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結婚の迷い

回答数回答 3
有り難し有り難し 8

今結婚前提で交際し4年の1歳年上の彼がいて、今年の夏結婚予定です。
私は36歳、彼は37歳です。
彼は会計年度任用職員という、非正規の森林に関わる部署で務める公務員です。
4年くらい続けた前職を、人間関係や給料面などのトラブルで退職し、1年ほど前に転職しました。
私は福祉用具に関する仕事を正社員で5年以上続けてきました。
彼は以前航空自衛官として、東日本大震災も被災地で経験しながら10年以上勤め、高齢のご両親の面倒をみるため退職し、同じ地元の秋田に帰ってきました。
ご実家の敷地内に自分の家を建てて、一人暮らしをされています。
悩みは彼が公務員とはいえ非正規で低収入、家の修繕費などで100万円近い借金があることなどです。
自衛官時代のお金は使い果たし、貯金は50万に届きません。
また私も恥ずかしながら、貯金50万に届いていない状態です。
また家は絶対手放したくないとのことで、助言しても否定され、私の家族のこともたまに否定されることがあります。
しかし人格は好きで、尊敬しており貧しくてもこの人と添い遂げたいと思いますが、不安がつきません。
子供ができなくても、一緒にいてくれるとの事です。
婦人科系疾患がわかり、打ちのめされていたとき、婚約指輪をくれました。
しかしそれも2年前で、転職や彼の家のことなどで、2回程結婚が延期になりました。
おそらく2人で毎月手取り30万ぐらいしか、収入がない感じになりそうです。
しかし彼も仕事をこのままでいいのか悩んでいるみたいで、林業系の仕事で転職も考えているようです。
また知っている同級生などが皆結婚妊娠出産していき、取り残された孤独感と、婦人科系疾患があるため、自分が欠陥品のような気持ちになり、打ちのめされています。
また発達障害ではないものの、グレーゾーンの診断を受けたことがあります。
結婚や出産などを諦める必要はないと、そのときの先生に言われましたが怖いです。
今まで結婚前提で4人の人と交際しましたが、結婚に至らず今に至り、自分がおかしい人間のように思えてなりません。
自分の性交痛によるセックスレスで別れたり、相手の親に反対されたり、金銭感覚が合わず別れたり、色々でした。
生まれてからずっといじめや受験失敗などで、人生にいい思い出がありません。
この人と添い遂げていって大丈夫なのか分かりません。
ご助言お願い致します。

2025年2月21日 5:42

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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

ご質問ありがとうございます。
大丈夫な結婚なんて無いと思います。
誰と結婚しても何かと問題は発生します。
それを二人(場合によっては他の人の力も借りて)で協力して乗り越えられるかどうかが大事です。
お互いに相手のことを大切に思っていれば大丈夫かな。
今のあなた達の気持ちを大事にしてくださいね。

2025年2月21日 12:07
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有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答していますが、無知未熟ゆえに質問を読ませていただくことしかできないことも多々ありますがお許しください。 回答は私個人の意見や解釈もあり、場合によっては浄土宗の教義とは少し異なることもあるということをご了承ください。 また、寺の紹介ページに電話相談についても紹介していますのでどなたでも気兼ねなくご利用ください。 ハスノハのお坊さんがもっと増えますように。 合掌 南無阿弥陀仏

嫌なら離婚しても良い

あなた自身の諸条件や年齢を考えると、この機会を逃せば結婚できない可能性もありますよね。
それならば、一旦結婚してみて、嫌なら離婚すれば良いと思ってはどうでしょうか。
ただし、結婚相手に初婚を求めないのであれば、バツ一のお金持ち(子持ちの場合も)となら結婚のチャンスは広がるかもしれませんが。
初婚同士が良いということなら、とりあえず今の彼と結婚してみてはどうでしょう。
あるいは、しばらく事実婚で試してみても良いでしょう。
離婚が当たり前の昨今ですから、嫌なら離婚すれば良いと思います。
少なくとも、結婚や同棲はコスパ良いので、貯金はしやすくなります。

2025年2月21日 12:59
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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。 仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。

❝一人口は喰えなくとも、二人口は喰える❞。

〈人格は好きで、尊敬しており貧しくてもこの人と添い遂げたいと思います〉・・・これだけで充分です・・・💚。
色々な心配事は「結婚しようが、独りでいようが」、生きてる限り、必ず次々出て来ます。それを、独りで考え解決するか、二人で相談しながら解決するか・・・それが「結婚」と言うものです。
❝一人口は喰えなくとも、二人口は喰える❞・・・昔のお年寄りがよく言ってました。要するに、経済的な「心配」は独りで悩む—悩んでも解決しませんが―か、二人で悩み、相談するか・・・。で、相談して、二人で「支え合って」、見栄を張らずに、収入に応じた生活をやっていけば、❝何とかなる❞という事です。
お互い、相手を尊敬して、話し合いながら助け合っていけば、必ず仕合せ―本来の「しあわせ」の語源で、一生仕える人に出合うという言葉―に成ります。
最後に、一休さんのお言葉をお贈りします。それを、噛みしめながら、前に進んで下さい。
❝心配するな 大丈夫 何とかなる❞ 合掌 南旡阿弥陀仏

2025年2月21日 13:32
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有り難し
おきもち

質問者からのお礼

ご回答ありがとうございます。
大丈夫な結婚なんてないとのお言葉に、少し安心できました。
2人で相談していきたいと思います。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ