人生との向き合い方回答受付中
回答 2
有り難し 1現在35歳になります。
今年誕生日を迎えた際に自分の人生は何だったんだろう、今まで何をしてきたんだろうと、後悔が一気に押し寄せてきました。
10代は実家での祖父の暴力が酷く落ち着ける時がありませんでした。
20代は3.11とリーマンショックが重なり就職がうまくいかず、なんとか就職したものの、仕事がうまくいかなかったこと、残業が月100時間を超えてしまい、新卒で入った会社を1年半で辞めてしまいました。
その後も2番目に入った会社でも人間関係がうまく続かず離職を繰り返してしまいました。
なんとか派遣会社にも入ったりしましたが、勤め先が不祥事を起こして仕事がなくなったり、派遣先をクビになることもありました。
31歳からは福祉施設で社会復帰を目指して事務の業務を行なっています。
ただ、31歳から心労なのか思い喘息を患ってしまい、コロナ禍もあり、引きこもるようになってしまいました。
特にここ数年間は喘息もあり、家にいる時はほぼ寝たきりで過ごしました。
今年になり、喘息が寛解してきたと同時に、何にも成せなかった、何にもなれなかった人生を歩んでしまったことに絶望しました。
今の事業所から独立したいと考えるようになりましたが、年齢的にも就職では足切りに該当する年齢になりました。
最近は将来に対する不安や今までの人生何だったんだろうという後悔でパニック発作を起こすようにもなりました。
若くして成功されている人達を見ると悲しくなる時があります。
福祉施設で働いていますが給料はかなり低いのでお昼ご飯は食べずに働いています。
恋愛もうまく行きませんでした。
ボーナスも今までの人生もらったことはほぼありません。
ただ、20代に諦めてしまった趣味に再度挑戦してみようかなと思います。ただし年齢的な部分があるのでどこまで続けていけるのか不安はあります。
最近は加齢からか時間の体感時間が早くなり、このまま何も成せず絶望したまま独身で1人で死ぬのかと絶望感が大きいです。
今後の人生に絶望せずに歩んでいける指標があればお願いします。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
様々な生き方を観察しましょう
拝読させて頂きました。
あなたが今までの人生でとても辛い大変なことがあり辛い思いをなさっていらしたことや人間関係でなかなかうまくいかずに悩んでいらしたことを読ませて頂きました。これからの人生をどう生きていけばいいのかと絶望感を抱いておられるのですね。詳細なあなたのことはわからないですけれどもあなたのそのお気持ち心よりお察しします。
あなたは今絶望感を抱いておられるかもしれませんが、絶望するだけが人生ではありません。確かに今まではなかなか思う様な人生ではなかったかもしれませんが、これからの人生をあなたは豊かに生きることできると思います。
少し視点を変えてみて様々な生き方を観察なさってみてはいかがでしょうか？地域によっても差があるのかもしれませんが、あなたの周りやそれ以外のところでも沢山の方々がそれぞれに自分の生き方をなさっておられるかと思います。
あなたがやりたいと思っておられる趣味もあるでしょうし、様々な地域活動にも参加なさってみたり、様々なところにお出掛けなさってみて様々ご覧になってみても宜しいかと思います。
因みに私は40歳を過ぎてから住み慣れた東京を離れて栃木に戻って再就職しました。最初はなかなか慣れませんでしたけれども、栃木は空気はきれいですし、食べものも美味しいですし、何でもものが安いです。人々の心根も優しいですから住みやすいところです。
ですからあまりこだわらずに色々な環境や生き方を検討なさってみて試行錯誤なさってみて下さいね。きっと素晴らしい出会いがあなたにもたらされるでしょうからね。
あなたがこれからの未来に素晴らしい出会いに恵まれて様々なご縁の中で心から健やかに充実した毎日を生きることできます様に切に祈っております。そしてあなたを心より応援させて頂きます。至心合掌
個別相談可能
ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。
人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。
仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。ほとんどの願いは叶っている
無い物を求めるような希望があると絶望の原因になりますね。
しかし、日常生活では、実はほとんどの願いが叶っているのです。
たとえばまぶたを閉じようと願ったら閉じられます。
布団の中で手を伸ばそうと願ったら手を伸ばせます。
瞬間ごとに生きる場合は、あまり絶望は無いのです。
法然上人は、「一人一日のうちに八億四千の念あり」と言われました。
心を映画に例えるなら、24時間の映画・動画は8億4千コマの画像（念：心の時間の最小単位）からできているのです。
その一日八億四千念の映画の中で、絶望しているシーンはどれだけあるでしょうか？
手を洗おうと願って水を出して洗って水を止めて手を拭く、その場面は絶望シーンではないはず。
欲・怒り・怠け・プライド等の煩悩、それら煩悩に伴う悩み苦しみストレスが、心に浮かんでは消えていきますので、人生は楽しい場面ばかりではありません。
ですが安心してください。
心は無常。
心は瞬間ごとに生じては滅しており、だから瞬間ごとに新しい心、即ち新しい自分に生まれ変わっています。
ボーナスが無いなと思ったあなたと今のあなたは既に別人なのです。
過去は過ぎ去りもう無い、未来は未だ来たらずまだ無い。
今をリラックスして、試しに今日一日、鼻唄混じりにご機嫌に生活してみましょう。
