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自分が生きている意味がわかりません回答受付中

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現在30代前半です。

4年前に回答をいただきました。現在読み返すと私は何一つ変われず、年齢だけを重ねたようです。

300社超応募しましたが転職はうまくいかず、人生で一度も恋人もできたことがなく、今は生きてる意味がわからずに漫然と生きているだけの人生を過ごしています。これからの人生に何の希望も持てません。これから先、生きていても何も楽しいことや喜びが得られるとは思えません。

昔から自己肯定感は底の人間でしたが、数年前から心の底から自信を持てなくなった・持たなくなりました。
仕事が見つからない時期に親に言われた「育て方を間違えた」その言葉がいまでも心にこびりついて離れません。

父は仕事ばかりで母と私には目もくれず、定年を迎えた父は私たちの好物や趣味なども知りませんでした(色々とあり父とは家庭内絶縁状態です)
母は今思えば昔から鬱病に近かったのだと思います。地元から離れて私を産んだ後はほとんど外に出ず毎日同じ料理を作り思い返せば会話もあまりありませんでした。

親には「何かあったら相談して欲しい、心のうちを伝えて欲しい」と言われますが、あんなことを言ってきた人間に今の心のうちを伝えたらどんな言葉で罵られるのか。今の心のうちを誰にも相談できずただどうすればいいかわからず毎晩苦しさに泣いています。
母には今まで育ててきてくれたことは感謝していますが、父と結婚して子供が生まれたら、二人の遺伝子を引き継いだろくでもないものが生まれる可能性を少しでも考えて欲しかったです。

親には結婚をする気はないのかと言われますが、二人の冷え切った関係を目の前で数十年見ていたことによる結婚への嫌悪感、そして育て方を間違えられた見た目も中身もゴミな失敗作を誰が愛してくれるのかと言ってしまいたくなります。

30代まだまだこれからとかまだ若いんだからとか言われますが、それは容姿が整っていて自分に対して確固たる意思や自信を持っている人のみに使われるべき言葉だと思います。
回答をいただいた約5年間、自分なりに頑張ったつもりでしたが結局転職活動も成功せず、恋人もできませんでした。

これから先心機一転頑張るとしてもどこからなにを頑張ればいいかもわかりません、生きるのに疲れました、もう死にたいです。親に最低限迷惑のかからない死に方を探し続けています。
私は生きている必要はあるのでしょうか

2024年10月23日 22:05

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あなたの思いを沢山の方々にお伝え下さい

拝読させて頂きました。
あなたが約5年前ご質問なさった時から何一つ変われずにいると思っておられるのですね。転職もうまくいかず恋人もできず、あなたは自分が生きている意味があるのかと悩んでおられるのですね。詳細なあなたのことはわからないですけれども、あなたのその辛いお気持ちはとても伝わって参ります。あなたのそのお気持ち心よりお察しします。
ご家族の皆さんとも会話も進まずに余計辛い思いをなさっておられるのかと思います。具体的にあなたがこれからどうすればいいのかわからないと思っておられるのも、これからどう頑張ればいいのかわからないのもとても伝わって参ります。その様な状態であなたが疲れ果ててしまいもう死んでしまいたいと思ってしまうのもわかる様に感じます。またあなたが自分がこれから生きる必要があるのかと疑問を抱いてしまうのもわかる様に感じます。
あなたがこれからどう生きていけばいいのか直ぐに答えを見つけることも難しいかとは思うのですが、ひとまず外部の方々にあなたのその思いを話していってみてはいかがでしょうか。なかなかすぐに打開策が見つかるかはわからないですけれども、あなたがその様に辛い状況や思いを抱えていらっしゃることを沢山の方々に知ってもらうことやあなたのことを理解して下さる方々を増やしていくことはとても重要だと思います。
あなたが生きることは当然ながらとても意味のあることですし、あなたが生きる価値のある人であることは間違いないことです。
そうした中で少しずつでもあなたのことを知って下さる方々を増やしていき、あなたとご縁を結んでいくことはこれからのあなたの未来にとっても重要だと思います。
様々な方々とのつながりの中で必ずあなたのことを理解なさって下さる方々やあなたと親しくなっていく方々も増えるでしょう。そうした中であなたが生きることの意味や価値や生きがいを見つけていくこともできると私は思います。
どうかここでもあなたの思いを思いつくままにおっしゃって下さいね、あなたを心よりお待ちしてます。

2024年10月24日 19:41
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脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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仏教を学ぶ喜び

仏教を学び実践する喜びこそが、人生最大の娯楽なのです。
昔の人は、仕事や子育てが一段落したら出家して第二の人生を楽しんだのです。
現代の日本では出家しなくても書籍やネットである程度仏教を学べますし、瞑想や念仏等の修行も家庭にいながら手軽に実践可能です。
仏教によって人生の真理や身体の特性(煩悩のはたらきで悩み苦しみを増やしていること等)を発見すれば、生きるのは気楽で平安になります。
そして、心が気楽になると身軽に行動でき、結果的に仕事やプライベートもうまくいきます。
仏教を知ると、頭の中で悩み苦しみを繰り返す妄想残念の時間が節約できるので、やるべきことに使える時間が増え、作業中に余計な妄想残念が減るので作業効率も上がり、それによって気力体力に余裕ができるので趣味や恋愛を楽しむ余裕ができ、趣味を楽しめるので元気に生きる意欲にもつながります。
なので、仏教について調べてみてください。
ヴィパッサナー瞑想やマインドフルネス、南無阿弥陀仏の念仏等の実践方法や、無常、苦、無我、空、涅槃、五蘊(ごうん)などの仏教用語を調べてみてください。
日本に生きることで仏様の説いた教えを学べてラッキーと思えたら幸せになれます。

2024年10月24日 6:34
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