されたい、父の本当の気持ちを知りたいと感じるのは至極当然です。
叔父様に連絡を取ることに対する迷いも理解できます。長い間音信不通であったことや、叔父様にとっても辛い記憶を思い出させるかもしれないという懸念は、貴女が相手の気持ちをとても大切に考えている証です。
そんな気持ちを持った貴女からの手紙なら叔父様も、お父様の遺書をお渡しくださると思います。
長年連絡を取っていなかった叔父様に突然手紙を送るのは少し勇気がいることですが、手紙であれば相手に負担をかけず、相手のペースで読むことができますので良いことだと思います
そこで、叔父様に手紙を送ることについて、いくつか考えるポイントをお伝えしておきます。
まず、手紙の中で、叔父様の気持ちや過去の記憶に対する配慮をしっかり伝えることで、相手にもsay16さんの誠意が伝わると思います。
「辛い記憶を思い出させてしまうかもしれないが、自分の人生において真実を知ることが大切だと思っている」と率直に伝えることが大切です。
そして、なぜ手紙を送ったのか、say16さんが何を求めているのかを具体的に伝えることも重要です
お父様の遺書について尋ねる場合、その目的は自分を責めるためではなく、真実を知ることで過去と向き合いたい、心の整理をしたいということを伝えてみてください。
最後に、仏教では「縁が熟す」という表現が使われます。これは、物事を成し遂げるために必要な条件が整った時、自然と行動や結果が現れるという意味です。
say16さんのお父様への想いが、縁となって叔父様へと繋がったのかもしれません。
是非、叔父様に手紙を通じて丁寧に気持ちを伝え、say16さんの勇気と誠意が伝わり、お父様との縁を再確認できることを願っております。
真実を知りあなたのせいでないことを受け止めて
拝読させて頂きました。
以前からのご質問も読ませて頂き、あなたが今まで本当に辛い思いをなさって生きていらしたのかと想像します。今までその様に重いものをあなたは背負わされて生きてきたのですね。詳細なあなたやお父様やお母様や皆さんのことはわからないですが、あなたが今まで大変な思いを抱えて生きていらしたのかと思います。あなたのその辛い思いを心よりお察し申し上げます。
あなたがおっしゃる通りお父様がお亡くなりになられた理由や原因はあなたにはないと思います。もっと別の様々理由があってお父様は心身共に追い込まれてしまって自ら死を選んだのかと想像します。ですからあなたがその罪や責任を背負うことはないと思います。
あなたがお父様の遺書を読んでお父様が亡くなられた理由を知りたいと思うのは当然ですし、あなたはその真実を知る権利があると思います。
ですからあなたから叔父様にご連絡なさりお父様の遺書を見せてもらいたいとお申し出なさってもいいと思います。
叔父様もいつかあなたにお見せするとお約束なさっておられるのですからもう今であれば見ることできるのではないでしょうか。
一度しっかりと叔父様にお願いなさってみて下さいね。
お母様がどの様なお考えなのかはわからないですけれども、あくまでも想像ですけどお母様はあなたに遺書を見せたがらないかもしれませんし、真実を教えたがらないかもしれません。お母様に対しては一度しっかりと遺書を読みたい真実を知りたいとお伝えなさってもいいかもしれませんが、お母様が急変して逆ギレすることもあり得るかもしれませんので慎重になさった方がいいかもしれません。
ましてやあなたにとってはお母様は今でも毒親なのであるならば、しっかりと距離を取った方が望ましいでしょうからね。
いずれにせよ落ち着いてしっかりとあなたのご希望を叔父様にお話しなさりお父様の遺書を読んで真実を知りましょう。
あなたが真実を知り決して自分のせいではないことを認め、お父様が心安らかになります様にお祈りなさりお父様とのご縁を大切にしながら、大切な方々と心から豊かに幸せを分かち合い生き抜いていくことできます様に切にお祈りさせて頂きます。そしてあなたを心より応援させて頂きます。至心合掌
質問者からのお礼
お返事くださりありがとうございます。
お二方大変参考になりました。いまだに不安な気持ちが大きくて毒母の言葉を思い出しては心が疲れて日々の生活が痛く辛く感じる時があります。しかし真実を知りたい思いは残っているので知る準備を進めていこうと思います。いただいたお言葉を大切にしたいと思います。この度は私の気持ちに寄り添っていただきありがとうございました。