ずっと死にたいという思いが離れないです
ここ数年、もしくはそれよりずっと死にたいという思いが頭から離れず、具体的な対策が思いつかず悩んでいます。自殺なんてするべきではないと頭では分かっていても死にたくなってしまい困っています。
少し話が飛びますが、死というものと直面した出来事として、先月、祖父が亡くなりました。
とても幸せな最期だったと思います。家を離れた私や弟が偶然実家に戻り、一緒にご飯を食べ、会話をして、翌朝苦しまずに家族に見守られた大往生でした。
通夜や葬儀も遺族のみんなが笑っていて、誰もが「いい人生だった、幸せな人だった」と祖父を送り出していました。
私も祖父に対して別れの悲しさや苦しさより感謝の方が強く、死ぬならこんなふうに笑顔で見送られたい、こんな死に方がいいと心底思えました。
にもかかわらず、心にべっとりと死にたい、もう今すぐ自分で人生を終わらせたいという気持ちが付き纏って離れません。
頭では祖父のように天寿をまっとうして見送られたいと思うし、私に先立たれた両親は悲しんで悲しんでずっとずっと引き立ってしまうから、あるいは子供の死によって狂ってしまう姿さえ想像できるから死ぬなんてダメだ、と思っているのに、心は死にたいのです。
その感情は幸せな時にもやってきて、楽しいのに、幸せなのに「あ、死にたい」と思ってしまう時もあります。
私は本当に恵まれていて、仕事もさせてもらえて、住む家があって、食べるものがあって、趣味にお金も時間も使えます。
心も時間もお金も物も惜しみなく私に使ってくれる家族がいます。それでも、なぜだか死にたくなってしまうのです。
どうしたらこの死にたいという気持ちとうまく付き合えるでしょうか。ご教示いただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
お坊さんからの回答 2件
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受診もね。心地良い時間、自分を労って、優しく甘やかすのも良い
祖父さまのご往生、お寂しくなりますね。最期まで、ご家族と一緒の時間を過ごし、思い出が尽きず感謝でいっぱいだなんて、多くのお育てを下さったお方だったのですね。
前を歩いてくださる人の存在は、どれほど心強いことでしょうか。長い人生をお疲れ様でしたという想いですよね。
良い人生、幸せな人生と言っても、祖父さまはいろんな時代を見てこられたでしょう。多くの出会いもあったでしょうが、別れも経験してこられたことと思います。お辛いことも、悲しいこともあったでしょうに、こうして家族が「良い人生、幸せな人生」と感じられるように、祖父さまが乗り越えてこられたからこそ、ご家族にはそのように映るのでしょう。
祖父さまが皆さまの支えだったように、祖父さまもまた、ご家族の存在に支えられて生きてこられたのでしょうね。
あなたの死にたい気持ち。何か、心身のバランスが崩れて、そのように感じてしまうのかもしれません。自律神経の乱れやホルモンバランスなども影響しているかもしれません。
鬱症状は心の風邪からも起きます。一度しっかりと受診しませんか。ポッカリ心に穴が空くときは、ハスノハでゆっくり、のんびり、ゆったりと話をしましょう。そうしながら、やり過ごすのもいいんじゃないかしら。
あなたに心地良い時間、自分を労って、優しく甘やかすのも良いのよ。誰かに頼ってもいい。一緒に乗り越えていきましょう。
与えられた命をしっかり生きて下さい
拝読させて頂きました。
あなたがご家族の皆さんと一緒に幸せに毎日を生きている中でもふと死にたいと思ってしまうことを読ませて頂きました。詳細なあなたや皆さんのことはわからないですが、あなたのそのお気持ち心より受け止めさせて頂きたいと思います。
私達は日々生きている中でも生と死のあいだに生きているのです。いつなんどき私達の命が終わり死ぬ時が来るかわからないのです。それが今日なのか明日なのか来年なのか5年後なのか20年後か50年後か100年後かはわからないです。けれどもいつかは死ぬ時が来ますし、死はいつも身近にあるのです。
あなたが死にたいと思う気持ちもあるでしょうし、生きたいと思う気持ちもあるかと思います。どうかご自分のことそして周りの人達のことを大切に生きて下さいね。
あなたがこれからの未来を大切な方々と一緒にお互いのことを思いやり助け合い健やかに生きることできますように、あなたが与えられた命を皆さんと心豊かに幸せに生きることできますように切に仏様や神様やご先祖様にそしてお祖父様にお祈りさせて頂きます。そしてあなたを心より応援させて頂きます。至心合掌



午後から夜の時間帯は都合がつきやすいです。
◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。
言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。
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