行き詰まり人生のこれから
ありがとうございます。
今までずっと学歴の詐称(中卒→高卒)をして生きてきました。
先日、精神的な病で無職になりました。
仕事を探しますが、いまさら詐称が怖くなり、
正直に生きたい気持ちはありますが
職歴とのつじつまが合いません。
狭い町なので勤めていた会社に情報が行く可能性もあること、
年齢的にも行き詰まっていること。
苦しんで命を絶つイメージしか湧きません。
生きるために詐称を続けるか、
苦しいながらも正直に生きるか。
どうしたらよいでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ご相談病ませていただきました。その苦しみと迷いがどれほど深いものであるか、少しでも理解したいと思いながらお話を伺いました。
学歴の詐称によって、これまでの人生が苦しかったこと、その決断をせざるを得なかった事情があったことと思います。人は時に、生きるために何かを背負いながら前に進むことがあります。その背負ったものが、あなたにとってどれほど重かったかを想像すると胸が痛みます。
今、正直に生きたいという気持ちが心の中に芽生えたこと、それはとても誠実で勇気ある決断です。しかし、その一方で、その決断を実行することに対する不安や恐れも大きいでしょう。それは当然のことです。
あなたが現在感じている「詐称を続けるか、正直に生きるか」という二つの選択肢の中で、どちらも簡単な道ではありません。それぞれに覚悟と勇気が求められます。
正直に生きることを選ぶのであれば、その選択には大きな困難が伴うでしょう。過去の詐称を明らかにすることの重大さ、それによって周囲の反応や影響を受ける恐れ、それら全てを受け入れる覚悟が必要です。しかし、その一方で、正直な生き方がもたらす心の解放と、新たなスタートを切る可能性も秘めています。過去の重荷を下ろし、自分自身を解放し、新たな一歩を踏み出すことができるかもしれません。
一方で、詐称を続けることには、自分自身を守るための選択であることも理解できます。生活や経済的な安定を考えると、その選択は現実的なものかもしれません。しかし、それによって心の中で感じる負担や不安が続くことも考えなければなりません。
どちらの道を選ぶにしても、自分を責めず、自分自身に優しく接することが大切です。どの決断も容易ではなく、それぞれの選択に価値があります。決して自分を否定することなく、理解しようとする姿勢が大切です。
もし可能ならば、自分の気持ちをしっかりと見つめ直すために、信頼できる友人や家族に話してみることも一つの方法です。誰かと話すことで、自分の気持ちが整理され、新しい視点が得られることもあります。
あなたの心の苦しみが少しでも和らぎ、前に進むための光が見えることを心より願っています。人生にはさまざまな道がありますが、あなたがどの道を選んでも、その選択に誇りを持ち、自分自身を大切にしてください。合掌