hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

微笑み語りかける仏様のように...

回答数回答 2
有り難し有り難し 28

私は現在、児童養護施設で生活をしています。私含め6名の高校生が寝食を共にしているわけですから、当然、私人間の争いも勃発します。

きっかけは、僕が誤って他の方の洗濯カゴを取り込んでしまったことでした。失敗に気づいて彼に謝罪して返したときに、全員が見ている前で「お前みたいな新人に人権があると思うな。死ね」という内容のことを大声で言われてしまいました。

それから、私がご飯を食べているときに大嫌いな下ネタを聞かされたり、私が寝ている部屋の前にスピーカーをおいて夜中に爆音を鳴らして起こされたりと、こういった嫌がらせを何十回と繰り返されております。

相手が歳上なこともあり、反論してはいけない、責任は自分にある、と考えて耐えてきましたが、日を重ねるたびに嫌がらせはエスカレートし、私はストレスから一日に2時間程度しか寝付けない状態まで追い込まれ、数日前に遂に爆発してしまいました。

今、私は「生きとし生けるものは皆全て仏様より生を受けた、尊い存在であるのに、他人を強く非難する言葉を使ってしまった...」と罪悪感に苛まれております。
どうすれば、他人を広い慈悲の心で受け入れ、相手の幸福を祈れる人になれるのでしょうか。

他人を忌み嫌う心は、身の回りに様々な悪いことを引き寄せてしまうはずです。どうか、これ以上ことが悪い方に行かぬよう、早急に回答を頂きたく思います。
長文失礼しました。

2024年10月28日 19:36

この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

悪質な暴力行為。施設職員など周りの大人に助けを求めていこう。

でもね、あなたは悪くないんだよ。
誤って洗濯カゴを取り込んでしまったことくらい、「いいよ〜今度は間違えないでね」で済む話です。それでも、ちゃんと謝罪したあなたに対して、酷い暴言を言うなんて、なんて人達なのかしら。悔しいよね。
他の件も、これらは嫌がらせよりも悪質な暴力行為よ。

こんなことに耐えながら暮らさなきゃならないなんて、あまりにも酷いわ。
施設の職員に伝えましたか。

プロフィールも読ませてもらいました。あなたにも事情があって児童養護施設での生活になっているのでしょうが、これではここも安全な場所とは言えませんよね。

施設の職員で信用出来る人はいますか。周りの大人に助けを求めてくださいね。

2024年10月29日 0:46
{{count}}
有り難し
おきもち

個別相談可能
はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として、慌ただしく過ごしております。 ◆ゲートキーパー ご相談 駆け込み寺 (訪問は要予約。まずはメールでお問い合わせください) ◆ビハーラ僧、終末期ターミナルケア、看取り、グリーフケア、希死念慮、自死、産前産後うつ、育児、DV、デートDV、トラウマ、PTSD、傾聴、手話、要約筆記、電話相談員、小学校支援員としても、サポートしています。 ◆一般社団法人『グリーフケアともしび』理事長 【ともしび遺族会】運営 毎月 第1金・昼夜2回開催(大阪駅前第3ビル) 14:00〜,18:00〜 お問い合わせ申込⬇️こちらから griefcare.tomoshibi@icloud.com ◆『ビハーラサロン おしゃべりカフェひだまり』 ビハーラ和歌山代表 居場所運営 問い合わせ申込⬇️こちらから griefcare.tomoshibi@icloud.com ◆GEはしもとサピュイエ 所属 (Gender Equality 誰もが自分らしく生きることができる社会をめざして)DV・女性支援 ◆認定NPO京都自死自殺相談センターSotto 元グリーフサポート委員長(2018〜2024) ◆保育士.幼稚園教諭.小学校教諭. レクリエーションインストラクター 10年間 保育 教育の現場で 総主任として勤めた経験も生かしつつ、お話できることがあれば 幸いです。 いつも あなたとともに。南無阿弥陀仏 ここでは、宗旨を問いません。 まずは、ひとりで抱え込まないで。 来寺お問い合わせは⬇️こちらから miehimeyo@gmail.com ※時間を割いて、あなたに向き合っています。 ですので、過去の質問へのお返事がない方には、応えていません。お礼回答がある方を優先しています。 懇志応援も宜しくお願いします。 ※個別相談は、hasunohaオンライン相談より受け付けています。お寺への いきなりの電話相談は受け付けておりません。また夜中や早朝の電話もご遠慮ください。 法務を優先させてください。
午後から夜の時間帯は都合がつけやすいです。特に21:30以降は、たっぷりとした時間が取れます。 ◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。 言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。 ◆自死で大切な人を亡くされたり、死別により 死が受け入れられなかったり、心の整理がつかない方へ。30分ずつでも、オンラインで定期的に気持ちに向き合っていきませんか。吐露したり泣ける時間も、大事なグリーフケア 。 ◆個別電話ってドキドキして勇気のいることだけれど、声が届くから、聞こえてくるから、ちゃんと繋がっているようで、そばにいるように安心出来ることもあります。 ◆ 終末期ターミナルケア、看取り、希死念慮、自死、グリーフケア、トラウマ、PTSD、子育て、産前産後うつ、不妊、傾聴、手話、要約筆記者 としても、サポート ◆出来るだけ希望時間にお応えしたいと思いますが、午前中は毎日 法務があります。 (相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので) ◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )

あなたは独りじゃない。心強いハスノハ応援団がいます!!

あなたは、「生きとし生けるものは皆全て仏様より生を受けた・・・と罪悪感に苛まれております。」と書いてくれています。これまでにお寺に参ったりお坊様からのご法話を聞いたりして、豊かな仏縁があるのかなと想像しました。だからこそ、「他人は広い慈悲の心で受け入れ・・・」という純粋な願いを持っていることに大変感動しました。
同時に気になることもあります。誰かを広い慈悲の心で受け入れる前に、あなた自身も尊い存在であることを忘れていませんか?本当に必要な時には、怒りを持っていいのですよ。これだけの嫌がらせを受けているのですから、爆発して正解です。あなたにも人権があります。これからの長い人生を含めて、あなたが嫌だと感じることははっきり言葉にし、態度に示す必要があります。あなたが自分自身の存在に自信や誇りを持てなくなり、誰かに服従するようなことは避けなければなりません。仏さまも、悲しまれます。私も、悲しい。もっと、あなた自身を大切にして欲しいです。

現状を改善する具体例として、現状を時系列で記録(相談時の大切な資料にもなる)する。その時の気持ちを掻き出す。本当は(誰に)して欲しいこと。これらを書きだして気持ちの整理をすると、自分が望む本当の将来が明確になります。

「誤って他の方の洗濯カゴを取り込んでしまったこと」は謝罪しましたよね。「一日に2時間程度しか寝付けない状態」になるのは、あなたの責任ではありません。これは完全な嫌がらせ・いじめ・人権侵害です。このような状態なのに、「施設職員は同情すれど改善されない」のであれば、次に相談できる身近な大人として学校の先生、さらには電話やネットを通じた相談窓口があります。施設ではネットは使用できませんか?ならば、人権擁護委員に手紙で相談する方法もあります。学校でネットを使用できる時間に「法務省 人権相談」で検索し、あなたにあった方法を実行してください。

もし、身近な人すべてが仏教の教えにふれていたら、家族からの暴力や施設での嫌がらせは起こらなかったでしょう。残念ですが、あなたの身近な人たちには、仏教のご縁は薄いのでしょう。だからこそ、仏教を支えに生きているあなたを、私は全力で支え護りたいのです。ハスノハに集うお坊さまも、きっと同じ気持ちです。あなたは決して一人ではありません。いつでも心の奥底を語りに来てください。これからも応援し続けます。

2024年10月29日 9:03
{{count}}
有り難し
おきもち

個別相談可能
1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。実家の西福寺で中高生を主体とする「るんびに太鼓」に所属、演奏・指導経験を通して、「人は、支えられてこそたくましく生きてゆける」と体感。青少年よみがえりの場「短期るんびに苑」にも関わる。   平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。ご法話や講演などをご希望の方は、遠慮無くお声かけください。  グリーフケアアドバイザー1級 発達障害コミュニ ケーション初級指導者 つどい・さんあい運営委員
ご相談時間はご希望をいくつかお知らせくださいね。 ◆「絵本のお坊さん」として、絵本を通じて人生を見つめ直す活動を行っています。◆死別、離婚、退職、不安など、様々な喪失を抱える方のお話に寄り添い、仏道の教えを分かち合いながら心を癒すお手伝いをしています。◆資格:グリーフケアアドバイザー1級、発達障害コミュニケーション初級指導者。

質問者からのお礼

中田三恵様、ご回答頂きありがとうございます。
>>「誤って洗濯カゴを取り込んでしまったことくらい、「いいよ〜今度は間違えないでね」で済む話です。」
落ち着いて考えて見れば、その通りですよね。こんなの、因果応報でもなんでもありませんよね。
実は職員にも相談は何度もしているのですが...同情の言葉は掛けられても実際に何か変化があったわけではないのです。
子ども支援をしてくれる機関に積極的に相談してもいいかもしれませんね。

げんさん様、ご回答頂きましてありがとうございます。
自分自身の尊さも忘れてはいけないよ、という大切なご教示を受け、私の心が少し軽くなった気がします。
あくまで自分はひとりじゃない、いつでも相談できる味方がいると信じ、今後改善へ向けたアクションを起こしていこうと思います。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ