夫の酒の失態、ストレスの解消法
こんにちは、長くなりますがお読み頂けますと幸いです。
先日夫と私の知人数名と外で飲む機会がありましたが、お酒が進み、違う種類のお酒を複数飲む等し夫が酔い潰れてしまいました。知人たちと別れた後ブラックアウト状態となり、ひたすら叫んだり通行人に絡みに行ったり、道で転んで起き上がれなくなったり等しました。
私が支えて帰ろうにも嫌がり、フラフラと道路に飛び出したりととても危険で、情けなく私も泣きそうになりました。
以前も飲みすぎて記憶を無くし、奇行を起こすことが数回ありましたが、私がそれをひどく嫌がるのと、酔わない飲み方を考えそれを実行していたため、ここしばらくこういったことはありませんでした。
前述の日も夫はコントロールしようとお水を挟んだりしていましたが、終盤に知人が強いお酒を持ってきて断れず飲み、限界を超えてしまったようです。
非常にショックでしたが、こういったことはさらに気をつけるとの話し合いで終わりましたが、このような極端な状態になってしまう原因も解消できないのかと悩んでいます。
まずはじめに彼は管理職をしており、仕事のストレスがあることと、複雑な家庭環境で育ち、未だに癒えない傷があるようです。
両親は憎み合った末彼が中学生の頃に離婚、着いて行った父親は仕事が忙しくお金だけ沢山与えられたり、離婚後母親とは一度も会う事なく死別等他にもたくさんの辛い経験をしたようです。普段はこの話はあまりせず、陽気にしていますが、ずっと心のどこかで今でも傷ついているのは確かです。
また真面目でキッチリした性格のため、ストレスの解放もこう言ったお酒での形の爆発以外できないようです。
普段は映画を見たり運動したり、週末は美味しいものを食べに行ったりする時間への余裕はあります。またそういう時間は彼も楽しんでいるようです。
私も家では楽しく、また私の事をとても大切にしてくれるため、日々の感謝や愛情表現もしますが、爆発するまでストレスを溜め込まないような発散方法はあるのでしょうか。
カウンセラー等も考えましたが、彼なりに過去と折り合いをつけて生きているところ辛い記憶をほじくり返すのはよくないと考えました。
私もちょっと考えすぎかもしれないのですが、辛い過去を癒していけるような心掛けや、ストレス発散方法等、ありましたらお聞かせ頂きたいです。
よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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体質(酒癖)は仕方ない
酔ったときに現れる反応は人それぞれの体質が大きいのではないでしょうか。
また、酔いやすいかどうかも体質でしょう。
ですから、酔ったときの行動について夫を責めても仕方ないです。
花粉症の人に鼻水を出すなと言っても無理なのと同じでしょうね。
酔って気が大きくなる人もいます。
酔ったせいで理性(良識)を失って飲酒運転してしまう人もいるかもしれません。
できることはただ一つ、お酒の量をセーブすることだけです。
お酒を注がれても「弱いので」「酒癖が悪くて迷惑をかけるので」と言って断ることだけが唯一の方法です。
酔ったときの行動を責めるのは可哀想なので、夫を責めるとしたら飲み過ぎたことだけを責めましょう。
ストレス解消法というか脳のコンディションを整えるためには、散歩やジョギング、ガムを噛む等がお勧めです。
世の中には色んな趣味や娯楽がありますが、結局は、気持ち良いことや楽しいことなら何でも良いのです。
甘い物を食べ過ぎてしまう人も、甘い物を食べている時間を楽しみたいのであり、その時間を別の楽しいことで埋められるなら何でも良い、ただ、お菓子以外に楽しいことを知らない(慣れ親しんだ狭い世界で生きている)だけです。
たとえばゲームが趣味の人なら、酔って眠ってしまうとゲームができなくなるからお酒を控えるかもしれません。
酔わなければその時間で他にできることがあると思えれば、お酒のセーブにつながるかもしれません。
心の負担を軽減し、ストレスをためないための対処法
こんにちは。ご主人のことを大切に思い、支えようとされるあなたの姿勢に心から敬意を表します。辛い状況に向き合い、共に改善を目指していることは本当に素晴らしいことです。
ご主人が過去に抱えた傷と、現在の仕事のストレスが重なり、お酒で感情が爆発してしまうことは非常に辛い状況だと思います。お酒がストレス解消の唯一の手段になると、根本的な問題が解決されずに繰り返されることがあり、それが悩みの原因の一つとなっているのかもしれません。
ご主人がストレスを溜め込まないためには、いくつかのアプローチが考えられます。
ストレス発散には運動
運動や趣味など、すでにご主人が楽しんでいる活動をさらに充実させることは効果的です。運動は心身をリフレッシュさせ、ストレスを自然に発散させる力があります。できれば、定期的な運動の習慣を取り入れることが効果的でしょう。
リラクゼーションや瞑想
日常の中で瞑想や呼吸法を取り入れることもおすすめです。真言密教では、心を落ち着けるための瞑想や祈りが大切にされています。これらの方法を試すことで、ご主人の心の安定とバランスを保つ助けになるかもしれません。
定期的な対話
普段の会話の中で、ご主人が抱えるストレスや心の不安について少しずつ共有していくことも有効です。無理に過去を掘り下げるのではなく、現在の感情に焦点を当て、日常的に感じていることを少しずつ話し合うことで、ストレスが蓄積する前に解消することができるでしょう。
専門家のサポート
カウンセリングについての懸念も理解できますが、必ずしも過去を掘り返すことが目的ではなく、現在のストレスや心の負担を軽減する方法を一緒に見つけることができます。もしご主人が興味を持たれるようであれば、専門家のアドバイスを受けることは心のケアに繋がるかもしれません。
最後に、あなた自身のケアも忘れずに。支える側であるあなたも時に疲れることがあります。お互いが穏やかに支え合い、少しずつ心の平穏を取り戻すせるように、お祈りしています。合掌
質問者からのお礼
ゆうさい和尚様
お礼が遅くなり申し訳ありません。
暖かいご回答ありがとうございます。ちょっとウルっと来てしまいました。
続くようならおっしゃって頂いたようカウンセリングも考えないとかなと思いましたが、今回の一件から本人も気をつけてコントロールしているようです。
色々と何気ない話をする時間を増やしてストレス発散出来るよう心がけたいと思います。
ありがとうございました。
願誉浄史様
お礼が遅くなり申し訳ありません。
的確なご回答ありがとうございます。
確かに、その日コントロールできなかった夫に腹が立ってましたが、その時の体調や体質もあり仕方ない部分があるなと思いました。
ストレスを分散できるように楽しい時間を過ごせるよう工夫していきたいと思います。
ありがとうございました。