天涯孤独の生き方、人との繋がりについて回答受付中
一昨年、唯一の家族だった母親を突然亡くし、天涯孤独になって3回目の年末年始。
人は繋がりがあってこそ存在意義があり、生きている実感を得られるのだと思います。
仕事をしている身としては、それが唯一の繋がりとは言えますが、実際、職場でもプライベートでも話せる人は一切いなくて、生活のために仕事をしているだけで、あまり生きている実感が湧きません。
元々、孤独に生活を送ってきていたのですが、母が亡くなってから、リアルに孤独を感じています。
この時期、年末になって、自殺や孤独死のニュースを聞くにつれ、自分も50を超えたし、健康不安も出てきたし、もういいかな、って思ってしまいます。
しかし、自分から死ぬようなことは到底できなく、重い気持ちのままです。
今は中高年の独り身の方でも、趣味や「推し活」で生きている実感を得られているような方もおられますが、自分の場合、虚しさ、寂しさが増すばかりで、なかなか定着しません。
ここまで未婚できましたが、本当のところは家族と呼べる繋がりが欲しいのだとはわかっていて、今は中高年でも結婚される方が多いので、自分も婚活やアプリもしてみましたが、騙されたり傷付けられたりで、出会いにも希望を持てなくなっています。
世の中、もっと大変な中、生きている方々が多くおられるのもわかっているので、仕事があるだけ、生活ができるだけ恵まれているとは思い、わがままなのかも知れませんが、心の寂しさの部分だけは如何ともしがたいのです。
このまま生きていく気力が持てないのですが、何か、こんな自分でも、これから生きている実感を持てるような心構えや考え方を、新年を迎えるにあたって説いていただけたらありがたく思います。
生い立ちや容姿等に自信が持てず、理想に対しての憧れが強すぎて、人を羨ましく思う気持ちから劣等感を持ち続けている。孤独から買い物(金額は関係なく)に依存し、物欲が強い。心が欠けていると常に感じている。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
まぁく 様 相談ありがとうございます。
あなたが、家族との縁が薄い中、サバイブしてきた事には間違いがない。
しっかりと生きてきたのです。
職場でパワハラにあっても、自分の道を選んだのです。
素晴らしいことだと思います。
そのことをもっと誇りに思ってみては如何でしょうか?
もしかしたら、お母様がお亡くなりになったことで、
まだ癒されていないのかもしれませんね。
でも、あなたはしっかりと生きているのです。
宇宙はどんなに広くても、その時その場所で、息をしているのは、あなたしか居ません。あなたは唯一無二の存在で、しかもしっかりと生きているのです。
孤独で辛くて、前に進めないような感じなら、立ち止まっている今をしっかり見つめて、これまでを掘り返し、自分がしっかり生きてきたことに注目してみよう。
あなたはそこにしっかりと立っているはずですから。
孤独感があって寂しいなら、どうせ死ぬ時はみんな独りだ。と呟いてみよう。
そして、自分を責める必要はない。自分を嘆く必要はない。
これからどんな繋がりが出てくるのか、解らないけど、
どこかで誰かと繋がっていることには違いがない。
コンビニのレジでのちょっとした出会いかもしれない。
ただのご近所さんで、「おはよう」の挨拶をするだけかもしれない。
でも、何かで繋がっているのだ。
命はどこから来たか解らないけど、誰かと繋がっているのだ。
そんな自然な繋がりがあって、家族を超えて、いろんな人と繋がっていて、それが世界へと広がっていく。そんな意識を持ってみてもいい。もしかしたら、仏様と繋がっているかもしれない。
新年が来たら、昇る朝日や、いろんな自然や風景から感じてみよう。
自分に誇りを持って、大地に根ざして、繋がっていることを。
参考にしてください。一礼
追伸:お礼メッセージありがとうございました。「まずは行動の一歩」これはとても大事です。素晴らしいと思います。では、行動の例として、日の出を見て自然への感謝の気持ちを起こして、周りの人と一緒に「ありがとう」を伝えているような気分になってみてください。心の底から、体全体で太陽に向かって、全身全霊で感謝してみてください。きっと何かが変わっていくでしょう。私はそう思います。この度のご縁に感謝申し上げます。またご相談ください。再礼
ネガティブな人生脚本は書き換えることができる
幼少期の辛い経験を抱え、大人になってもその影響に苦しんでおられるのですね。心身ともに大変つらい状況であること、お察しします。
仕切り直して、これからはしばらくプロに頼った方が良いと思います。自己流だと悩みが縺れた糸のように絡まり、解せなくなりますからね。マッチングアプリ等も傷つくので、信頼できるプロのアドバイスを頼った方が良いと思います。世の中には酷い人もいますから!
ご存知かも知れませんが、交流分析やという学問がありまして、私たちの人間関係のパターンや人生のシナリオは、幼少期の経験によって形成されるという考え方があります(※一つの考え方です)プロフィールからの情報で詳しくは書けませんが「自分は愛されない感じがする」といった否定的なメッセージを「無意識に」受け取っている可能性があります。そのため、対人関係においても自分を卑下したり、相手の期待に応えようとしすぎてしまうかもしれません。幼少期の辛い 経験から、自分の人生は辛いとかネガティブな脚本を無意識に作り上げている可能性があります。ドラマ三角からも 誰かを助けたり、面倒を見ることで自己肯定感を満たそうとするかもしれません。
ですが、良い情報、脚本は書き換えられるということです!
認知行動療法や交流分析を受けることで、過去の経験を客観的に見直し、新しい考え方や行動パターンを身につけることができます。ハスノハをはじめ僧侶やカウンセラーに相談し、専門的なサポートを受けることを特におすすめします。
日記につけたり信頼できる人に話したりすることで、自己理解を深めていきましょう。過去の辛い経験を避けるのではなく、安全な場で向き合い、その経験から何を学び、何を手放すことができるのかを探る。
自己肯定感を高める、自分の良いところを見つけ、それを認めるようにしましょう。ポイントは自分を少しは甘やかしたり、自分が喜ぶことをする。ですが、浪費は控え目に。違うことを見つけてみてください。
最後に、幼少期の経験はまぁく様の人生に大きな影響を与えているかもしれませんが、それはすべてではありません。まぁく様は過去の経験を超えて、新しい自分を作っていくことができます。
もし、今すぐ行動に移すのが難しいと感じていたら、ハスノハでZOOM相談をしたり専門家のサポートを求めたりすることが大切です。
それでは良いお年をお迎えくださいませ
質問者からのお礼
覆面僧侶きみー様
年の瀬にご回答ありがとうございました。
意外な、科学的なご回答をいただき、驚いておりますが、自分のことを分析することは大切なことだと思います。
改めて、自分のことを良く思い、こんな自分を可愛いと思えるように、気持ちを持ち直してみたいと思います。
釋 孝修様
年の瀬にご回答ありがとうございました。
家族が居なくなって、自分が気を掛ける人も自分のことを気に掛けてくれる人も居ないという現実が、ただ生きているだけという感覚にしてしまっています。
確かに自分で切り拓いてきた今ですが、年末年始の孤独がこんなに辛いものだとは思いませんでした。
孤独死のニュースを聞くたびに、嫌だな、自分もそうなるんだろうな、と思いますが、先日、心無い人に「孤独死の後処理は300万円掛かるから残しとけ」と言われたので余計に。
でも、まだ死にたくないので、明日は、初日の出を見に外へ出て、気持ちを新たにしたいと思います。
自分の歩みに自信を持って、自分は唯一無二の存在だと考えて、自分が望む人との繋がりを模索してみたいと思います。
まずは行動の一歩として。