大好きな漫画が完結してしまった
1ヶ月前に大好きな漫画が完結しました。
私はその漫画を読む事が生き甲斐だった為、今とても虚無感に襲われています。何の為に生きてるのか分からず、何をするにもやる気や気力が出ません。
どうしたらこの虚無感、寂しさを乗り越える事が出来ますでしょうか?もう二度と好きな作者さんが描いた「彼ら」に会えなくなり、共に冒険を追える事ができないのが辛いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
終わりがあるから楽しめる
みーさんがどれだけその漫画を大切に思っていたかが伝わってきました。
本当に心が痛むような寂しさや虚無感を感じておられるんですね。
大好きな作品が終わってしまうのは、とても辛いことだと思います。
みーさんにとって、その物語やキャラクターがあなたにとって日々の楽しみや支えだったのなら、その喪失感は計り知れませんよね。
みーさんの感じている寂しやさ、虚無感は、貴女がその作品を心から愛していた証拠だと思います。
それだけ素敵な作品に出会えたことは、本当に特別なことだと思いますし、みーさんにとって必要であり大切な出会いだったんだなと思います。
初めて読んだ時のわくわくや、その先のストーリーに心躍らすような体験が感じられなくなる辛い気持ちになってしまいますよね。
私も、漫画の最終巻やアニメの最終回を見てしまうのをためらったりしてしまいますよ。
そのような時、私はいつもしているのは好きな漫画の考察を読んで漫画の違う一面を知ってみたり、海外の人たちの反応(気持ちをストレートに表すので)などを読んだり観たりして、一緒に感情を共有することで、自分の感じていた感情が私一人だけではないことに気付くと少し心が落ち着いてくるように感じます。
仏教としては、題名にも書きました「終わりがあるから楽しめる」ということを教えてくれています。
物語や経験にも「終わり」があるからこそ、そのキャラクターの想いや行動に一瞬一瞬の輝きを持つことが出来、物語の結末が読み手の心を躍らせることができるのです。
つまり、「終わり」があることで、キャラクターが読み手の中で生き続けることが出来てるんですよ。
そして、「終わり」があれば次に「始まり」がやってきますので、終わりを恐れず、自然な一部として受け入れることで、次の新しい始まりに期待をもって頂けたら幸いです。
淋しいですよね
先日、私が毎週予約して観ていた23年間続いたテレビのバラエティ番組が終わりました。
淋しいです。
しかし、世の中はまだまだ広く、素晴らしい作品は他にもあるはずです。
あの作品を楽しめたということは、この世の中にはあなたの心に響く作品が商品価値を認められているのであり、そんな世界なら、他にもあなたの心に相応する作品が必ずあるはずです。
あの作品を支持するファンの存在を創作者達が認識しているわけなので、あの作品のファン層を唸らせるてみせるぞと努力している作家達がいるはず。
新たな作品を探しましょう。
わくわくしますね。
ただし、10代20代の頃に好きになった作品や作者は、一生心に残るものですから、忘れる必要はありません。